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落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

歌「マイ ウェイ」

2019年12月07日 | 音楽、映画
1970年代に大ヒットした。
その後、最も多くの歌手によって歌われたという。
「自分の人生を振り返って歌い上げる」というイメージだ。

フランク・シナトラ(1915--1998)
https://www.youtube.com/watch?v=qQzdAsjWGPg

水原弘(1935--1978)
https://www.youtube.com/watch?v=yEiEe95PmP8

元唄はシャンソンで、失恋の歌だそうだ。
ジプシー・キングス
https://www.youtube.com/watch?v=Fsw2NQb5xSA

ジプシー・キングス 2004 London Live
https://www.youtube.com/watch?v=HJfqBNyAitM


歌「男の純情」

2019年11月01日 | 音楽、映画
トシがゆくと音楽の好みも変わってくるようだ。
この間までは洋楽をよく聴いたものだが、なぜか最近は歌謡曲、それも戦後の昭和20〜30年代のものに回帰している。丁度、当方が小学生から高校生にあたる頃で、当時はラジオから藤山一郎、若原一郎、三橋美智也、春日八郎などの歌がよく流れていた。
たまに通販などで特集CDがあると注文していたものを取り出しては聴いている。
「男の純情」は昭和28年発売、歌・藤山一郎、作曲・古賀政男、作詞・佐藤惣之助。
あの頃は小学生で、母が和裁をやりながらラジオを聴いていた。当方は歌詞の意味もわからないまま心地よいメロディーを覚えてしまった。当時手持ちの楽器はハーモニカや木琴で、黒鍵が付いていないので、半音階の所は歯痒い思いだった。
今は、youtubeで検索すると色んなバージョンを聴くことが出来るのはありがたい。

改めて歌詞を見ると、短いけれどドラマチック。「所詮男の行く道は なんで女が 知るものか」「金もいらなきゃ 名もいらぬ」はいいなぁ。

作曲者・古賀政男さんの自演
https://www.youtube.com/watch?v=9DPsfWtJRzk

藤山一郎さん
https://www.youtube.com/watch?v=CRZ_KfHxorU

春日八郎さん
https://www.youtube.com/watch?v=cLHbhe5rh_E


昭和30年代の映画

2019年06月03日 | 音楽、映画
昭和30年代と云えば、当方小学校〜高校時代だった。
まだ家にはTVもなくラジオ全盛だった。
ふと思い出して、当時のドラマを検索してみた。
当時は毎週ラジオに耳を傾けたが、動画サイトでまたお目にかかったのはありがたい。

花菱アチャコ、浪速千栄子主演。
「お父さんはお人好し」1955年
夫婦に子供1ダースの賑やかな一家の物語。
子供の頃、父親と仕事仲間のSさんがバイクで私と弟を尼崎の映画館に連れていってくれた。
残念ながらネットの動画では後半がなかった。後半は、店にアイスキャンデーを導入したが、水が噴き出して冷却器の蓋が閉まらなくなり、堺俊二が必死で閉めようとするシーンがあったのを覚えている。
https://www.dailymotion.com/video/x6y4o1u

「アチャコ青春手帳」1952年
落第を隠す大学生アチャコの下宿に浪速千栄子さんの母親が訪ねてくる騒動。
https://www.youtube.com/watch?v=fQBxnv8QPKc

アチャコさんの「もー めちゃくちゃでござりまするがな」というギャグは当時大流行した。
高校で国語の先生が、浪速千栄子さんの大阪弁を「素晴らしい、あれは本物よ」と絶賛していたのを思い出す。








ヨシフ・スターリン

2018年08月19日 | 音楽、映画
「スターリンの送葬狂想曲」という映画が話題になっているそうな。
スターリン(1878-1953)といえば、旧ソヴィエト時代、1600万人〜2000万人を虐殺した悪魔のような人間として知られている。
第二次大戦では、天皇陛下の終戦の詔勅にも関わらず、ソ連は駆け込み参戦し樺太・千島を占領し北方領土問題を引き起こした。
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル 第340号(8月18日)
http://melma.com/backnumber_190875/

*スターリンの葬送狂騒曲

 映画「スターリンの葬送狂騒曲」が3日、封切られた。昨年、欧州で公開されて話題を呼び、今年3月には米国で公開されて、今月ようやく日本での公開となった。英仏合作でスターリンの死を題材にした喜劇である。
(上映劇場 http://gaga.ne.jp/stalin/theater/ )

 スターリンが虐殺した人数は1600万人、毛沢東の6400万人に次いで世界第2位だが、現代史全体に与えた悪影響は毛沢東をはるかに凌ぎ世界史上、最大の極悪人と断定して差し支えあるまい。
 第2次大戦直後はスターリンを英雄視する風潮が日本を含め世界中に横溢していたが、これは共産党のプロパガンダであり、蓋を開けて見ればソ連の独裁者スターリンは戦勝国である筈のソ連の国民を含めて誰一人幸せにしていない。
 彼の家族や側近も同様で、誰一人幸せな人生を送った者はいない。一時的に幸せであったという時期すらない。これはスターリン本人にも当てはまる。つまりスターリンは自分を含めて世界中の人間を一瞬たりとも幸せにしなかったのである。

 こうした人物が具体的にどの様な人であったのか?常識的な想像は困難であり、従って今まで映画やドラマに積極的に描かれることは余りなかった。この点、繰り返し映画などで描かれたヒトラーと対照的であろう。
 常識的な想像が困難な人物を敢えて描こうとすれば、常識を逸脱した描写にならざるを得ない。この映画がコメディである理由は明白だ。常識的には想像もできないような状況が当時のソ連では展開しており、それを敢えて描こうとすればコメディにならざるを得ないのである。

 いうまでもなくスターリンを師匠として崇めていたのが中国の毛沢東であり、北朝鮮の金日成である。この二人の独裁者の死もいまだに謎に包まれたままだが、共産主義独裁体制の本質から考えて、同様のコメディが展開していたに違いあるまい。
 現在の中国と北朝鮮の二人の独裁者の地位が揺らいでいる。中国の北戴河会議で、あるいは北朝鮮の視察先の工場で、コメディの序幕がすでに繰り広げられていよう。

軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、第1回読売論壇新人賞受賞。2011年、メルマ!ガ オブ ザイヤー受賞。2012年、著書「国防の常識」第7章を抜粋した論文「文化防衛と文明の衝突」が第5回「真の近現代史観」懸賞論文に入賞。
動画配信中:「戦争の常識」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1494517092
上記動画のテキスト本
「戦争の常識」(文春新書)
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166604265

動画配信中:「地政学入門」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1475838508
上記動画のテキスト本
「領土の常識」(角川新書)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321212000089

動画配信中:「地図で見る第二次世界大戦」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1441391428
上記動画のテキスト本
文庫「図解大づかみ第二次世界大戦」
http://www.kadokawa.co.jp/product/321502000376/

動画配信中:「現代戦闘機ファイル」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1411697197
上記動画のテキスト本「イラスト図解 戦闘機」
http://www.tg-net.co.jp/item/4528019388.html

動画配信中「よくわかる!ミサイル白書」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1383640409
上記動画のテキスト本「超図解でよくわかる!現代のミサイル」
http://www.tg-net.co.jp/item/486298102X.html?isAZ=true
2017年12月、韓国で韓国語訳が出版。

その他の著書:
「国防の常識」(角川新書)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201203000167
「エシュロンと情報戦争」(文春新書、絶版)

上記論説にあるように、普通に描こうとしても、あまりに常軌を逸しているので喜劇になってしまうという。予告編↓
https://www.youtube.com/watch?v=zohSdS5BRMs

ソ連の歴史(1〜7)FC2 Video
https://www.youtube.com/watch?v=pBjOpB8wmdY&list=PLNG2QTI728oM1FRFNEchWOwuKsfneP0lr


映画「日の名残り」

2017年10月07日 | 音楽、映画
映画「日の名残り」の原作者カズオ・イシグロ氏(62)(英国籍)がノーベル文学賞を受賞した。

映画データベースMovieWalkerより
日の名残り 1994年3月19日(土)公開
https://movie.walkerplus.com/mv10702/

英国の名門家に一生を捧げてきた老執事が自身の半生を回想し、職務に忠実なあまり断ち切ってしまった愛を確かめるさまを描いた人間ドラマ。
原作は、英国在住の日本人作家カズオ・イシグロ(石黒一雄)がTVドラマ用の脚本を改稿した同名小説(中央公論社)。
主演のアンソニー・ホプキンスとエマ・トンプソン、監督のジェームズ・アイヴォリー、脚本のルース・プローワー・ジャブヴァーラ、製作のイスマイル・マーチャント、撮影のトニー・ピアース・ロバーツ、音楽のリチャード・ロビンス、美術のルチアーナ・アリジ、編集のアンドリュー・マーカス、衣装のジェニー・ビーヴァンと、92年カンヌ国際映画祭受賞作「ハワーズ・エンド」のキャスト、スタッフが再結集。そのほかのスタッフは、共同製作に「ハリウッドにくちづけ」のコンビ、マイク・ニコルズとジョン・コーリー、エクゼクティヴ・プロデューサーにポール・ブラッドリーら。共演は「パトリオット・ゲーム」のジェームズ・フォックス、「ある日どこかで」のクリストファー・リーヴ、「赤い航路」のヒュー・グラントほか。・・・

 DVDパッケージ


何を読んでるの・・・(映画の一シーン)

第二次大戦中は英独は敵同士だったが、ダーリントン卿は親独派でドイツ復興に傾注していたという時代背景。
ダーリントン卿に仕える謹厳実直の執事(アンソニー・ホプキンズ)は自分の感情を抑制し、職場での恋愛沙汰は御法度と戒めている。
秘かに好意を寄せる女中頭(エマ・トンプソン)も自分の気持ちを上司に打ち明けられないまま物語は進んでゆく。

原作者は5歳の時から父の仕事の関係で英国に渡り育ったという。
物語はそのせいか、どこか日本の氏族の旧家に置き換えても良さそうな情感がある。


懐かしのドラマ

2017年08月27日 | 音楽、映画
暑さも峠を越え、小高いところにある当地は最高気温も30℃以下になりました。
今日の夕日

なぜかこのドラマを思い出して借りました。
山田太一さんの1980年代の三部作ですね。


ストーリーはこちら
http://www.nhk-ep.com/products/detail/h17996AA
この頃はいいドラマがありました。
今もあるのでしょうが、ついて行けなくなって、旧作のレンタルDVDのお世話になっています。

「ながらえば」はYoutubeにありました。
https://www.youtube.com/watch?v=IN6u8Kl4aVQ



「風に吹かれて」

2016年10月15日 | 音楽、映画
云わずと知れたフォークの名曲。
その作詞作曲者のボブ・ディラン(1941--)がノーベル文学賞を受賞した。

1963年にリリースとのこと、当時自分は二十歳前後。
もう50年になるかと驚いた。
ベトナム戦争中での反戦歌ということは分かるものの、
詳しい歌詞の意味はわからずメロディは口笛、伴奏はギターでよく弾いたものだった。(今はサッパリ弾けなくなった)。
ボブ・ディラン自身のものよりグループでハーモニーを聞かせてくれたPPM(ピーター・ポール&マリー)のものをよく聴いた。↓
https://www.youtube.com/watch?v=iuKJoOfeL7E

2016年春にも日本公演を果たし、現役とのこと。


映画「雪の轍」

2015年10月07日 | 音楽、映画
もう十数年劇場で映画を見ていなかったが、久しぶりに見に行った。
動機は、この映画監督「ヌリ・ビルゲ・ジェイラン」の作品「昔々アナトリアで」「スリー・モンキーズ」をレンタルビデオで見て、トルコにすごい映画作家がいるなぁと思っていたことにある。
映画通の旧友を誘って見に行った。
この旧友は時々電話をもらう程度で、二十年以上会っていなかった。
二歳上だがすっかり頭も禿げ上がっていい爺さんに変貌していた。
むこうも「おお、ええオジンになりよったわい」と思ったことだろう。
しかし、話しぶりは相変わらずで、オペラや映画の話になると止まらない。
当方はあまり詳しくないので拝聴するばかりだ。
彼はインターネットをやらないので、この映画について知らせると「僕も是非見に行く」とあいなった。

尼崎市塚口にある映画館はウイークデーで朝10時の開演でもありよく空いていた。
観客は我々を含めて十人程度、客席ど真ん中で悠々と鑑賞できた。
映画は三時間以上あり、満員の劇場では気分が悪くなるのでは心配していたが、そんなこともなく美しいスクリーンを堪能した。

映画はいたって地味だ。トルコの名勝カッパドキアを舞台にしているが、殆どが主人公と妻、主人公と妹など周囲の人々との会話で終始する。
映画は脚本とよくいわれる。その登場人物の会話に引き込まれ、自らの過ぎた人生を想起させられてしまうことになった。
映画の広告にある「観れば無傷では帰れない」は少々オーバーだが、うまいキャッチフレーズだと思う。↓
http://bitters.co.jp/wadachi/

平河総研メルマガ 2015年8月22日 より
http://melma.com/backnumber_133212/
奥山篤信氏の映画評
◎奥山篤信の映画批評 102 トルコ映画<雪の轍> 2014

~こんな完璧で成熟した映画がトルコ監督によるものとの感動が全てだ!~

これほど感銘した映画は人生でも珍しい。しかも僕の聞いたことも無いトルコの監督による映画だ。映画はなんと3時間16分の長丁場、こんな長い映画も近年稀で、二回に分けてみようかとも考えたが、結局引込まれ一気に全編を見た次第だ。

さてこのトルコの監督ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(Nuri Bilge Ceylan)1959年生まれで、日本でかって上映されたことは一度もないと思うが、なんと2002年の『冬の街』と2011年の『昔々、アナトリアで』でカンヌ国際映画祭グランプリを、2008年の『スリー・モンキーズ』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞。2014年には5度目の出品となった第67回カンヌ国際映画祭で『雪の轍』がパルム・ドールを受賞した。

良い作品を鑑識する力、配給元そして上映館の三拍子が揃わないと、今みたいな屑のような日本映画それにハリウッドの娯楽ものしか味わえない近未来を恐れるのは僕だけではあるまい。これでは映画界を目指す若者が育たない。その意味で僕のパリ滞在中の日本では絶対に見られない映画を見まくったことは映画王国フランスの貴重な経験である。

さてこの監督の映画を米アマゾン社に発注、昨日届いたロットで上述映画<スリー・モンキーズ>を英語字幕で見たが、監督の並々ならぬ実力を改めて確認できた。筋は資産家で選挙立候補中の男が運転中人をはねて殺してしまう。その事件を自分の運転手に身代わり犯人として、妻とできそこないの息子生活費などと交換に自首させる。夫の服役中に妻はこの富豪の愛人となる。

9ヶ月後運転手は出所して、家の異変を感じる。・・・このドロドロした人間模様を、運転手のスラムの家を美しいカメラワークで描くのだから芸術的才能も突出しているのだ。

さて本題の映画に戻ると、この映画は、筋書きにサスペンスやスペクタクルが一切なく、大人の会話の激突の面白さが中心であり、下手な監督だったらもう退屈で30分で席を立つだろう。これが違うのだ。登場人物はカッパドキアを舞台にホテル経営をする資産家とその歳の離れた美人妻 そして小姑的姉が出戻りで居候している。それに家賃不払い(資産家は大地主なのだ)の兄弟(これが偽善者のイスラム伝導師の弟と熱血漢で妹のパンティを盗んだ男を刺して刑務所にぶち込まれ出所後失業でぶらぶらしている兄)それらの人物が縦糸横糸としてドラマを奏でるのである。

人間の愛とは何か?赦しとは何か?罪とは何か?慈善とは偽善なのか?人間の誇りとは何か?人間の本来の限りない美しさと醜さ卑しさを交錯させながら、沸騰する会話を中心に人生を描く監督の奥深い教養と知性、それに呼応する役者達の名演技、そしてどんな醜いシーンでも美しい画面を創りだす監督の美意識、これほど完成度の高い映画は久しぶりだ。

監督には、モスレムという宗教がありながら、その匂いを完全に超越しており、欧米人いや日本人の感覚からも全く違和感のない現代社会の価値観としての普遍性がある。むしろ僕はこの監督は宗教の偽善を見透かしており、無神論に近いと推定する。監督は自分の生き様を、この資産家に重ね合わせているように思えるほど、知性と教養と理性を兼ね備えた主人公だ。見物は資産家と姉との激突、若き妻と姉の激突、若き妻とテナント兄弟との激突、資産家と似非慈善家との激突、引込まれるような会話の数々とその内容のレベルと質の高さであり、つくづく現代日本映画では今の日本人の薄っぺらな会話しか存在しない中、このような会話映画が不可能だと断定できる。

僕の辺境映画論(映画マイナーな国ほど良い映画がある)からしても監督が超越する知性と教養があるのか、トルコ社会にも本来の人間の実存にせまるようなこのような会話激突が現実にあるのか知らないが、長丁場圧倒され続けたのである。(月刊日本9月号より)

ヌリ・ビルゲ・ジェイランの映画情報↓
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=765604


映画「Always 三丁目の夕日」

2015年02月03日 | 音楽、映画
一昔前明治百年と云われた時期があったが、今年は早昭和九十年という。
その前半三分の一昭和三十年代を再現した「Always 三丁目の夕日」をレンタルDVDで鑑賞した。
古希路に入った私は、昔を懐かしむことが多くなった。

映画の一場面




昭和三十年代と云えば、私は小・中・高校生、社会人になる時代。
高校を卒業し、就職したもののイマイチ面白くなく一年で辞めてしまい、暫く家業を手伝っていた。
映画のシンボルになっている東京タワーが出来、TVが登場し、皇太子殿下(今上陛下)がご成婚され、東京オリンピックが開催された。
家業従事のため、親が自動車学校にやってくれた。その学校ではトヨペットクラウンが採用されていた。
家ではダットサントラックで配達をやらせてもらった。
この映画のなかに、その頃の町並みや道路が再現されている。オート三輪、ミゼットなど当時の車がせわしく走っている風景が見られ懐かしい。CGとのことだが、実写との区別が付かない。 市電の走る大通りは、配達に回った神戸市街とよく似ている。

登場人物は小さな自動車修理工場「鈴木オート」の家族、東北から集団就職で採用された従業員、近所の三文作家、ストリッパー、居酒屋の客等々。笑いあり、涙ありの群像劇だ。
そんなこともあったなぁと大いに自分の思い出と重ね合わせてしまった。

六年ほど家業に従事したが商売は自分には不向きと自覚した。
弟が専門短大を出て家業を継ぐことになり、私は幾つかのアルバイトの後30歳でまた勤め人になった。

■Always 三丁目の夕日
http://movie.walkerplus.com/mv34960/
■Always 続・三丁目の夕日
http://movie.walkerplus.com/mv36772/
■Always 三丁目の夕日'64
http://movie.walkerplus.com/mv48089/


感動的・口パク(笑)

2014年06月19日 | 音楽、映画
閑散とした空港で、この髭面のむくつけき兄ちゃんがやったこと。

なんと、口パク、セルフ・ミュージックビデオ。
動く歩道やエスカレータにiPhoneを取り付けて画面に動きを与える工夫も凄い(笑)。
無人の空港で一晩を過ごした男性のミュージックビデオが大ヒット
2014年06月12日 16:05 発信地:米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3017483

【6月12日 Relaxnews】まぶしい蛍光灯の光の下で丸まって少しの睡眠をとろうとするわけでもなく、午前3時にぼんやりとウインドーショッピングをするわけでもなく、米ラスベガス(Las Vegas)の空港で一晩過ごす羽目になったリチャード・ダン(Richard Dunn)さんは、その時間を生産的に過ごすことにした。セリーヌ・ディオン(Celine Dion)版の「オール・バイ・マイセルフ(私ひとり)」に合わせて、自分の孤独を1本のミュージックビデオに仕立てたのだ。
 6月8日に動画サイトのVimeoにアップロードされてから数日で、視聴回数は270万回を突破。コメント欄には「気だるさと悲壮感をとらえた傑作」などのコメントが寄せられている。
 ジョージア(Georgia)州で照明デザイナーとして働くダンさんは、自分がラスベガスのマッカラン空港(Mccarran Airport)で一晩を過ごさなければならないと知ったときに、チケットカウンターに立っていた作業員に「動画を撮りたいので、荷物用の粘着テープを1本くれないか」と頼んだという。
 ダンさんは堂々たる態度で、セリーヌ・ディオンの感動的な歌に合わせて口を動かしながら無人の空港施設内を歩き、崩れ落ちて膝をつき、亀のオブジェに寄り添って寂しさを紛らわせたり、さらには椅子とミネラルウオーターのボトルを使って、映画『フラッシュダンス』の名シーンを再現したりしている。
「ドリーショット」と呼ばれる移動撮影をするときは、車いすにiPhoneを取り付けて、車いすごと動く歩道に載せたという。
 ダンさんは「エスカレーターの映像は、撮り終わったら猛ダッシュで上まで走って行かなきゃいけなかった。そうしないと僕のコンピューターバッグが一番上で倒れちゃうからね。楽しかったよ!」と語っている。
 動画はhttp://vimeo.com/97634383で見ることができる。2分30秒あたりからが、より面白いだろう。(c)Relaxnews/AFPBB News