このところ忙しくて、一日遅れのブログになってしまいました。昨日はその前日の「厚狭の花火大会」のことを書きましたので、今日は昨日の俳画教室のことです。
画題は「グラジオラス」、6月29日のブログに写真を載せています。夏の季語で、アヤメ科グラジオラス属の多年草。南アフリカ原産の数種の交雑により作り出された園芸草花で、球根で増えます。
以前私も球根を貰ったり、買ったりして植えていましたが、毎年手入れして、植え替えたりしませんでしたので、いつの間にか消滅してしまいました。この花はとても華やかで美しいのですが、丈が長いのが困りもの。咲き始めはいいのですが、雨風などにやられて途中から折れたりするととても見苦しくなります。それが嫌でとうとう植えなくなりましたけどね~。
グラジオラス妻は愛憎鮮烈に 日野草城
まあいいか少しうるさいグラジオラス 川崎展宏
グラジオラスまつすぐ咲いて疎まれる 田邊香代子
どの句もグラジオラスの持っている特性をうまく描き出しています。ほんとにきれいで豪華な花なんですけどね~。俳句と同じで出すぎはよくない…控え目なのがいいよということでしょうか。
私の今回の俳画は、先生から〝少し控えめでしたね〟と言われてしまいましたが、そう見えますか?自分ではしっかり書いたつもりですが…。賛は「しずかなる雨音のみの夏木立 季穂」。この句の作者「季穂」さん、先生も知らないんですって!私も知りませんので、ネットで調べてみましたが、分かりませんでした。今までは殆ど「藪本積穂」でしたから、それの間違いかもと…どうなんでしょうね。