楽天 400 120 050 12
広島 200 111 000 5
勝利投手:涌井6勝3敗
敗戦投手:中村祐3敗
本塁打:[楽天]黒川1号、岡島6号
[広島]クロン5号
中村祐は、初回に連打で無死1,2塁のピンチを招くと、1死後島内に適時打を浴びて1点を失い、さらに2死後には黒川に3点本塁打を浴びて、いきなり4点を失いました。
2回の2死1,2塁は島内を一ゴロに打ち取って無失点で切り抜けましたが、4回は2死後に内野安打と四球で1,2塁のピンチを迎えて、浅村に適時打を浴びてしまい、4回を投げて8安打2四球5失点でマウンドを降りました。
打線は2番小園、3番菊池涼、5番林を起用すると、初回に小園の2塁打で1死2塁として、菊池涼の適時3塁打と林の適時打で2点を返しました。
4回には連打と盗塁などで1死2,3塁としてクロンの適時打で1点を返して2点差に追い上げました。
5回からは大道が登板するも、岡島に本塁打を浴びると、さらに安打と死球に犠打で2死2,3塁とされ、磯村の捕逸でこの回2点を失ってしまいました。
それでも5回裏にクロンが本塁打を放つと、6回には2死3塁から西川の適時打で1点ずつ返して、再び3点差に追い上げました。
大道は6回も続投して三者凡退に抑えると、7回も中田が三者凡退に抑えましたが、8回に登板した中崎が2安打とクロンの失策で1死満塁のピンチを迎え、浅村の押し出し四球、島内の3点適時3塁打、岡島の犠飛でこの回5点を失って試合が決してしまいました。
打線も7回以降は1安打に封じらえて楽天に大敗を喫して連勝はなりませんでした。
先発の中村祐が4回5失点KOされると、2番手大道も2回2失点、4番手中崎に至っては1回5失点と炎上して、14安打12失点と投手陣が崩壊しました。
中村祐は、初回にいきなり5安打を集めらえて4点を失って試合の主導権を失ってしまいました。2回と3回は無失点に抑えただけに初回の4失点が痛すぎました。これで登板3試合全て初回に失点しており立ち上がりの悪さは改善される気配がなく、コロナ禍で巡ってきたチャンスをモノにできませんでした。
コロナの影響による代替選手については、野手陣は予想以上の活躍を見せて奮闘していますが、投手陣は誰一人結果を残すことができず、1軍と2軍の実力差を痛感させられました。
明日は森下が、明後日には高橋昂が先発予定となっており、来週には九里も1軍復帰すると思われるので、投手陣はようやくまともに戦力が整います。
野手陣は松山がコンディション不良で離脱していますが、全体的に好調なことから、先発陣さえ整えば十分に戦えるはずです。明日からが反攻の始まりになると思います。まずは森下が田中将に投げ勝ってチームに勢いを付けてほしいですね。