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中継ぎ投手が崩壊して交流戦最終戦は大敗

2021年06月16日 23時18分56秒 | 試合結果

日ハム 002 002 400 8
広島 000 010 000 1
勝利投手:伊藤4勝4敗
敗戦投手:九里5勝4敗

 コロナによる離脱から復帰した九里が先発し、初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がりでしたが、3回に2安打で1死1,2塁のピンチを迎え、2死後に近藤と王に連続適時打を浴びて2点を失いました。さらに四球で2死満塁としましたが、野村を左飛に打ち取って追加点を与えませんでした。

 5回にも死球と犠打で1死2塁とされましたが、近藤と王を凡打に打ち取って無失点で凌ぎ、5回裏の攻撃で代打を送られて、5回を投げて5安打2四死球2失点で降板しました。

 打線は、2回に四球と安打で1死1,2塁の先制機を作りましたが、宇草が二ゴロ併殺に倒れると、4回にも安打などで2死2塁としながら坂倉が三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 5回に安打と敵失で1死1,3塁とすると、代打田中広は三振に倒れるも、菊池涼が四球を選んで2死満塁として、野間の適時内野安打で1点を返すも、続く小園は二ゴロに倒れて1点止まりでした。

 6回からはコルニエルが登板するも、連打と犠打で1死2,3塁のピンチを招き、石原の捕逸とスクイズで2点を失ってしまいました。さらに7回には中田が2塁打と自らの失策に四球で無死満塁のピンチを招き、王と渡邉に連続適時打を浴びて3点を失って、1死も取れずマウンドを降りました。無死1,2塁でマウンドに上がった菊池保は、2死後に石川亮に適時打を浴びて、この回4失点で試合が決まってしまいました。

 8回は高橋樹が登板して三者凡退に抑えると、9回は島内が無失点に抑えましたが、打線は6回から8回まで完璧に抑えられてしまいました。9回に四球と安打で1死1,3塁とするも、宇草が三振、代打西川は右飛に倒れて得点を挙げられず、交流戦最終戦は大敗となり、交流戦は3勝12敗3分と散々な成績となってしまいました。

 交流戦最終戦は、攻守とも精彩を欠いた試合となり、収穫は復帰した九里が5回2失点と好投したことくらいで、リーグ戦再開に向けての光は見当たりませんでした。

 守っては1点差に追い上げた直後の6回に石原が捕逸で追加点を与えると、さらにスクイズで追加点を奪われて試合の流れを手放してしまいました。さらに7回には3番手中田がバント処理をミスして傷口を広げると、1死も取れず4点を失って試合が壊れてしまいました。

 最近の試合では、コルニエルの起用が5回や6回になっており、勝ちパターンの継投ではなくなっており、役割が明確に決まっていないように感じます。信頼しているのであれば、勝ちパターンとして7回に投げると決めて起用した方が良いと思います。また、中田への信頼が高すぎるのも気になります。今日の展開であれば7回は中田ではなく、菊池保、島内でも良かったと思います。リーグ戦再開に向けて再度中継ぎ陣の起用方法を見直してほしいですね。

 攻撃では2回の先制機で宇草が併殺に倒れて流れを掴み損ねると、5回には敵失で貰ったチャンスで代打田中広がハーフスイングでの三振と最悪の結果となり、一気に攻めたてられませんでした。

 この場面でなぜ代打が田中広だったのか理解できません。何かを仕掛けるつもりだったなら分かりますが、特にサインは出ていなかったと思われ、単純に左という理由だっただけのような気がします。状態の良くない左打者より右打者ながら状態の良い中村奨を起用しても良かったと思います。

 野手の起用についても、右左に拘り過ぎているように感じます。あまり拘り過ぎず、単純に状態の良い選手を率先して起用してほしいですね。

 

 また、東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」の内定選手が発表され、カープからは菊池涼、鈴木誠、會澤、森下、栗林の5人が選ばれ、球団別では最多選出となりました。ただ、會澤については昨日の試合で左足を負傷して、今日出場選手登録を抹消されており、出場は不透明な状況となっています。

 カープから5人も選ばれるのは光栄なことですが、栗林や菊池涼は後半戦に備えて休ませてあげたいという思いもあり、少し複雑な心境です。ただ選ばれたからには、チームの勝利に少しでも貢献して金メダルを獲得して帰ってきてほしいですね。

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