このLPは2枚組なのでA・B・C・D面とあるのです。
B面は、
カントリーソング<スウィート・ヴァージニア>から始まります。
何でヴァージニアが甘くかわいいのか?おそらく”とうもろこし畑”が広大にある風景なんでしょうね!もう、ストーンズはアメリカ南部に住んでるがごとく馴染み過ぎてますね!
<トーン・アンド・フレイド>アコーステック・ギターがいい感じです。ここではミックテイラーはベースを弾いています。
<黒いエンジェル>何なんでしょうね?この深い土着性は、土のにおいが感じます。ジャガーのハープがいい。
<ラヴィング・カップ>愛のおそろいのマグカップじゃないですよ。イントロのピアノ(ニッキ―・ホプキンス)が素晴らしくいい。”山”のことを歌っているみたいです。
いいですねB面の楽曲!A面のぐいぐいのロックに比べ、”田舎”って感じです。
C面は、
<ハッピー>から始まります。もう、説明不要のキースの十八番です。キースは、レゲエやバラードでのボーカルが多いですが?こんなストレートなロックもいいですね。
今じゃ、1本のスタンドマイクで、キースが歌い、コーラスでミックがそのマイクに絡む!あのシーンはないですが、この当時は、大変素敵な瞬間でした。
<タード・オン・ザ・ラン>ミディアム・テンポのノリノリの曲です。ミックのハープがいいうねりを助長してます。
<ヴェンチレイター・ブルース>ミック・テイラーが曲に参加してます。なかななストーンズの作詞・作曲に加わることが出来ないところですが、クレジットされています。この曲も、渋い1曲です。しぼり出すようなミックのボーカルが凄いです。途中からそれに絡むテイラーのリード・ギターも素晴らしいです。
<彼に会いたい>これも土着度の高い曲です。
<レット・イット・ルース>原点にふりかえる。スローテンポの名曲です。ドクター・ジョンがMac Rebennackと言う名でバックコーラスとして参加しています。(ついでにピアノを弾けば良かったのに。)曲の最後の辺のコーラスワークは鳥肌ものです。
D面は、
<オール・ダウン・ザ・ライト>シャキシャキのサイドギターのイントロ!粘りのあるリード・ギター!抜群のギターワークですね。やはりこのころのストーンズが一番好きだなスイングするノリが最高です。
<ストップ・ブレイキング・ダウン>前曲のノリを引き継ぎ、このアルバムのハイライトに突入します。ミック・ジャガーもギターで参加(トリプル・ギター)、イアン・スチュワートのピアノ。なによりも凄いのが、ミック・テイラーのリード・ギター(ミックも”ワン・モア・タイムと促してます)が素晴らしいかぎりです。
<ライトを照らせ>ビリー・プレストンのイントロのピアノが印象的な名曲です。このタイトルで映画を取りましたね?(まだ観てないけど...)
<ソウル・サヴァイヴァー>いよいよラストの曲です。
なんか一気に書かないと、この土着性強いアルバムの深みにはまり出れない抜け出せないみたいに感じてます。
最後の曲もノリ(グルーブ)に酔いしれそうです。
さて、次は