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僕のように、マーベル作品を系統立てて観ていない者にも、単体で理解できる筋立てです。
バットマンの宿敵・悪党ジョーカーのマイナスかつネガな人となりを見せてくれる。
精神と人格が破綻した人間が、すれすれで生きているモチベーションは、ひとえに病気の母親を支えていくことだけ。
だが、幼い頃に母がした自分への仕打ちを、後付けで知ることに至り。根がやさしい人間の、キレぶりは、枚挙にいとまなし。(少々ネタバレ)
最初の殺人を犯してから、惰性で鬼と化していく様は、目を覆いたくなるわけだが。
ホアキン・フェニックスの演技は、いつも背中に涙の神を背負っているようで、辛くなるほどに悲しさに溢れている、名優。