今日は7月7日、「七夕」です。でも、俳句では旧暦の7月7日の行事で、五節句の一つとして秋の季語になっています。しかし、現在では新暦の7月7日や月遅れの8月7日に行うところが多いですね。こちらでも殆ど新暦で行っていますので、彦星と織姫や天の川などが見られるということは滅多にありません。今宇部は雨が降っていませんので、先ほど外に出てみましたが、全く何も見えませんでした。ちなみに今年の旧7月7日は8月17日になっています。やっぱり七夕は星のよく見える秋でなくっちゃ意味ないと思うんですがね~。皆さんはどう思われますか?
七夕や野にもねがひの糸すすき 小林一茶
七夕の一粒の雨ふりにけり 山口青邨
荒梅雨のその荒星が祭らるる 相生垣瓜人
一茶の句は勿論のこと、青邨の句もきっと旧暦の七夕を詠んだものでしょう。しかし、瓜人の句はまさに新暦の七夕ですね。
新暦ですれば、大体梅雨の明ける前ですから雨になることが多いのも仕方がありませんが、今年は先日来の大雨で、今日はあちらこちらでかなりの被害が出ています。山口県でも周南市や岩国市で土砂災害のため死者まで出ているようです。
宇部の方は昼前から雨が上がって、日光まで差し始めました。風が吹いて蒸し暑くもなく、さらりとした過ごしやすい日でしたので、同じ山口県で被災された方々の様子をテレビで見ていると申し訳ない気持ちになります。
そうしたら先ほどは地震の速報が…今度は関東で5弱とか?(詳しいことが分からないので、今ネットを見てみるとどうも震度はマチガイのようで…)もう本当に日本列島はあっちもこっちもズタズタですね。どうしたらいいんでしょうか?天の神様のなされるがまま…ということしか言えないのかしら!
写真は「牡丹臭木」です。去年もブログに紹介して書いていますので省きますが、最初のは6月27日に撮った蕾です。その3日後と一週間後のものですが、私はちらほら咲き始めている3日後ぐらいの花が一番好きですね。