新型肺炎ウィルス蔓延?であるから
休日は務めて遠出をしない。
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もっぱら帰宅途上のシネコンに入る。原作は芥川賞受賞作。映像の純文学とのふれ込みに惹かれて観ましたが、この作品は受け付け難かった。
綾野剛は陰がある役にあてられる役者。『横道世之介』『そこのみにて光り輝く』も然り。
この作品ではゲイの男性。松田龍平に徐々に惚れていくのだが。
邦画・洋画を問わず、LGBTQをテーマにする作品が多く、加えて9年目の3月が近く、震災で人生が転換する要素も含有している。
受け付けなかった点は、綾野剛の主人公が、本当の自分を出すタイミングが唐突すぎるところ。
そして、主人公が自室内でブリーフ一丁または全裸になるカットが多く、必然性が感じられなかったところかな。
松田龍平のふと見せる表情が、父親ソックリ。