台風通過後の通勤経路のシネコン、午後から開くことを確認したが、東武線の線路冠水でたどり着けるかは不明のまま、自宅を見切りで出る。
腕がある映画監督は、外国人俳優を配しても実力を遺憾なく発揮した。
母役のカトリーヌ・ドヌーヴは貫禄体形だが、メイクのせいか、パンダちゃんみたいで可愛い。娘役のジュリエット・ビノシュは知的。こんな女性の前に出ると僕は無口になるでしょう。
母娘の愛憎劇の様相で、是枝作品でなければ、どちらかが殺められてもおかしくない感じ。
しかし、母娘はキツネとタヌキであり、敵もさるもの的キャッチボールが小気味よし。
孫娘が重要なところで絡み、劇中劇でドヌーヴと共演女優役マノン・クラヴェルは、オードリー・ヘップバーンの再来かと目が開いた。この人↓
結果的にイーサン・ホークは、所々出てましたね的な役どころ。
親子の情は万国共通である。ありきたりなまとめで今日は締めます。