ROCK & CINEMA DAYS

映画とROCKと猫が大好きです

たまにはノスタルジアな話でも

2014-09-18 16:52:00 | 家族
定休日なしの自営業をしていて

年に1度か2度ほど、「きょうは休んでいいよ」と言われる時があります。

それもたいていは前日か当日に言われるので

「どこへ行こうかワクワク」と予定を立てられることもなく

「さて、どうしよう」と悩んでしまいます。



田舎なので、電車で移動するとなると不便だし

とりあえずは車で遠出でもしようかとなります。

ひとりで気ままにドライブ。どこへでも行けばいいのに

なぜか行き着くのは、息子たちが幼い頃に連れて行った場所。



定休日のないわが家では

家族そろって外出、ということがなかなかできませんでした。

その頃は義父母も家業を担っていたので

もっぱら私が息子たちを外出させていました。



まだカーナビもネットも普及してなかった時代

ファミリー向け情報誌や単行本を片手に

道に迷いながら知らない場所へ向かう日々でした。

森の中にある広大な公園。

巨大な児童館。

一般開放されている牧場。

フロア全部がウルトラマングッズであふれている建物。

世界のいろんな国の文化が体験できる施設。



いまも存在している場所もあれば

取り壊されてしまったところもあります。

そのひとつひとつが私の中で

息子たちの笑顔・泣き顔・怒り顔とともに刻み込まれています。





巨大な児童館の中にあった空中トンネル。

この児童館は体を使った遊びができるしくみになっていて

子供たちが大喜びで遊べた施設です。

のちに愛知万博開催地と重なったため

数年間閉館していました。





児童館に行ったらそのあと足をのばして

一般開放されている牧場へ行くのがパターンでした。

動物が好きな息子たちのお気に入りスポット。

ポニーに乗って馬場をゆっくり歩けます。

売店のソフトクリームはおいしくて有名です。



いつでも両手が使えるように

着替えやお弁当を詰め込んだリュックを背負い

いつでも抱っこできたり走れたりするように

ぺたんこのスニーカーを履いて

2歳半違いの息子たちを引率。

すぐにケンカし始める息子たちに怒鳴ってばかり。

2人いっしょに泣き始め

「泣きたいのはこっちだよ」とトホホ状態の時も。



もう20年近くたったのに

もう息子たちは家にいないのに

なぜか私が出かけるのは

あの時3人で行った場所。

せっかくの貴重な休みだから、行ったことない所へ行けばいいのにね。

心の貧乏性(笑)。



育児でヘトヘトなお母さんたちへ。

その頃が幸せだったと思える日が必ず来ますよ。

子供と過ごす時間は宝物です。

ガンバレ。




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