ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

今日の兼題は〝鰻〟

2018年07月23日 | 俳句

 今日は二十四節気の一つ、「大暑」です。と言うわけではないでしょうが、日本列島は大変なことになっています。とうとう国内の観測史上最高気温を更新して、埼玉県熊谷市で41.1度を記録したとか…おそろしい!

 昨年のブログでは、この日の「全国最高気温ランキング」を見みたら、ナント山口県の萩市が1位で、35.6度と、書いています。それと比べると35度なんて、このところ日本のどこでもがずうっ~とそうですもの。今年の異常な暑さが推して分かりますよね。

 今日も句会でした。兼題は「鰻」、もちろん夏の季語です。特に土用の丑の日に食べるのは「土用鰻」といいます。

  鰻笯を揚ぐる加減のありにけり   大木葉末

  魚籠のまま土用鰻の到来す     亀井糸游

 句会でも鰻を捕る様子を詠んだものがたくさんありました。〈夜明け待つ男二人や鰻筒〉〈香草に惹かれて鰻筒の中〉〈鰻かと思へば釣れし鯰かな〉〈浅瀬来て親子しかくる鰻籠〉〈金盥の鰻がつちり握らるる〉〈鰻釣いつしか夫は少年に〉など…

 Fさんはお父さんが鰻捕りの名人だったとか、鰻を捕る長い筒の中に蓬を入れて…その蓬が「香草」なんですって。Yさんは兄弟が鰻捕りによく行っていたと…それが「男二人」。Nさんは夫が鰻釣りに行って…。今日の句会は川のほとりの人ばかりですので、みな昔ここで鰻を捕っていた思い出があるんですよ。ナントうらやましいこと!これぞまさしく〝ふるさと〟ですね。

 今日はウレシイおみやげもありました。家でできた見事なトマトと胡瓜をNさん夫婦が持ってきておられ…他の皆さんはみな自分ちにできてるからいらないと…ヤッター!それで全部私と主人がもらって帰ったんです。ほら、美味しそうでしょ!

 

コメント
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