昨夜は、地上波で『海街diary』の復習をし、けさ朝イチで観てきました。
台風の夜、別れた夫婦と息子、そして夫の母親が、母親が住む団地で過ごす。
妻には新しい恋人ができるが、夫はまだ未練だらけな様子。素直に育つ小学生の息子は、両親どちらにも気を遣ってばかり。
これ以上は、書かない。
圧巻は、樹木希林。夫の母役だ。
河瀬直美監督『あん』では、終始抑えた演技で味を出し、今作品では、弾けて女優の本領を発揮しながら、作品に重みをつける。
・男は今を愛せない。常に失ったモノを追いかけてばかり。
・海よりもまだ深く、人を愛したことがある人はいるだろうか。それでも、人は楽しく生きなくてはならない。
樹木希林の発した台詞に、強く納得する。