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投手陣が無失点リレーでチームの連敗を3で止める

2021年06月02日 22時54分43秒 | 試合結果

日ハム 000 000 000 0
広島 000 002 01X 3
勝利投手:森浦2勝1敗
敗戦投手:加藤3勝3敗
セーブ:栗林11S

 

 先発の野村は初回に無死1塁で高浜を二直併殺に打ち取ると、2回には安打と四球で2死1,2塁のピンチを招くも清水を遊ゴロに抑えて無失点で凌ぎました。5回にも四球と安打で2死1,2塁とされましたが、高濱を左飛に打ち取ってピンチを脱しました。

 6回にはセーフティーバントと安打で無死1,3塁の大ピンチを背負い、渡邉を三振に斬ったところでマウンドを降りました。後を継いだ森浦が石井をスクイズ失敗、平沼を二ゴロに打ち取り無失点で切り抜けたため、野村は5回1/3を投げて7安打2四球無失点の好投でした。

 打線は、菊池涼が1軍に昇格して即1番2塁でスタメン復帰し、3番左翼中村奨、4番中堅西川、5番捕手磯村を起用するも、加藤に5回まで3安打に抑えられて2塁さえ踏めませんでした。

 6回に2塁打とセーフティバントで無死1,3塁として、宇草がスクイズ失敗、中村奨が三振に倒れましたが、西川が2点適時2塁打を放って先制に成功しました。

 7回はコルニエルが三者凡退に抑え、8回は塹江が2死後に連打で1,2塁のピンチを招きましたが、代打杉谷を三振に斬って無失点で凌ぎました。

 8回裏に2塁打と四球に盗塁などで1死2,3塁として、西川の投ゴロが野選となり1点を追加しました。

 9回は栗林が無安打1死球無失点に抑えて、デビューから20試合連続無失点と記録更新するとともにチームの連敗を3で止めました。

 

 コロナ禍以後は、投壊が続いていましたが、ようやく止めることができました。その立役者は、先発の野村と2番手の森浦の2人で間違いないでしょう。

 野村は、持ち味の制球力を活かしてのコースを突いた丁寧な投球を披露し、毎回安打を浴びながらも我慢強い投球で日本ハムに得点を与えませんでした。

 6回にピンチを招いて無念の降板となってしまいましたが、先発としてしっかりと試合を作り、終盤の味方打線の得点に繋げました。打線の援護が遅かったため、今季初勝利は成りませんでしたが、勝ちに値する素晴らしい投球でした。この投球を続けていけば、今季初勝利は近いと思います。

 森浦も1死1,3塁という大ピンチでマウンドに上がり、石井のセーフティースクイズを失敗させると、平沼も打ち取って無失点に抑える好救援でした。

 この投球が直後の味方打線の援護を呼び込んだことは間違いなく、今日の試合の最大のポイントとなりました。

 勝ちパターンの継投は、コルニエル、塹江、栗林に固定されましたが、森浦のような好投手が控えているのは心強いですね。これからも勝負所で好救援を続けてほしいですね。

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