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統計ソフト「gretl」を使ってみよう (終わり)!
パネルデータの分析について。
このブログは表題の様に医学に関連した例題を扱って来ました。しかし、今回のパネルデータに適した医学データが手元に有りませんので、下記 URLの計量経済データを紹介します。
URL:
http://www.jstatsoft.org/v27/i02/paper
Journal of Statistical Software
July 2008, Volume 27, Issue 2.
(Panel Data Econometrics in R: The plm Package)
このパネルデータは統計解析環境「R」に収めれていますので、「R」の環境下では、次により読み込むことが出来ます。
library(plm)
data("Grunfeld",package="plm")
「R」の環境がない場合は、情報統計研究所の下記 URLから、「Grundeld_panel for gretl」(Excel ファイル)をダウンロードし適当なフォルダーに保存してお使い下さい。
URL:
http://sky.geocities.jp/dqcdr872/dbase/gretl.html
それでは、
gretl を起動→
File →Open data →Import →Excel →保存ホルダーから [ Grunfeld_panel.xlx ]を選択 →Open
Start import at column[1] , row[1] →OK →Yes →
Structure of dataset [ ◎Panel ] →Forward
Panel data organization [ ◎Stacked time series ] →Forward
Panel structure [ Number of cross-section units [ 20 ] , Number of time periods [ 10 ] →Forward →Apply
Model →Panel →Fixed pr random effect →
Panel model
inv →Dependent variable
valu , capital →Independent variables →
◎Fixed effects →OK
同様にして、
◎Random effects →OK
出力結果は次の通りです。
Fixed effects(固定効果モデルの場合)
出力内容などの説明は、
成書(TSPによる経済データの分析、第2判、和合肇・伴金美、東京大学出版会、98p~101p、1995年]かWeb情報などをご活用下さい。