おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
クラシエ薬品の資料を参考としたものを掲載します
不妊症-16
方剤解説⑧
8.桂枝茯苓丸
気剤
桂枝(辛温)
血剤
桃仁(苦平)
牡丹皮(辛寒)
水剤
芍薬(苦平)
茯苓(甘平)
【効能】
比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、
のぼせて足冷えなどを訴えるものの次の諸症:月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身(打撲傷)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきび
【処方解説】
桂枝のふくまれる処方は、気の上衝すなわち上半身の充血(のぼせ、めまい、頭重、頭痛)が証の中にあらわれる。
本方は、こうした上衝とともに下半身は冷え、所謂「冷えのぼせ」のタイプであり、顔色や唇など赤味がかかり、種々の出血(子宮出血、下血、鼻出血、皮下粘膜下出血)や炎症、生理異常その他婦人科疾患などの瘀血(おけつ)を伴ったものに用いられる。
婦人病または女性の美容剤として、代表的な処方であるが、男性にも種々の炎症疾患に駆瘀血剤(くおけつざい・おけつを取り去る方剤)として広く用いられる。
代表的な症状としては、桃仁や牡丹皮の証である、右下腹部に於ける抵抗や圧痛を認め、右の腰痛を訴える。また、芍薬の証による腹直筋の拘攣、すなわち腹がすじばり、臍の左の動悸などの腹部の異常があらわれる。更に茯苓の証が加わり、臍上の動悸として示される肩こりなどもひどく出てくる。
全般に左上半身、右下半身に異常をあらわす血剤の代表処方として駆瘀血作用(くをけつさよう)、利水作用、そして上衝を伴う気剤をそろえた薬方である。
便秘があれば、桂枝茯苓丸加大黄
腫瘤が強いときには三稜、莪朮を加える(宝宮泉)。
皮膚の訴えが強ければ、桂枝茯苓丸加ヨクイニンが使用される。
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