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脅威の粘りで連敗を止める

2021年06月15日 22時58分50秒 | 試合結果

西武 010 010 100 3
広島 100 110 02X 5
勝利投手:塹江2勝2敗
敗戦投手:ギャレット1勝3敗2S
セーブ:栗林1敗12S
本塁打:[西武]川越2号、山川10号
    [広島]宇草2号

 

 打線は、西川をスタメンから外し、左翼には宇草を起用してテコ入れを図ると、初回に2塁打と犠打で1死3塁として、小園が適時2塁打を放って先制点を挙げました。しかし、先発の大瀬良は初回の1死2塁は呉を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、2回に四球と安打などで1死1,3塁とされて、山田の犠飛で同点に追いつかれてしまいました。

 それでも4回に連打で無死1,3塁として、宇草の二ゴロの間に1点を挙げて勝ち越しに成功するも、直後の5回に大瀬良が2死無走者から代打川越に本塁打を浴びて再び同点に追いつかれました。

 しかし、直後の5回裏に2死後に四球で2死1塁として、坂倉が適時3塁打を放って三度勝ち越しました。ところが、大瀬良が7回に山川に本塁打を浴びてまたも同点に追いつかれ、なおも安打と犠打などで2死3塁のピンチを迎えましたが、金子を左飛に打ち取って勝ち越しは許さず、7回を投げて7安打1四球3失点でマウンドを降りました。

 8回は塹江が登板すると、連打と犠打で1死2,3塁のピンチを迎えて、栗山を三ゴロに打ち取るも、三本間の挟殺プレーで會澤が負傷交代となりました。さらに死球で2死満塁とピンチが拡大しましたが、菊池涼の好守により愛斗を二ゴロに打ち取って勝ち越しは許しませんでした。

 すると直後の8回裏に2死後に林の安打で2死1塁として、宇草が2点本塁打を放って勝ち越しに成功し、この試合初めて2点のリードを奪いました。

 9回は栗林が登板して三者連続三振に斬る完璧な投球で、チームの連敗を8で止めました。

 

 3度のリードを追いつかれる苦しい展開でしたが、最後は若手の奮起で4度目のリードを奪い、栗林がリードを守り切ってチームの連敗を止めました。

 先発大瀬良がピリッとせず3度のリードを守り切れず、打線も得点後のチャンスであと1本が出ず、最近の投打がかみ合わないチームを象徴するような試合運びでした。

 8回に塹江がピンチを招いた時には9連敗を覚悟しましたが、塹江も良く踏ん張り、菊池涼の好守が悪い流れを変え、好調の林と西川に変わって起用した宇草が流れを掴み勝ち越しに成功しました。

 チーム状態が悪い時は、調子の良い若手を積極的に起用することで、現状を打破できることを示した試合でした。

 投打が噛み合わず8連敗とチームの雰囲気は重苦しかったと思いますが、林と宇草の活躍で重たい空気を吹き飛ばしてくれました。これでチームの雰囲気も変わると思うので、明日の交流戦最終戦は白星で終わりたいですね。  

 ただ、負傷交代した會澤の状態が心配です。軽傷であることを願いたいですね。

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