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黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十 第五節 訳

2012-10-09 09:22:59 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十

第五節

 帝曰。以候奈何。

 岐伯曰。必先度其形之肥瘦、以調其氣之虚實。實則寫之、虚則補之。必先去其血脈而後調之。無問其病。以平爲期。

 

黄帝が申されました

 候とはどのような事なのであろうか。

岐伯が答えて申しました

 先ずその病者の体型の肥痩の様子を見ます、その病者の虚実を調べまして、実であれば瀉法で病を攻め(湯液で言えば、汗法(発汗させる)・吐法(吐かせる)・下法(下剤をかける))、虚であれば之を補うのでございます。

 必ず、細絡(瘀血の症状のひとつで、毛細血管が拡張して網目状に透けて見える状態。新・東洋医学辞書)とわかるものは、之を去るためには鋒鍼(ほうしん)等を用いて刺して血を出してその後を整えまして。その病について問うのではなく、平の状態が予期するものでございます。

 

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