鴨頭の掲示板

日本史学関係の個人的な備忘録として使用します。

【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「黒嶋敏著『海の武士団―水軍と海賊のあいだ―』」『地方史研究』第416号(2022年4月)

2022年04月11日 12時44分50秒 | いち研究者としての日記

前掲『地方史研究』第416号には、もう1本、標記の記事が掲載されています。掲載は120~122ページです。

標記の新刊(吉川弘文館、四六判、全240ページ、2021年、本体2,200円+税)では、日本中世の海に影響力をもつ諸集団につき「海賊」といえるほど終始反体制の行動をとるわけでなく「水軍」というほどに権力者との関係は強固でなく「海の武士団」というほど武士社会にコミットしないと指摘します。そのうえで、彼らを〈海の勢力〉と呼び、彼らのありようを捉えなおそうとしました。吉川弘文館「読みなおす日本史」シリーズの1冊として、一般的な歴史ファンも読みやすいよう平易な作文でもって構成されています。こうした本書の評価点を、簡潔な作文で述べてみました。

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【記事】 鴨頭俊宏《新刊案内》「山本志乃著『団体旅行の文化史―旅の大衆化とその系譜―』」『地方史研究』第416号(2022年4月)

2022年04月11日 12時12分23秒 | いち研究者としての日記

地方史研究協議会に投稿していた標記の記事を掲載する『地方史研究』第416号(第72巻第2号、2022年4月)が完成し発行されました。掲載は108~109ページです。

標記の新刊(創元社、A5判、全336ページ、2021年、本体3,200円+税)は、誰もが安全に旅をできる「旅の大衆化」を進めたのは団体旅行の発展であるとの立場から、わが国団体旅行の歴史を、江戸時代から昭和時代の高度経済成長期にかけ縦断しながら解説していくものです。平易な作文であり、一般的な歴史ファンも読みやすい仕上がりになっているといえましょう。こうした本書の評価点を、簡潔な作文で述べてみました。

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【備忘】 2022年1~3月の本ブログへのアクセス動向について

2022年04月11日 03時20分05秒 | いち研究者としての日記

現在、本ブログは、研究成果を受贈したり、あるいは私自身が研究業績を上げたりなど、あくまで研究関係の備忘録用に限り使用しています。ゆえに、今年の1月4日から4月8日までのあいだ、投稿は全くありませんでした。

にもかかわらずその期間、毎日のべ40~45人ものアクセスがあったようで、正直驚いています。私が何か投稿していないか毎日チェックしてくれている人がけっこうな数いらっしゃるみたい……。

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