落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

ホームレス

2006年01月31日 | 日常・身辺
 大阪地裁は公園を住所とする住民登録を認める判決を下した。
 「客観的にみて全生活の中心として生活の本拠たる実体を備えている」との判断を示し、公園を住所と認めたという。
 法律を狭く解釈すればこうなるのかも知れない。それならばコンピュータにでも判決させればいい。その行為が、公共の施設を不法占拠し他人に迷惑をかけているということについては問われていない。

 簡易宿泊施設に入って求職活動ができるようになっているにもかかわらず、訴訟を起こすというのも腑に落ちない話だ。

ポスト小泉

2006年01月30日 | 政治・外交
 麻生外相が「天皇陛下の靖国参拝を」を提言している 2006年 1月29日 (日) 03:00 産経
「 麻生太郎外相は二十八日午後、名古屋市で行われた公明党議員の会合で、天皇陛下の靖国神社参拝を実現すべきだとの考えを示した。
 麻生外相は「祭られている英霊の方は天皇陛下のために万歳と言ったのであって、首相万歳と言ったのはゼロだ。だったら天皇陛下が参拝なさるのが一番だ」と指摘した。


 まともすぎてスッキリとした。これが当たり前ではないだろうか。
 先日李登輝元台湾総統の来日に関して「リタイアした李登輝さんはそんなに偉くない。大したことはない。大騒ぎするから話が込み入る」と述べ、入国を認めるべきだとの見解を示した。もちろん中共は喜ばないないだろうが、日本として当たり前のことをすればいいのではないか。

 小泉首相は「改革」の一環のようにして「皇室典範改定」を持ち出してから性根がわからなくなった。立場もあるのか安部晋三氏もこれに関しては歯切れが悪い。ポスト小泉は大人の麻生氏かなぁ。

楽観できない「皇室典範改定」阻止

2006年01月28日 | 政治・外交
【主張】皇室典範 議論の深まり歓迎したい 2006/01/28 産経
女性・女系天皇を認める皇室典範改正をめぐり、自民党参院執行部は今国会での改正案提出に慎重対応すべきだとの見解を衆院側に伝えた。
 こうした意見が与野党に広がっている。久間章生自民党総務会長が「今国会でないといけないという必然性はない」と述べたのをはじめ、野田佳彦民主党国対委員長も「拙速に決める話でない。小泉内閣でこの議論に決着をつけるのはふさわしくない」と語った。
 ・・・
 興味深いのは、男系維持に関し、さまざまな知恵が出始めていることだ。皇族の一人で皇位継承資格者の寛仁親王殿下は、(1)皇籍離脱した元皇族の皇籍復帰(2)現在の女性皇族(内親王)が元皇族(男系)から養子を取れるようにする-などの案を示された。
 ・・・
 女系天皇については共産、社民両党が「妥当」と評価する一方、自民、民主両党内からは強い異論が出ており、国論が分裂している。首相は亀裂をさらに深めるのではなく、国民の合意作りにもっと汗を流すべきだ。


 小泉首相は26日夜、皇室典範改正案の今国会成立を有識者会議メンバーに約束したという。
 27日小泉首相は女系天皇反対に以下のように反論している。

小泉純一郎首相は27日夕、女系天皇を容認する皇室典範改正案への反対論について「女系天皇を認めないということは、仮に愛子さまが天皇になられた場合、そのお子さまが男でも認めないということだ。それを分かって反対しているのか」(01/28 00:00)産経

 この有識者会議のメンバーには共産主義者が含まれていると指摘されている。小泉首相がこの皇室廃止戦略を指示しているのかあるいは乗せられているのか今までは定かではなかった。
 しかし、小泉首相のこの反論をみるとはっきりと女系天皇を容認し、125代にわたって継承されてきた男系による皇位継承を否定していることがわかる。さらに皇室典範改定を急ぐことから見て、2,3代後、必然的に起きてくる皇室廃止論を目論んでいることは明らかではないだろうか。
 くれぐれも拙速で成立することのないよう、国会議員の慎重な議論をお願いしたいものだ。

大高未喜さんの胸のすく論評

2006年01月27日 | 政治・外交
 女性ジャーナリスト大高未喜さんのブログから引用

 2006/01/22 (日) 眩暈の対中外交
対中ODAは7兆円にのぼり、外務省のチャイナスクール(中国の宦官ばかり)批判がこれほど高まっているというのに、中国大使は阿南大使のあと、またもやチャイナスクールの宮本氏が後任として決まっているという。北京は笑いがとまらないだろう。

 外交官としてその国の言語を覚えることは大事だが、いくら中国語を勉強しても外交と友好をごっちゃにされたのでは国民もたまったもんじゃない。その結果、例えば阿南大使のようにご子息が中国人民解放軍の将軍クラスの娘と結婚しても能天気に「これで日中友好」などとトンチンカンなこといって済まされる土壌ができているのだ。他国の大使なら辞表を提出するだろう。

 第一、本当に日中友好を考えるなら、日本が中国共産党特権階級の約1億の富裕階級と手を結ぶことは、残り10数億の貧民階級を奴隷のごとく扱って搾取している利益の上に胡坐をかいて成り立っているという現実を直視し、むしろ10数億の人々の幸せを本気で考えてあげるのが筋というものだ。

 アメリカは中東が一段落したら、将来的に米中戦争を想定しているので、日中の溝を深めるため、陰で外務省のチャイナスクールはずしを行っていると聞いたが、、、。

 それからYKKも愚の骨頂だ。安倍氏包囲網を作るため、わざわざ靖国神社問題などを持ち出し、外交問題にすりかえて政権争いをしているのだから男のカザカミにも置けない。山タフはAV俳優にでもなればいいのに。(見たくないけど、、、)


 大高未喜の世界見聞録
 「立ち上がれ日本ネットワーク」、大高未喜さんの寄稿文

冬枯れの道

2006年01月26日 | 散歩・山歩き
 初歩き(01/10)の後遺症がようやく癒えてまた歩きたくなった。
 午後、藍那の田んぼからしあわせの村まで歩いた。
 星和台の西を抜けると藍那の里に入る。昔は美しい棚田が広がっていたと想像される。
 現在国営明石海峡公園として再開発整備工事が始まっている。

 今日は人っ子一人いない山道だと思っていたが、途中で古道「徳川道」を研究している人に出会った。

スライドはこちら

「同一首歌」日米の違い

2006年01月26日 | 政治・外交
米裁判所、中共「中央テレビ局」責任者らに召喚状 (06/01/25 18:20)大紀元
米連邦ニューヨーク南区裁判所は1月23日、中国の強制労働収容所で法輪功学習者に対する洗脳に使われる「同一首歌」をニューヨークで公演させ、当局による法輪功学習者に対する不法監禁・洗脳などの行為への煽動・補助の疑いで、同公演の責任者に召喚状を届けた。

 原告の代理人弁護士であるテリー・マーシュ氏はニューヨーク・マンハッタンのラジオ・シティ・ミュージカルホール前で、同公演責任者ら計5人は23日午前中に米裁判所からの召喚状を受けたと報告(大紀元)。原告人は王慧敏氏、陳剛氏等5人の法輪功学習者。

 召喚状を届けられたのは、同公演の総プロデューサ孟欣(モン・シン)氏およびディレクターの劉志強(リュウ・ジチャン)氏。孟氏は、中央テレビ局のシニア・ディレクター、音楽部部長、中国で大量の不動産を持っている事で有名。中共当局に、「全国模範婦女」の代表として選ばれた人物。

 23日午前9時15分、劉志強氏はラ・パーカー・メリディアンホテルのロビーで、米裁判所職員に召喚状を渡されたが、劉氏は召喚状を床に投げ捨ててホールを飛び出た。
 午前10時頃、総プロデューサ孟欣氏が同ロビーに現れ、米裁判所職員は同様に召喚状を渡した。しかし、孟氏も召喚状を床に投げ捨て、受領を拒否した。

 代理人のラナ・韓弁護士が、中共中央テレビ局(CCTV)は中共政権による国民への違法監禁、拷問、洗脳行為に加担し、故意に宣伝番組を制作、放映し、同局の歌番組のテーマソング「同一首歌」は、法輪功学習者らが洗脳のため拷問時に流されるものであると指摘した。孟欣氏は「同一首歌」の総プロデューサとして、法輪功学習者を陥れる宣伝材料を製作するためにCCTVに協力した疑いをもたれているという。

 1999年7月から中共政権は法輪功学習者に対し、全面的に弾圧して以来、「同一首歌」は法輪功学習者を迫害するための重要な手段として使用されてきた


 一方、日本では公演も行われその模様がNHK-BSで放送されていたようだ。放送の是非がNHKで検討されたのかどうか。(私はBS契約していないので見ていないが・・・)

1月17日(火) 後11:00~0:00  BS2  番組案内から
中国中央テレビ(CCTV)の人気歌番組「同一首歌」の特番「日中友好歌謡祭」が、10月29日東京国際フォーラムAで行われた。同番組は中国で約一億人の視聴者がいると言われるほどの人気番組。今回は日中両国の文化交流の促進のために東京で開催されることになった。「韓流」に続く「華流」の人気アーティストと、日本の人気アーティストと歌の共演を繰り広げるステージの模様をたっぷりお届けする。
【出演】酒井法子、夏川りみ、王力宏 ほか ~東京国際フォーラムで録画~


 中共の法輪功への弾圧は日本のメディアは伝えていないが、尋常ではない。
 音楽や歌そのものに罪はないものの、公演は中共のプロパガンダが感じられる。日本は平和なり、と喜んでいいものかどうか。

 法輪功:新興の仏法修練活動。オウムのようなものではなさそう。

「典範改正案提出難航」 おおいに結構

2006年01月25日 | 政治・外交
細田氏「典範改正案 提出難航も」 2006/01/25  02:55 産経
「 自民党の細田博之国対委員長は24日、政府が今国会に提出を予定している女性、女系天皇を容認する皇室典範改正案について「非常に反対論が大きくなっている。今後の展開は予断を許さない」と述べ、提出が難航する可能性があるとの見方を示した。細田氏は、寛仁親王殿下が月刊誌で「皇室典範に関する有識者会議」の議論を批判したことを念頭に「宮さまが否定的な見解を公表されたことも大きく影響している」と指摘した。

 細田前内閣官房長官は周囲の議員に、「皇室典範改正はお上の御意志による」と語っているとのことである。そんなことがあろうはずもなく、「皇室典範に関する有識者会議」の本質は昨日、色々なインターネット上の情報を引用し書かせていただいたが、醜聞といってもいいぐらいである。

 日本の伝統を守るため、皇位継承のため旧皇族の皇籍復帰にむけ、真の意味での皇室典範の改定をじっくり検討していただきたいものだ。

「皇室典範改定」実は宮内庁発だった ー II

2006年01月23日 | 政治・外交
 皇室典範に関する検討が実は宮内庁発であったことは昨日書いた。
 さらにPride of Japan・日本会議首都圏地方議員懇談会のサイトを見るとその本質なるものが発表されていた。

 あろうことか、皇室典範改正に関する有識者会議の報告書の根本には日本共産党の皇室廃止戦略があると断じている。

 日本共産党の皇室廃止戦略とその経過 (抜粋) 詳細は上記サイトをご覧いただきたい
・・・
■女性・女系天皇制度導入とは、天皇・皇室制度廃絶の新しい共産主義革命である。日本の皇統においては、女性・女系天皇を容認すれば、皇統断絶に至る。

■彼らは
1970年代以降、皇族ゼロ/即位希望の皇位継承者ゼロにする戦術に転換した。日共は、女性天皇を立てることで皇統を断絶し、自然に天皇制を廃止できると確信したようである。

■この天皇制度自然消滅の革命シナリオは、1993年の皇太子殿下ご成婚の頃から具体化されたようだ。小和田家の家系からして、内親王の誕生しか期待できないと踏んだ。

■そして妃殿下ご懐妊報道のあった2001年4月に、内閣法制局が前面に出て、女性・女系天皇制度導入という革命の決行が本格化した。

■皇室典範の改悪は内閣提出法案でしかできないため、改悪を起草するのは、内閣府ではなく、内閣法制局にならざるを得ない。共産党はここに目をつけ、内閣法制局の共産党系法律事務官に命じた。

■「有識者会議」メンバーも、この内閣法制局の「赤旗グループ」が選任した。

■内閣法制局は、2001年12月の愛子内親王ご誕生と同時に、『文藝春秋』2002年3月号に、「女性天皇容認!内閣法制局が極秘に進める これが『皇室典範』改正草案」という題の論文を載せ狼煙を上げた。

■2002年4月に園部逸夫氏(有識者会議座長代理)が『皇室法概論』という大冊を出版した。実際の著者ではなく、名義貸しとも言われる。有識者会議の『報告書』は、この『皇室法概論』そのままである。

 (中略)

有識者会議案のウソと真の狙いは?

■渡部(昇一)氏:これまでの議論をまとめると、
「有識者会議」の言う「世襲による天皇制を安定的に維持する」と称して、女性・女系天皇を導入するのは全くの虚構である。

■女性・女系天皇容認を打ち出した「有識者会議」の『報告書』を潰すには、こちらもしっかりとした論理と現実的方策で対抗する必要がある。それには旧皇族の皇籍復帰の一点しかない

■これが実現すれば、男系男子の継続は何の不安もなくなり、問題は一挙に解決する

「有識者会議」は旧皇族の皇籍復帰を事実上排除した。彼らの狙いは明確で、天皇制廃止しかないからだ。 皇統が安定的に護持されるような事態を排除することに努め、旧皇族の皇籍復帰には一切触れていない。


この3ヶ月が勝負である

■この3ヶ月が勝負である。この3ヶ月で日本の運命が決まる。法案提出阻止に失敗したら、今世紀末には日本そのものの存立が危うい状態になるのは間違いない。

■皇統が断絶し、天皇が日本にいなくなったら、日本は崩壊していく以外にない。単に日本が日本でなくなるだけではなく、どんな形の日本もなくなる。

■渡部氏:日本とギリシャの神話の構造は似てはいるが、ギリシャのそれは遺跡と化して死んでいる。だが日本では生きている。神代以来の伝統が今に生きている。現代に生きている神々の中心にいるのが天皇で、国民に敬われ、親しまれている。これこそ日本である。

■渡部氏:日本人としてよって立つ根源は何かが分かり、そこに恩と恵みを感じたら、その恩に感謝し、報いなければ、正しい日本国民ではない。すべての人が1240年前の和気清麻呂公にならなければならない時だ。


 このような「有識者会議報告書」の本質を見抜かれることなく一首相の決定で、しかも党議拘束をもって国会に提出するという事態は怖ろしいことである。
 また気になるのは、小泉首相は劇場型郵政選挙で勝利し大勢の小泉チルドレンなる議員を生み出した。私自身も2者択一で与党に投票した。しかし、その中には保守とは言えない人物も見られる。このような「有識者会議報告書」を提出しようとする小泉首相自身も果たして本当に保守系なのかと疑いたくなるのである。心の中が見えにくい人物のような気がする。

 和気清麻呂:769年(神護景雲3年)、女帝孝謙天皇(称徳天皇)による弓削道鏡の取り立てに絡み、宇佐八幡宮における神託事件で天皇の逆鱗に触れ、別部穢麻呂(わけべのきたなまろ)と改名させられて大隅国(現在の鹿児島県)へ遠島となった。道鏡失脚後、名誉回復されて京に戻されたものの、程なく地方官へと転出させられて不遇の時代を過ごす。だが、桓武朝で実務官僚として重用されて高官となった。(wikipediaより)

栃東の落ち着き

2006年01月22日 | 日常・身辺
 栃東を1敗の差で追う白鵬が琴欧州を堂々と寄り倒した。2,3場所この調子で行けば大関昇進だろう。
 栃東は白鵬の勝った一番を見てもなんら表情に変化はなく落ちついていた。朝青龍と4つに組んだかと思うとすぐに上手出し投げをうち、横綱の体が宙に浮いた。今場所の総仕上げにふさわしい完璧な相撲を見せてもらった。

 朝青龍以外の優勝は8場所ぶり、栃東は13場所ぶり3度目の優勝という。
 この初場所は見ごたえある相撲が多かった。来場所も楽しみ。