広 島 000 040 004 8
DeNA 005 302 00X 10
勝利投手:砂田1勝1敗
敗戦投手:大道2勝1敗
本塁打:[広島]石原1号
[DeNA]オースティン15号、佐野6号
先発の大道は、3回に四球などで2死3塁とされ、桑原の適時内野安打で先制を許し、さらに連打で2死満塁とされてオースティンに満塁本塁打を浴びてこの回5点を失いました。
続く4回も続投して、連続四球と安打で無死満塁のピンチを迎え、2死後に伊藤光に3点適時2塁打を浴びて降板となりました。
打線は、初回に2四球で2死1,2塁としながら林が二ゴロに倒れて無得点に終わると、5点を失った直後の4回には無死2塁のチャンスを作りながら、林と坂倉が連続三振、中村奨は二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。
しかし、5回に先頭の石原が本塁打を放つと、1死後に連打で1,2塁として、小園の適時2塁打、鈴木誠の犠飛、林の適時打で4点を返しました、なおも安打と四球で2死満塁としましたが、石原が三振に倒れてしまいました。
5回はコルニエルが登板して、死球と安打で2死1,2塁のピンチを招くも、日本最速タイの165㎞で大和を三振に斬って無失点で凌ぎました。しかし、6回に島内が2死1塁から佐野に痛恨の2点本塁打を浴びてしまいました。
7回は菊池保、8回はバードがともに三者凡退に抑えると、6回から8回まで1安打に抑えられていた打線が9回に連打などで1死1,3塁として敵失で1点を返し、さらに安打で1死満塁となり坂倉の二ゴロの間、代打西川と石原の連続適時打で3点を挙げましたが、最後は代打羽月が遊直に倒れて、あと一歩届かず3連勝は成りませんでした。
打線は昨日のDeNAと同様に9回に驚異的な粘りを見せて追い上げましたが、序盤からの失点が大きすぎました。それでも打線が最後まで諦めない姿勢を見せて9回に4点を返したことは、次戦以降にも必ず繋がります。
この3連戦は若手の活躍により打線が活性化しており、交流戦で貧打に苦しんだことが嘘のようです。この打線の繋がりはたまたまではなく、本物だと思うので、打線の心配は無くなりました。
あとは投手陣さえしっかりと抑えてくれれば、白星を積み重ねていけると思います。先発投手が味方の援護があるまで最少失点で踏ん張り、中継ぎも不用意な失点を無くしてほしいです。
大道は、3回と4回の失点はともに先頭打者への四球がきっかけになっており、防ぐことができた失点だと思います。また、失点しても桑原の適時内野安打による1失点で踏ん張ってほしかったです。もしかすると、不運な形で失点したことで気持ちを切り替えられなかったのかもしれませんが、今日の経験を次回登板に活かして、次こそは最少失点で切り抜けられる投球を見せてほしいですね。