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楽勝から一転ヒヤヒヤで逃げ切る

2021年06月19日 20時04分51秒 | 試合結果

広  島 302 011 113 12
DeNA 210 000 017 11
勝利投手:森下4勝4敗
敗戦投手:ピープルズ2勝3敗
セーブ:栗林1敗14S
本塁打:[広島]菊池涼7号、林3号、中村奨1号
    [DeNA]伊藤光2号、オースティン14号、宮﨑6号

 初回に2塁打と四球で2死1,2塁の先制機を作ると林の2点適時2塁打で先制し、さらに内野安打で1,3塁として西川の適時打で1点を追加して3点を先制しました。

 先発の森下は、初回に伊藤光とオースティンに本塁打を浴びて2点を失うと、2回には安打などで1死2塁とされ、大和に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。

 それでも直後の3回に連打で無死1,3塁のチャンスを作り、林の適時打と坂倉の犠飛で2点を勝ち越しました。5回には四球と盗塁に安打で無死1,3塁として1死後に西川の内野ゴロの間に1点を追加すると、6回は菊池涼、7回は林、8回は代打中村奨がそれぞれ本塁打を放ちました。さらに9回には四死球と安打で無死満塁のチャンスを貰い、石原の犠飛と羽月の2点適時打で3点を追加して、試合を決めたかと思われました。

 森下は、4回に2安打で1死1,3塁のピンチを招きましたが、大和を三振、京山を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぐと、5回から7回は三者凡退に抑えて、7回を投げて7安打8奪三振3失点でマウンドを降りました。

 8回はバードが登板して、安打と連続四球で1死満塁のピンチを招いて、宮崎に押し出し死球を与えてしまいましたが、ソトを三振、代打嶺井を中飛に打ち取って1失点でふんばりました。

 9回は高橋樹が登板しましたが、堂林の失策、四球、内野安打で1死満塁のピンチを招き、2死後にオースティンに押し出し四球を与え、続く宮崎に満塁本塁打を浴びてしまいました。さらに安打を打たれたところで、マウンドを栗林に譲りました。

 栗林は、代打楠本と大和に連続適時長短打を浴びて2点を失い、1点差に追い上げられましたが、最後は柴田を一ゴロに打ち取って何とかリードを守り切って、6月初の連勝となりました。

 

 9回表終了時点で8店のリードがあり、楽勝かと思われましたが、高橋樹が失策をきっかけに崩れると3点差となったところで、まさかの栗林を投入する展開となりました。さすがの栗林も勢い付いたDeNA打線を止めきれず1点差まで追い上げられましたが、最後は辛うじて1点差を守り切りました。

 今日の勝利は、打線が先制、勝ち越し、追加点と着実に得点を積み重ねて12得点をあげたことに助けられました。その中でも5番に入った林の4安打が大きな価値がありました。初回の先制打に始まり、同点の3回には勝ち越し打、5回は好機拡大の安打、7回は本塁打を放ち、さらに9回は追加点のきっかけとなる四球を選びました。

 この連勝は林の活躍が打線を活性化させたことで成し得たことは間違いなく、この良い流れに乗って西川や鈴木誠らの状態が上がってくれば、チームも上昇気流に乗ることができ、後半戦に向けて良い戦いができるはずだと思うので期待したいですね。

 連勝はしましたが、最後にDeNA打線が明日に繋がる攻撃されたことで、明日は勢い付いた打線を止めるのが大変になるかもしれません。大道には立ち上がりに気を付けてもらうとともに、打線が今日と同様に初回からしっかりと援護してほしいですね。

 

 

 

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