ついこの間登場した玩具のドローンが、監視社会の中国で「ドローン鳩」として実用化され、スパイ・監視ツールになっている。
まだまだ発展し、ドローン鷲、AI 組み込みのスパイ・バードになるだろうと云われる。
こういうのは楽しいけれど・・・
■ドローン+カメラ 動画「軍艦島」(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=QpVil_7fnRA
まだまだ発展し、ドローン鷲、AI 組み込みのスパイ・バードになるだろうと云われる。
「鳥」にしか見えないドローンで中国全土を空から監視する計画 2018年06月25日 10時59分 ハードウェア
https://gigazine.net/news/20180625-chinese-dove/
中国が鳥の構造を真似ることで、効率的に飛行できるドローンを開発中です。このドローンは一見、鳥にしか見えず、国土の広い中国全土を空から監視するためのツールとして活用することが計画されています。
中国では5つの行政区にまたがって30以上の軍や行政機関による「鳥型ドローン」の開発が行われていると、South China Morning Postが報じています。・・・
https://gigazine.net/news/20180625-chinese-dove/
中国が鳥の構造を真似ることで、効率的に飛行できるドローンを開発中です。このドローンは一見、鳥にしか見えず、国土の広い中国全土を空から監視するためのツールとして活用することが計画されています。
中国では5つの行政区にまたがって30以上の軍や行政機関による「鳥型ドローン」の開発が行われていると、South China Morning Postが報じています。・・・
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」平成30年(2018年)6月26日(火曜日) 通巻第5737号 特大号
http://melma.com/backnumber_45206/
まるで本物のハトではないか。中国の「ドローン鳩」はスパイ・偵察用 ウィグル、内蒙古で国境監視と活動家の捕捉に活用
ロボットを邪な考え方で開発を進めると、本物そっくりの鳩ができた。この人工鳩はドローン。つまり「スパイ鳩」であり、本物の鳩が間違えて暫し周囲を群体飛翔することもあるという。 開発したのは「殲21」ステルス戦闘機をつくった軍事技術センターの一人、孫?鋒(音訳=西北工業大学教授)といわれる。
もともと飛翔物体を鳥に擬してのロボット開発は欧米で進められてきた。日本はせいぜい愛玩犬ロボットで「お花畑」の発想しか出来ないが、軍事優先の列強はままごと遊びより、防衛技術に直結させている。
中国の鳩ドローンは新彊ウィグル自治区と内蒙古を主舞台にチベット、青海省、陝西省など30の軍事基地に既に実戦配備されており、国境警備の補足と活動家の行動範囲を見張る役目を果たす。ただしまだ開発途上でバッテリー駆動の上限があり飛行時間は最大30分。時速40キロだ。
ウィグルはロシア、カザフスタン、キルギスと国境を接する宏大な土地ゆえに、広範囲をカバーするレーダーだけでは限界があり、隙間を観察するためには好都合の武器がドローンを鳥に擬して、カムフラージュすることだった。
実際に中国軍が活用しはじめた鳩スパイは、GPSで衛星とリンクし、高画質カメラを内蔵、データと繋がるアンテナが尾翼部分に取り付けられ、羽根を動かす装置は動作が自然にみられるようなメカニズムが植え込まれている。
だから本物の鳩と見間違えることが多いことが実験で判明した。
この鳩ドローンに次いで、中国軍は曠野、砂漠を観察するために鷲ドローンを開発する手筈という。AI開発が進めば、いずれ自主判断で敵地を飛ぶ鳥(スパイバード)も登場するだろう。 また軍事分野に限定せず、災害救助、環境保護監視など、民生分野への転用も可能であり将来の市場規模を15億ドルと想定している。
しかし渡り鳥の典型は290グラムの鳥が11000キロを飛ぶ。アラスカからニュージーランドの距離である。人工鳩は200グラムの重量と軽いが、30分の飛翔が限度、飛翔距離を伸ばす技術は、今後の大きな課題であろう。
米陸軍は、はやり鳥に似せたスパイドローンを2013年に実験しているが、データなど詳細は公表されていない。
http://melma.com/backnumber_45206/
まるで本物のハトではないか。中国の「ドローン鳩」はスパイ・偵察用 ウィグル、内蒙古で国境監視と活動家の捕捉に活用
ロボットを邪な考え方で開発を進めると、本物そっくりの鳩ができた。この人工鳩はドローン。つまり「スパイ鳩」であり、本物の鳩が間違えて暫し周囲を群体飛翔することもあるという。 開発したのは「殲21」ステルス戦闘機をつくった軍事技術センターの一人、孫?鋒(音訳=西北工業大学教授)といわれる。
もともと飛翔物体を鳥に擬してのロボット開発は欧米で進められてきた。日本はせいぜい愛玩犬ロボットで「お花畑」の発想しか出来ないが、軍事優先の列強はままごと遊びより、防衛技術に直結させている。
中国の鳩ドローンは新彊ウィグル自治区と内蒙古を主舞台にチベット、青海省、陝西省など30の軍事基地に既に実戦配備されており、国境警備の補足と活動家の行動範囲を見張る役目を果たす。ただしまだ開発途上でバッテリー駆動の上限があり飛行時間は最大30分。時速40キロだ。
ウィグルはロシア、カザフスタン、キルギスと国境を接する宏大な土地ゆえに、広範囲をカバーするレーダーだけでは限界があり、隙間を観察するためには好都合の武器がドローンを鳥に擬して、カムフラージュすることだった。
実際に中国軍が活用しはじめた鳩スパイは、GPSで衛星とリンクし、高画質カメラを内蔵、データと繋がるアンテナが尾翼部分に取り付けられ、羽根を動かす装置は動作が自然にみられるようなメカニズムが植え込まれている。
だから本物の鳩と見間違えることが多いことが実験で判明した。
この鳩ドローンに次いで、中国軍は曠野、砂漠を観察するために鷲ドローンを開発する手筈という。AI開発が進めば、いずれ自主判断で敵地を飛ぶ鳥(スパイバード)も登場するだろう。 また軍事分野に限定せず、災害救助、環境保護監視など、民生分野への転用も可能であり将来の市場規模を15億ドルと想定している。
しかし渡り鳥の典型は290グラムの鳥が11000キロを飛ぶ。アラスカからニュージーランドの距離である。人工鳩は200グラムの重量と軽いが、30分の飛翔が限度、飛翔距離を伸ばす技術は、今後の大きな課題であろう。
米陸軍は、はやり鳥に似せたスパイドローンを2013年に実験しているが、データなど詳細は公表されていない。
こういうのは楽しいけれど・・・
■ドローン+カメラ 動画「軍艦島」(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=QpVil_7fnRA