観たい作品候補は3本あったのだが
妻夫木と夏帆ちゃんが好きなので、
これにした。
2人が激しく接吻・抱擁することは、ポスターで明らかなのだが、
何か意外性大な、しかけがあるものと期待していたが。
まさにフリンフリンのメロメロンだけの展開であり、おまけに妻夫木が癌に侵されているという、ベタの極をいくドラマ。
夏帆ちゃんが、ランドセルを背負った娘から「ママー、家に帰って来て!」の懇願を拒絶するシーンがある。実年齢より高い役年齢の母親を演じるのは10年早し、と思った。
僕の中の彼女のイメージは『海街ダイアリー』4姉妹の三女。アタシ、OLなんかムリムリ、な感じの下北沢ファッションの女子であるから。
ラスト近く、雪国の公衆電話ボックスの前を、赤いスカーフだかマフラーがゆらゆらと観念的に舞う。
原作未読である故か、何を象徴しているのか判らず。
総合すれば、入場料7割方返金希望の30点。