日ハム 302 110 000 7
広島 000 100 200 3
勝利投手:上沢5勝2敗
敗戦投手:大瀬良2勝2敗
本塁打:[日本ハム]渡邉1号、近藤7号
大瀬良は初回に安打と盗塁などで1死3塁とされ、西川の一ゴロの間に先制点を許すと、さらに2死1塁から渡辺に2点本塁打を浴びて初回に3点を失いました。
3回には四球で1死1塁として、近藤に2点本塁打を浴びて2点を失い、続く4回にも3塁打で無死3塁とされて清水の犠飛で1点を失い、4回を投げて6安打1四球6失点で降板となりました。
5回は菊池保がマウンドに上がり、2塁打と四球で2死1,2塁とされ、石井に適時打を浴びて1点を失いました。
打線は、3回に2塁打と犠打で1死3塁としながら、田中広が一飛、宇草が遊ゴロに倒れて無得点に終わるも、4回に2死1塁から林が適時2塁打を放って1点を返しました。
続く5回には無死2塁としながら、代打クロンが三振、田中広が左飛、宇草に二飛に打ち取られて得点を奪えませんでした。
6回からは大道が登板して2回を無安打無失点に抑えると、打線が7回に敵失による1死1塁から代打中村奨と田中広の連続適時長短打で2点を返し、さらに2塁打で2死2,3塁としましたが、松山が二ゴロに倒れてしまいました。
8回は高橋樹が1安打無失点に抑え、9回は中崎が安打と四球などで1死1,2塁のピンチを招くも、後続を断って無失点で切り抜けましたが、打線が無得点に抑えられて、チームは3連敗となってしまいました。
チームの連敗ストップとともに勢い付ける投球を期待された大瀬良でしたが、まさかの今季最短の4回6失点でKOされてしまいました。大瀬良は、球にキレがなく本調子ではなかったと思われます。先週の登板はコロナ感染拡大防止のため中止となったため登板機会が1度飛んでおり、2週間ぶりの実戦登板だったことで、調整が難しかったと思われます。
大瀬良であれば、試合中に修正して立ち直ることもできるはずですが、初回に3点を失ったことで日本ハム打線が勢い付き、立ち直るきっかけを掴めず3回と4回も失点を重ねてしまったと思われます。
今の先発ローテでは、一番頼りになる存在であるだけに、2週間も間隔を空けずに先週末のロッテ戦で起用しても良かったのではないでしょうか。
たぶん、今週末の楽天戦で森下と高橋昂を即先発させるプランがあったため、大瀬良と森下を同一カードに起用したくないという考えがあったため、大瀬良は2週間空けて起用したと思われますが、チーム状態は決して良い訳ではなく、チームは借金を抱えていることを考えれば、1軍レベルでないネバラスカスを無理に起用するよりは大瀬良を起用して、森下を次カードのソフトバンク戦に回すプランもあったと思います。
明日は野村が昇格して先発します。何とか悪い流れを止める投球を見せてほしいですね。