定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

陰を持つ役

2020年02月16日 22時54分00秒 | 日記
新型肺炎ウィルス蔓延?であるから
休日は務めて遠出をしない。
とは言え、今季は花粉が早めに飛んでいて家から出たくない。

もっぱら帰宅途上のシネコンに入る。原作は芥川賞受賞作。映像の純文学とのふれ込みに惹かれて観ましたが、この作品は受け付け難かった。

綾野剛は陰がある役にあてられる役者。『横道世之介』『そこのみにて光り輝く』も然り。
この作品ではゲイの男性。松田龍平に徐々に惚れていくのだが。

邦画・洋画を問わず、LGBTQをテーマにする作品が多く、加えて9年目の3月が近く、震災で人生が転換する要素も含有している。

受け付けなかった点は、綾野剛の主人公が、本当の自分を出すタイミングが唐突すぎるところ。
そして、主人公が自室内でブリーフ一丁または全裸になるカットが多く、必然性が感じられなかったところかな。

松田龍平のふと見せる表情が、父親ソックリ。