おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
黄帝内経素問 三部九候論篇 第二十
第六節
帝曰。決死生柰何。
岐伯曰。形盛、脈細、少氣、不足以息者危。形瘦、脈大、胸中多氣者死。形氣相得者生。參伍不調者病。三部九候皆相失者死。上下左右之脈相應如參舂者病甚。上下左右相失不可數者死。中部之候雖獨調、與衆藏相失者死。中部之候相減者死。目内陷者死。
語句の意味
形盛=身体が充実している。
脈細=気血両虚や諸虚労損のときにあらわれる。
少氣=しょうき・話す言葉に力がなく、呼吸が弱々しく短いものをさす。
気=①体内を流れている栄養に富んだ精微物質で、たとえば水穀の気(飲食物から得られる栄養素)などをさす。
②臓腑の活動能力で、たとえば五臓の気・六腑の気・経脈の気などをさす。
③臨床上では臓腑機能の失調によっておきた病状、たとえば胃気不降、肝気犯胃などと用いる。
④温病弁証の部位あるいは段階。気分ともいう。
参伍=複雑な症状・特徴を相互に参照し合い、対比・類推して判断すること
参伍=三と五と。まじり組む。まぜて組み合わせる。
参伍不調=脈拍の跳動が不規則であることをさしており、脈の打ち方は渋っている。
上下左右之脈=王冰の注に「三部九候上下左右凡て十八診なり。・・・・・」鍼灸医学大系
参=サン。マイる。貴人や目上の人におめにかかる。=三。加わる。マジる。いりくむ。あずかる。参与する。弾劾する。ためす。シン。人参。星の名。
舂=ショウ。ウスヅく。ツく。粟(あわ)をつく。臼(うす)でつく。
參舂=さんしょう
鍼灸医学大系=「参舂」とは、右からも左からも上からも杵を上下して臼をつくように脈うって来ることを意味するものである。
東洋学術出版社素問=参(まじわ)り舂く・杵でうすづくように、こちらが上がればあちらが下がり、こちらが下がればあちらが上がって、ばらばらでそろわないことをいう。
相失=ようすが乱れる。
獨調=ここでは、中部のみ(独り)調っている。
衆=シュウ。シュ。オオい。数が多い。モロモロ。多数の人。多数。
目内陷
内陥=
鍼灸医学大系・目の内陷す=目がくぼむことである。
東洋学術出版社素問・目の内陥る者は死す=張景岳の説「五蔵六府の精気は、みな上って目に注ぎその精気となる。目の内が陥るのは陰の精気が脱けたためで、必ず死亡する」。これは五蔵の精気がすべて絶えたという証拠である。
漢方用語大辞典、明解漢和辞典
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