第二次大戦は、日米は互いに敵であったが、戦後は日米安全保障条約が結ばれ、同盟国となり、日本の防衛は米国に依存するようになった。
GHQの占領政策は日本が二度と立ち上がれないようにと、憲法に戦争放棄を明記させたほか、教育界や出版物にも規制を加えた。
文化面でも、戦後米国の映画や音楽が進駐軍とともにどっと流れ込み、昭和30年代中高生だった私など大いに影響を受けたものだ。
戦後76年、人々の世代交代が進み、戦争当事者の子や孫が社会の中枢で活躍する時代になったが、未だに憲法改正が出来ず、占領軍憲法を護っている。
そのアメリカの衰退が云われるようになった。
米国内の暴動や略奪事件が頻発し、先頃の大統領選では民主党のバイデン氏が当選したが、選挙に不正があったという噂が絶えない。
国際的には、中東アフガンから米軍やドイツ軍が撤退するというニュースがあった。
空洞化したアフガンに再度タリバンが権力を奪還したという。
アンディ・チャン氏(1934ー)メルマガ通信より
■山中泉著「アメリカの終わり」目次より
第2章 大統領選後のアメリカ社会の分断
(1)フロイド事件暴動の背後にあるもの
(2)BLMとは?
(3)羽州発の過激左派「アンティファ」
第4章 日本で報道されなかった大統領選とメディアの偏向報道
アメリカの報道の左傾化が著しい。
上記の本をざっと読ませてもらったが、悲しいかな日本の報道が米に倣い左傾化が進むわけだ。
2016年、トランプ対ヒラリーの大統領選では、日本のメディアの多くはヒラリーが勝つと云っていたのを思い出す。
GHQの占領政策は日本が二度と立ち上がれないようにと、憲法に戦争放棄を明記させたほか、教育界や出版物にも規制を加えた。
文化面でも、戦後米国の映画や音楽が進駐軍とともにどっと流れ込み、昭和30年代中高生だった私など大いに影響を受けたものだ。
戦後76年、人々の世代交代が進み、戦争当事者の子や孫が社会の中枢で活躍する時代になったが、未だに憲法改正が出来ず、占領軍憲法を護っている。
そのアメリカの衰退が云われるようになった。
米国内の暴動や略奪事件が頻発し、先頃の大統領選では民主党のバイデン氏が当選したが、選挙に不正があったという噂が絶えない。
国際的には、中東アフガンから米軍やドイツ軍が撤退するというニュースがあった。
空洞化したアフガンに再度タリバンが権力を奪還したという。
アンディ・チャン氏(1934ー)メルマガ通信より
AC 論説 No.850 パックスアメリカーナの終焉
http://www.mag2.com/m/0001690065.html
Pax Americanaは何時始まったのかハッキリしないが、だいたいソビエト連邦が崩壊したゴルバチョフのころだと思う。この40年ほどの間はアメリカの軍事力で世界の平和を保つことができた。80年代以前はアメリカとソビエトの覇権争いで世界は二つに割れていたが、ソビエトの崩壊でアメリカ一強となってパックスアメリカーナで世界の平和を維持するようになった。
それはアメリカの権益を守るためとも言えるが、世界はこの40年間、米軍の駐留で強国の覇権進出を防ぐこと、つまりロシアや中国の侵略行為を押さえ、中東諸国のテロを鎮めることができたのである。中東諸国の動乱を抑えると共にイラン、北朝鮮の核開発の抑止にも暫定的な成功を収めることができた。
世界の動乱の根本はロシアのバルト三国、中国の台湾と南シナ海の土地侵略である。
バイデン政権になってパックスアメリカーナが威力を失いつつある。バイデン政権が発足して半年しか経っていないのにアメリカは国内から崩壊し始め、世界各地の動乱を抑えることができなくなった。バイデンが二ヶ月前にアフガンから撤退すると宣言し、二ヶ月だけで90%の米軍が撤退した。たった二ヶ月で撤退したということは武器や補給物資を残して退却したことである。アフガンの政府軍はほとんど役に立たず、この二週間でタリバンが領土の80%を占領してしまった。アメリカは中東の平和を維持することができなくなったのである。
アフガニスタン政府がタリバン政府になると近隣諸国でも動乱が起きる。ロシヤ、中国がタリバン新政権に接近するかもしれない。パックスアメリカーナの終焉で中国がタリバン新政権に接近し、一帯一路を広げてパックスチーナの範囲を広げていくかもしれない。
アメリカが世界の平和を維持できなくなったのは国内の動乱を押さえることができなくなったからである。アメリカは内部崩壊を始めた。バイデンの無能とサヨク民主党がアメリカの崩壊の主因である。
前にも書いたが今のアメリカはバイデンのおかげで大変なことになっている。
まず違法移民問題。国境を解放したため毎月に18万人が堂々と越境してくる上に犯罪者やテロ分子、麻薬密輸も入ってくる。これこそ人道問題なのにサヨクは違法越境を人道的理由で許しているのだ。
次は国内の犯罪が大幅に増したことである。警察は犯罪を取り締まれない。地方政府は警察の経費を削減し黒人の犯した罪も警察官が悪いと断定するし司法は犯罪者を簡単に釈放する。バイデンは法律で銃の所有を禁止すると主張するが、法律で犯罪を止めることはできない。黒人の横暴と警察の無力、バイデン政権の無作為がアメリカを無法地帯にしているのだ。
その次はアメリカの時限爆弾のインフレである。バイデンのおかげでガソリンは60%の値上げ、不動産は30%、木材は2倍から4倍、食料品は10%、その他の諸物価も同じような値上げである。株市場は大幅に上がっているが株のバブルは必ず起きると言われている。
もう一つの隠れた時限爆弾はイカサマ選挙の摘発である。メディアは報道しないがアリゾナ州の違法調査は既に民主党側の妨害を退けて再計票を済ませ、ドミニオン計票機の調査の終了した。アリゾナ州に続きペンシルバニア州、ミシガン州、ジョージア州でも再計票が行われる。イカサマ選挙の調査結果がクロと出たら民主党は全滅する。アメリカの政治がドンデン返しする大事件である。
バイデンは彼が作り出した様々な危機を処理しようとせず別の問題を提起して国民の関心を逸らそうとする。別の問題提起で新たな危機が生じる。例えば違法越境者の収容所がパンク状態になったら違法入国者を飛行機で別の州に移す。家庭訪問でコロナワクチンの注射を強要する。政府が学資ローンの滞納や家賃を滞納した人の借金を帳消しにする。国民の税金で「一部の人」の救済に使う。ばら撒き政策は勤労意欲を低下させ、政府が金をくれるから働かない人が増える。
国内問題はこれぐらいにしてパックスアメリカーナに戻ろう。
パックスアメリカーナはアメリカの覇権侵略だと批判する人も多い。しかし、アメリカは第二次大戦後から今日まで世界各地に軍隊を派遣して大国の領土侵略を防いできた。
アメリカは土地を占領したのではなく資源を略奪したのでもない代わりにロシアや中国の土地侵略と資源略奪を防いで来た。アメリカの軍事力、兵力、資金力で世界の平和を維持してきたのである。
米軍がNATOから撤退したらどうなるか、横須賀と沖縄から撤退したらどうなるか。考えてみれば事態の深刻さがわかる。
アメリカの衰退で世界の平和が失われる。中国の覇権と領土侵略が起き、各地で紛争が起きる。中国の台湾攻略、南シナ海の領土拡張、尖閣諸島の占領・・・。パックスチーナは絶対に許せない。シナの覇権侵略は台湾か南シナ海で起きる可能性がある。非常に憂慮すべき問題だ。
http://www.mag2.com/m/0001690065.html
Pax Americanaは何時始まったのかハッキリしないが、だいたいソビエト連邦が崩壊したゴルバチョフのころだと思う。この40年ほどの間はアメリカの軍事力で世界の平和を保つことができた。80年代以前はアメリカとソビエトの覇権争いで世界は二つに割れていたが、ソビエトの崩壊でアメリカ一強となってパックスアメリカーナで世界の平和を維持するようになった。
それはアメリカの権益を守るためとも言えるが、世界はこの40年間、米軍の駐留で強国の覇権進出を防ぐこと、つまりロシアや中国の侵略行為を押さえ、中東諸国のテロを鎮めることができたのである。中東諸国の動乱を抑えると共にイラン、北朝鮮の核開発の抑止にも暫定的な成功を収めることができた。
世界の動乱の根本はロシアのバルト三国、中国の台湾と南シナ海の土地侵略である。
バイデン政権になってパックスアメリカーナが威力を失いつつある。バイデン政権が発足して半年しか経っていないのにアメリカは国内から崩壊し始め、世界各地の動乱を抑えることができなくなった。バイデンが二ヶ月前にアフガンから撤退すると宣言し、二ヶ月だけで90%の米軍が撤退した。たった二ヶ月で撤退したということは武器や補給物資を残して退却したことである。アフガンの政府軍はほとんど役に立たず、この二週間でタリバンが領土の80%を占領してしまった。アメリカは中東の平和を維持することができなくなったのである。
アフガニスタン政府がタリバン政府になると近隣諸国でも動乱が起きる。ロシヤ、中国がタリバン新政権に接近するかもしれない。パックスアメリカーナの終焉で中国がタリバン新政権に接近し、一帯一路を広げてパックスチーナの範囲を広げていくかもしれない。
アメリカが世界の平和を維持できなくなったのは国内の動乱を押さえることができなくなったからである。アメリカは内部崩壊を始めた。バイデンの無能とサヨク民主党がアメリカの崩壊の主因である。
前にも書いたが今のアメリカはバイデンのおかげで大変なことになっている。
まず違法移民問題。国境を解放したため毎月に18万人が堂々と越境してくる上に犯罪者やテロ分子、麻薬密輸も入ってくる。これこそ人道問題なのにサヨクは違法越境を人道的理由で許しているのだ。
次は国内の犯罪が大幅に増したことである。警察は犯罪を取り締まれない。地方政府は警察の経費を削減し黒人の犯した罪も警察官が悪いと断定するし司法は犯罪者を簡単に釈放する。バイデンは法律で銃の所有を禁止すると主張するが、法律で犯罪を止めることはできない。黒人の横暴と警察の無力、バイデン政権の無作為がアメリカを無法地帯にしているのだ。
その次はアメリカの時限爆弾のインフレである。バイデンのおかげでガソリンは60%の値上げ、不動産は30%、木材は2倍から4倍、食料品は10%、その他の諸物価も同じような値上げである。株市場は大幅に上がっているが株のバブルは必ず起きると言われている。
もう一つの隠れた時限爆弾はイカサマ選挙の摘発である。メディアは報道しないがアリゾナ州の違法調査は既に民主党側の妨害を退けて再計票を済ませ、ドミニオン計票機の調査の終了した。アリゾナ州に続きペンシルバニア州、ミシガン州、ジョージア州でも再計票が行われる。イカサマ選挙の調査結果がクロと出たら民主党は全滅する。アメリカの政治がドンデン返しする大事件である。
バイデンは彼が作り出した様々な危機を処理しようとせず別の問題を提起して国民の関心を逸らそうとする。別の問題提起で新たな危機が生じる。例えば違法越境者の収容所がパンク状態になったら違法入国者を飛行機で別の州に移す。家庭訪問でコロナワクチンの注射を強要する。政府が学資ローンの滞納や家賃を滞納した人の借金を帳消しにする。国民の税金で「一部の人」の救済に使う。ばら撒き政策は勤労意欲を低下させ、政府が金をくれるから働かない人が増える。
国内問題はこれぐらいにしてパックスアメリカーナに戻ろう。
パックスアメリカーナはアメリカの覇権侵略だと批判する人も多い。しかし、アメリカは第二次大戦後から今日まで世界各地に軍隊を派遣して大国の領土侵略を防いできた。
アメリカは土地を占領したのではなく資源を略奪したのでもない代わりにロシアや中国の土地侵略と資源略奪を防いで来た。アメリカの軍事力、兵力、資金力で世界の平和を維持してきたのである。
米軍がNATOから撤退したらどうなるか、横須賀と沖縄から撤退したらどうなるか。考えてみれば事態の深刻さがわかる。
アメリカの衰退で世界の平和が失われる。中国の覇権と領土侵略が起き、各地で紛争が起きる。中国の台湾攻略、南シナ海の領土拡張、尖閣諸島の占領・・・。パックスチーナは絶対に許せない。シナの覇権侵略は台湾か南シナ海で起きる可能性がある。非常に憂慮すべき問題だ。
■山中泉著「アメリカの終わり」目次より
第2章 大統領選後のアメリカ社会の分断
(1)フロイド事件暴動の背後にあるもの
(2)BLMとは?
(3)羽州発の過激左派「アンティファ」
第4章 日本で報道されなかった大統領選とメディアの偏向報道
アメリカの報道の左傾化が著しい。
上記の本をざっと読ませてもらったが、悲しいかな日本の報道が米に倣い左傾化が進むわけだ。
2016年、トランプ対ヒラリーの大統領選では、日本のメディアの多くはヒラリーが勝つと云っていたのを思い出す。