先号(25)に続いて2変量の関係を示すカテゴリカルデータのグラフ表現の1例を示すと左図の様なモザイク図となります。
ここでの2変量は共に名義尺度ですが、2変量の片方が連続尺度であれば右図の様なロジスティックに当てはめることが出来ます(ロジスティック確率プロット、SAS-JMP)。
この様に、カテゴリカルデータを単に分割表にまとめるだけではなくグラフにすることでデータの特徴が見えてきます。2変量が共に名義尺度であれば対応分析(コレスポンデンス)による検討も容易になってきました。
色々と高性能多機能の統計ソフトが市販されていますが、ただ高価ですので正直言って個人がたやすく買えるってモノでも有りません。
しかし、書店や図書館等で「○○による・・・統計手法」の本を読んでみると最近の探索的統計手法の傾向が分かると思います。