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1974年 イギリス映画『愛の嵐』において、ナチスの見世物にならざるを得なかった、年若きユダヤ人を演じ、その劇中のコスチュームが、衝撃だった。
昨夜、ホームシアター(コタツの上のPC)で、2003年のイギリス映画『スイミングプール』を鑑賞した。イギリス人が仏語を話し、フランス人が英語を話す(設定の)映画。主人公は、非社交的だが、慎ましく理知的な、初老のイギリス人推理作家。執筆のために借りた、編集者の別荘(フランス)での出来事で、精神の均衡を崩していく。簡単に言うと、イカレていくわけです。その心の変化を、役者は怖いほどに、静かに演じる。
本編が終わり、エンドロールが出るまで、その作家が、シャーロット・ランプリングとは気づかなかった。僕の中で、ほぼ40年の空白があるが、遅ればながら、今後注目。