定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

主張がある

2017年11月19日 22時01分20秒 | 日記

誰も泣かなかった それでもかぞくだった

ポスターのコピーのままの作品だった。
一族の最長老の死で、子ども3人とその家族が集まり、普段潜伏していたそれぞれの思いが一気に爆発する筋書き。

岸井ゆきのが演じる孫娘が軸になる。2016年公開の『森山中教習所』の中で、出番が少ない脇ながら、一際存在感を出していた女優だった。小柄であるが、この女優には主張がある。

前評判も地味な作品だが、性善説に立つ人の真心=周りへの感謝の心 がテーマです。そのことを笑いを交えて綴り、作品自体にも静かな主張があった。
そしてこれにもやはり出ていた、光石研。