全国的にうだるような暑さが続いていますので
ちょっとゾッとするようなお話をば。
私の伯母の実体験です。
伯母は4人きょうだいの一番上。
2番目・3番目は女の子だったので妹。
4番目の末っ子が私の父。つまり弟。
歳の順に嫁に行きました。
3番目の女の子、つまり下の妹は
アメリカの方と結婚。
「日本で暮らす」と言う約束だったので
伯母や祖母の近くに家を買って住んでいました。
しかし数年後
妹の夫がどうしてもアメリカに帰らねばならなくなったので
妹夫婦は幼い息子と3人で日本を離れました。
今の時代からは考えられないことですが
その当時は、日本人は自由に外国へ行くことができなかったのです。
くわしいことはこちらに載っています。
なので
日本に帰国したり
逆にこちらから訪ねていくということはなかったそうです。
1ドル=360円の時代でしたから
おいそれと行ける金額ではありませんでしたしね。
貨幣の価値も今とは全然違いますし。
その妹は
渡米して数年後
病気でなくなりました。
ちょうどその亡くなった時間に
祖母や伯母の住む家に不思議な現象が起こったんですが
それを書くと長くなってしまうので
またの機会に…。
妹の死からほどなくして
伯母は2人目の子供を出産しました。
しかし当時はまだ病院の衛生管理も杜撰だったのか
出産後、すぐに産褥熱を出してしまいました。
40度を超える高熱でした。
伯母はベッドで苦しみ、意識も朦朧としていきました。
突然、体が楽になりました。
???
意識がはっきりしてきた伯母が起きあがってみると
そこは一面の花畑でした。
少し先には小川が流れていて
とても気持ちの良い場所でした。
すると
小川の方へ向かって
真っ白な着物を着た人たちが
列をなして歩いて行くのが見えました。
なぜか音楽も流れていたそうです。
「♪ふけゆく/秋の夜/旅の空の/わびしき想いに/ひとり悩む/恋しやふるさと/なつかし父母…」
有名な「旅愁」という歌です。
ぼんやりとその人たちを見ていた伯母は
「あっ!」と声をあげました。
なんと、列の中に、病気で亡くなった妹がいるではありませんか。
伯母は列に向かって走っていき
妹の手を掴もうとしました。
その瞬間、妹は伯母の顔をじっと睨んで
「お姉ちゃん!来たらあかん!まだ来たらあかん!!」
そう怒鳴りつけたそうです。
驚いた伯母は呆然と立ちつくし
白い着物の列を見送っていました。
次の瞬間
伯母は病院のベッドの上にいたそうです。
夢?
それにしてはリアルすぎる…。
伯母はとても戸惑いました。
そして伯母の体は回復し
生まれた子供とともに退院することができました。
伯母は後に語っていました。
あの白い着物を着た人たちは
故郷を遠く離れて亡くなった人たちなんだろう。
だから「…恋しやふるさと なつかし父母…」という歌が流れてたんだろう。
妹も見知らぬ外国で生活して病気になり
どんなにか日本に帰りたかっただろうに。
親に会いたかっただろうに。
そう思うと切なくてね。
その伯母も3年前、84歳でこの世を去りました。
ちょっと涼しくなりましたか?
ちょっとゾッとするようなお話をば。
私の伯母の実体験です。
伯母は4人きょうだいの一番上。
2番目・3番目は女の子だったので妹。
4番目の末っ子が私の父。つまり弟。
歳の順に嫁に行きました。
3番目の女の子、つまり下の妹は
アメリカの方と結婚。
「日本で暮らす」と言う約束だったので
伯母や祖母の近くに家を買って住んでいました。
しかし数年後
妹の夫がどうしてもアメリカに帰らねばならなくなったので
妹夫婦は幼い息子と3人で日本を離れました。
今の時代からは考えられないことですが
その当時は、日本人は自由に外国へ行くことができなかったのです。
くわしいことはこちらに載っています。
なので
日本に帰国したり
逆にこちらから訪ねていくということはなかったそうです。
1ドル=360円の時代でしたから
おいそれと行ける金額ではありませんでしたしね。
貨幣の価値も今とは全然違いますし。
その妹は
渡米して数年後
病気でなくなりました。
ちょうどその亡くなった時間に
祖母や伯母の住む家に不思議な現象が起こったんですが
それを書くと長くなってしまうので
またの機会に…。
妹の死からほどなくして
伯母は2人目の子供を出産しました。
しかし当時はまだ病院の衛生管理も杜撰だったのか
出産後、すぐに産褥熱を出してしまいました。
40度を超える高熱でした。
伯母はベッドで苦しみ、意識も朦朧としていきました。
突然、体が楽になりました。
???
意識がはっきりしてきた伯母が起きあがってみると
そこは一面の花畑でした。
少し先には小川が流れていて
とても気持ちの良い場所でした。
すると
小川の方へ向かって
真っ白な着物を着た人たちが
列をなして歩いて行くのが見えました。
なぜか音楽も流れていたそうです。
「♪ふけゆく/秋の夜/旅の空の/わびしき想いに/ひとり悩む/恋しやふるさと/なつかし父母…」
有名な「旅愁」という歌です。
ぼんやりとその人たちを見ていた伯母は
「あっ!」と声をあげました。
なんと、列の中に、病気で亡くなった妹がいるではありませんか。
伯母は列に向かって走っていき
妹の手を掴もうとしました。
その瞬間、妹は伯母の顔をじっと睨んで
「お姉ちゃん!来たらあかん!まだ来たらあかん!!」
そう怒鳴りつけたそうです。
驚いた伯母は呆然と立ちつくし
白い着物の列を見送っていました。
次の瞬間
伯母は病院のベッドの上にいたそうです。
夢?
それにしてはリアルすぎる…。
伯母はとても戸惑いました。
そして伯母の体は回復し
生まれた子供とともに退院することができました。
伯母は後に語っていました。
あの白い着物を着た人たちは
故郷を遠く離れて亡くなった人たちなんだろう。
だから「…恋しやふるさと なつかし父母…」という歌が流れてたんだろう。
妹も見知らぬ外国で生活して病気になり
どんなにか日本に帰りたかっただろうに。
親に会いたかっただろうに。
そう思うと切なくてね。
その伯母も3年前、84歳でこの世を去りました。
ちょっと涼しくなりましたか?
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