カープな毎日

カープファンのひとりごと。

玉村がプロ初打点に初勝利

2021年06月18日 23時13分34秒 | 試合結果

広  島 016 000 000 7
DeNA 101 000 020 4
勝利投手:玉村1勝3敗
敗戦投手:濵口4勝5敗
セーブ:栗林1敗13S
本塁打:[DeNA]桑原5号

 先発の玉村は、初回に安打と四球などで1死1,2塁のピンチを招き、2死後に宮崎に適時打を浴びて先制を許しましたが、打線は直後の2回に四球と安打などで2死1,3塁として、玉村がプロ初適時打を放って同点に追いつきました。続く3回には連打と四球で無死満塁として、連続押し出し四球と林の3点適時2塁打で5点を追加し、さらに四球などで1死1,3塁となり、菊池涼の適時内野安打で1点を追加して、この回6点を挙げました。

 4回にも四球と敵失で無死1,2塁のチャンスを貰いながら、坂倉が遊ゴロ、林が併殺に倒れてしまい、5回は振り逃げによる無死1塁で玉村が犠打失敗、7回1死1,2塁は宇草と玉村が凡退して追加点を奪えませんでした。

 玉村は、3回無死から桑原に本塁打を浴びて1点を失うも、続く4回の無死2塁ではソトと田中俊を連続三振、四球を挟んで代打楠本を二直に打ち取って無失点で凌ぎました。5回から7回までは2安打に抑えて、7回を投げて6安打2四球2失点10奪三振の好投でマウンドを降りました。

 8回は森浦がマウンドに上がるも、2塁打などで1死3塁とされ、宮崎に適時打を浴びてしまい、2死後に安打で1,3塁とされたところでマウンドを塹江に譲りました。塹江は大和に適時打を浴びて、さらに安打で2死満塁の大ピンチを迎えましたが、桑原を三振に斬ってこの回2失点で止めました。

 9回は栗林が登板して四球と安打で無死1,2塁とされましたが、オースティンを三振、宮崎を併殺に打ち取って無失点で凌ぎ、リーグ戦再開初戦を白星で飾ると共に、玉村がプロ初勝利を挙げました。

 

 玉村は初回にいきなり1死1,2塁のピンチを招きましたが、ここで踏ん張り最少失点で凌ぐと、直後の攻撃では自ら適時打を放って同点に追いつきチームを鼓舞すると、3回にはDeNA先発濱口の乱調に付けこみ一挙6得点を挙げました。

 玉村は3回に本塁打で1点を失うも、その後は毎回のように先頭打者を出塁させながらも、後続を断って無失点に抑えて7回まで投げ抜きました。10奪三振はもちろん素晴らしいですが、それ以上に6安打されながら、2失点で踏み止まった粘投は先発として試合を作るという意味ではとても良かったと思います。

 前回登板のソフトバンク戦でも6回無失点の好投をしており、2試合連続で先発として役割をしっかりと果たしていることから、先発投手として一回り成長して、ローテを任せることができるようになったと思います。

 終盤にリリーフが乱れて2点を失ったものの、リーグ戦再開初戦を良い形で終えることができました。明日は森下が先発するので、この良い流れを継続させてチームに勢いを付けてほしいですね。

コメント