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8回2死無走者から逆転される

2021年06月29日 22時57分03秒 | 試合結果

広島 220 040 000 8
巨人 204 010 04X 11
勝利投手:高梨2勝1S
敗戦投手:森浦2勝3敗
セーブ:ビエイラ6S
本塁打:[広島]鈴木誠10号
    [巨人]岡本和22号、23号

 初回に2死1塁から鈴木誠が2点本塁打を放って先制しましたが、1回裏に先発の大瀬良が死球で2死1塁として岡本和に2点本塁打を浴びて同点に追いつかれました。

 それでも続く2回に四球と敵失に安打で無死満塁として、大瀬良の適時内野安打で1点を挙げると、併殺後、西川にも適時内野安打が出て、この回2点を勝ち越しました。さらに3回にも安打と四球などで2死2,3塁の追加点機を作りましたが、野間が投ゴロに倒れて無得点に終わりました。

 大瀬良は3回に安打と四球で無死1,2塁として、1死後丸、岡本和、坂本に3連続適時打を浴びてしまい、さらに2死後に投手の戸根にも適時打を浴びて、この回4点を失って、3回を投げて6安打2四死球6失点で降板となりました。

 4回は高橋樹が1安打無失点に抑えると、5回に2四球と2塁打で無死満塁とすると、1死後に野間の適時打、代打松山の2点適時2塁打で逆転に成功し、さらに四球で1死満塁として西川の内野ゴロの間に1点を加えて、この回4点を挙げました。

 5回に登板した塹江が、連続四球などで2死1,2塁のピンチを招き、代打中島の適時打で1点を失いました。6回はコルニエルが三者凡退に抑えるも、7回も続投して死球と安打で2死1,2塁のピンチを招いてしまいましたが、代わったバードが代打石川を右飛に打ち取って無失点で凌ぎました。

 8回は森浦が登板して2死後に連続死四球で1,2塁のピンチを招き、丸に適時打を浴びて同点に追いつかれ、続く岡本和に3点本塁打を浴びてしまいました。

 打線は、7回以降は巨人の継投の前に三者凡退に抑えられて痛い逆転負けを喫して借金16に逆戻りとなりました。

 

 大瀬良が今季最短となる3回6失点でKOされてしまいましたが、打線が奮起して逆転に成功するも、最後は継投失敗により痛すぎる逆転負けとなりました。

 大瀬良が予想外の早期降板となったことで、継投が難しくなり、コルニエルがイニング跨ぎを強いられる展開となりました。ポイントはその後の継投で、7回2死1,2塁となったところでバードをマウンドに送りピンチを脱したことから、バードもイニング跨ぎの8回も登板すると思っていましたが、森浦に交代しました。

 森浦も勝ちパターンを担っていることから交代もありだと思いましたが、2死後に連続死四球でピンチを招き、打席に丸を迎えたところで、森浦が左打者を苦手にしていることを考えれば、島内かフランスア、若しくは勝ちに拘るなら栗林に交代するべきだと思いました。結果的に丸に同点打を浴びて、岡本和には痛恨の勝ち越し弾を浴びることとなり継投失敗となりました。

 とは言え、森浦が悪い訳ではなく、大瀬良が3回で降板したことによるしわ寄せが最後に出てしまったことが要因と思われます。大瀬良は不甲斐ない投球が続いていることから、さすがに2軍で再調整の必要があるように思います。

 

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