
40代から50代のアタマにかけて、体力と精神を消耗しながら神田で働いていた時、
午後2時を昼メシの時刻と決め、小諸そばに行くのが常だった。
小諸そばでは、来客の人数に沿って蕎麦を茹でるので、立ち食いとはいえ、10分ほど待つこともあった。
神田にはマニアックな立ち食い店があり、入試実施日の朝は、神田そばに行ってそばに赤ウインナーの天ぷらをのせて食べたものです。また同僚には六文そばのファンもいた。イカゲソ天なんかを出す店。
池袋に映画に来て、東口・東池袋に小諸そばを見つけ時は、心が踊った。仕事がもっとも大変だった年代も、60代半ばになれば懐かしい。写真の2枚もりは今どき350円。
そば猪口2杯分ほどのつゆも付いている。
都内の9区部に、70余店あるようだが、小諸は豊島区に1店舗のみ。
立ち食いそば通ぶったことを書いてきたが、実は大阪で食べるきざみ(油揚げを刻んだヤツ)、紅生姜天がオンしてあるうどんなんかも大好きです。