落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

多可町加美区 竜ヶ岳(817m)

2007年05月28日 | 散歩・山歩き
(詳細をHPにも掲載しています 2007/05/30)

 ようやく風邪も抜けてやる気が出てきた。多可町・丹波市境界の竜ヶ岳を歩いた。
 昨日までの黄砂で霞んでいた空が北の高気圧が降りてきて空気が入れ替わりすっかりきれいになった。
 気温も低めで、竜ヶ岳山頂の気温は15℃だった。山道を歩いていても汗はすぐ引いて爽やか。眺望もよく、西側には以前歩いた千ヶ峰が眼前に聳え、そこから南へ飯森山、笠形山、そして遠く姫路の山々へと連なっていた。遠くの眺望もよく、神戸西の雄岡山・雌岡山や明石海峡大橋のタワーがかすかに見えた。

 行程
 427号線沿い西宮神社・駐車場(9:20)ー(一般道)ー鳥羽集落・登山口(10:15)~鳥羽峠(10:40)~竜ヶ岳・山頂(12:10)昼食休憩(13:10)~清水(きよみず)坂(14:00)~林道終点登山口(14:25)~清水集落(15:00)ー(一般道)ー西宮神社・駐車場(15:25)

 帰路近くの春蘭荘(老人福祉センター)の温泉に立ち寄って汗を流し着替えた。丹治谷川上流の山懐に抱かれるような大変よい場所にあった。小さいけれど温泉は300円で一般にも解放されている。
 (写真:竜ヶ岳山頂から南側の眺望、多可町加美区 セルフタイマーで)
 バイク走行 155km  帰宅 18:40

大相撲5月場所・千秋楽

2007年05月27日 | 日常・身辺
全勝  白鵬
3敗  琴光喜、朝赤龍(技能賞)、出島(敢闘賞・8年ぶり)
5敗  朝青龍、魁皇、千代大海、若の里、露鵬、普天王、龍皇
殊勲賞:安美錦

白鵬(上手出し投げ)朝青龍
 千秋楽にふさわしい一番。がっぷりの引きつけ会い、白鵬が力をつけていることをまざまざと見せた。
 北の湖理事長は横綱審議委員会に白鵬の横綱昇進を諮問したとのこと。来場所からはいよいよ2横綱の対決が始まる。ご両親も嬉しそうだったなぁ。

琴光喜(送り出し)千代大海
 琴光喜も突き押しで応酬。千代大海を捕まえると琴光喜に分があった。
 琴光喜は次の名古屋場所で地元に帰り大関昇進を賭けることになった。

 琴奨菊、稀勢の里、豊真将、栃煌山などの若手が課題を残した様に思う。豊ノ島、膝の怪我で残念な場所になった。場所前の稽古で怪我をする力士が目立つのが気になる。本場所でファンの前で力を発揮してほしい。そして、なにより日本人横綱の誕生が待たれる。

「古代天皇はなぜ殺されたのか」

2007年05月26日 | 日常・身辺
  邪馬台国はどこにあったのか・・・とネット散策をしているとこの本が目に入ってきた。早速注文してこの2日ほど引き込まれて読んでしまった。

八木荘司著「古代天皇はなぜ殺されたのか」角川書店(H16.9.30)
 「なぜ殺されたのか」というのは穏やかでないが、「実在しているはずの古代天皇を歴史学会はなぜ神話にしてしまったのか」というのがテーマになっている。
 神武天皇やヤマトタケル、神功皇后は神話と習ってきたが実在するのである。また神武天皇即位の年がBC660年(縄文時代)となっており、今も歴代天皇一覧などを見るとそうなっている。歴史に疎い私は習ったとおりそんなものかと思っていたが、よく考えてみると矛盾に満ちている。なぜこんな事になっているのか、著者はオーソドックスに古事記、日本書紀を検証し物証をあげ、中国、朝鮮の歴史書、碑文などを照合しひとつひとつ解き明かしている。目からウロコで大変面白かった。読まなければ我が日本の古代の姿を知ることなくあの世に行くところであった。

 なぜこんな事になっているのか著者は最後にこう書いていた(概略)。
・・・ 戦後の古代史学会がことごとく日本書紀を否定してきたのは、なぜだったのか。おそらくそこに、学問的なこととは異なる次元の問題が、入り込んできているからだろうと考えられる。
 「一億総ざんげ」といわれたように、敗戦後は戦時中のすべてを否定して出直さなければならなかった。戦前の価値観は軍国主義として断罪され、一掃された。皇国史観の聖典といわれるような歴史書は、いっさいこれを認めてはならず、神武天皇や神功皇后は軍国主義の象徴とみなされ、史上から抹殺されなければならなかった。・・・そしてそれが古代史学会の主流となっていく。・・・
 近代の戦争は、当然ながら日本書紀のせいではない。古代において大和民族が大陸に進出した事実が、近代と似たかたちで日本書紀に記録されているからと云って、日本書紀を否定しなければならない理由はまったくない。・・・
 神武天皇も神功皇后も、純粋に実在の証拠があるなら、時流におもねることなく堂々と現代によみがえらせるべきである。昭和の大戦が終わって約60年、民族の歴史に新たな光をあてるときがきている。

 曲解したまま、あるいは捏造した歴史をそのまま継承するというのでは今の韓国や中国のしていることを嗤えない。
 近現代史も戦後60年以上も経つと、非公開期限が過ぎあらたな史実がでたり、調査によって史実が明らかになったりする。そのつど修正し教科書に反映するなどなぜできないのだろうか。南京大虐殺や従軍慰安婦問題のようにプロパガンダでいじめられることもなかろうに思うのだが。

大相撲5月場所 14日目

2007年05月26日 | 日常・身辺
全勝  白鵬(優勝
2敗  朝赤龍
3敗  琴光喜、出島

 白鵬(寄り切り)千代大海
 千代大海の激しい突き押しにも下半身はぴたっと安定していた。まわしに手がかかると白鵬の相撲。いったん吊り落としを見せた後、冷静に寄り切った。これでほぼ横綱昇進を手中にした。
 6年前来日し入門先を探したがお呼びかかからず、諦めて帰国しようとした最後の夜、宮城野部屋からお声がかかった。167cm68Kgだったそうだ。それから精進を重ね夢を実現した。たいしたものだ。

 琴欧州(上手投げ)朝青龍
 朝青龍は気持ちが切れてしまったようだ。琴欧州に難なくまわしを許し上手投げを喫し4敗目となった。

大相撲5月場所 13日目

2007年05月25日 | 日常・身辺
全勝  白鵬
2敗  朝赤龍、出島
3敗 朝青龍、千代大海、琴光喜

 魁皇(上手出し投げ)朝青龍
 朝青龍の信条とするスピードのある立ち会いは見られなかった。これがなかったら魁皇は恐れることはない。魁皇は右上手を取ると怪力を発揮した。朝青龍、2場所連続で優勝から遠のくことになった。

 白鵬(寄り切り)琴光喜
 白鵬の落ち着きは素晴らしい。琴光喜完敗。

大相撲5月場所 12日目

2007年05月24日 | 日常・身辺
全勝  白鵬
2敗  朝青龍、千代大海、琴光喜、朝赤龍、出島
3敗  普天王

 千代大海(押し出し)朝青龍
 昨日、おとといの千代大海の威力ある突き押し相撲からひょっとすると一波乱あるのではと思っていると、当たった。
 千代大海が意地を見せ、朝青龍を2敗に引きづり降ろした。朝青龍は自力優勝がなくなった。
 賞金を受け取るとき千代大海は右頬に座布団の洗礼を受けた。

 白鵬(とったり)琴欧州
 琴欧州、一度は白鵬のまわしに手がかかるが突き放される。二度目がっぷりになるかと思いきやとったりで琴欧州を下した。白鵬は冷静にしかも身体がよく動き、風格さえ感じさせた。

「事態を重く見て・・」動く

2007年05月24日 | 世相
エレベーターのロープまた破断 シンドラー社管理 産経(2007/05/23 18:59)
国交省、緊急点検を全国の自治体に指示
 国土交通省は、都市再生機構(横浜市)の賃貸マンション「プロムナード荻窪2号棟」(14階建て、東京都杉並区桃井)のエレベーターをつるす金属製ロープの一部が破断していたことを23日、明らかにした。シンドラーエレベータ社(東京都江東区)が管理していた。
 定期検査は昨年6月19日に行ったが、「A判定」(特記事項なし)と同社は報告していた。国交省は事態を重くみて、シンドラー社が保守点検しているすべてのエレベーターに関し、全国の自治体に緊急点検を行うよう通知した。
 エレベーターは金属製のメーンロープ3本でつるしているが、1本のロープを構成するストランドと呼ばれる金属製の束8つのうち1つが破断していた。一部は機械室の滑車に接触していた。
 3月25日午後7時ごろ、同マンションの住人からエレベーターの外から異音がある、とシンドラー社に苦情があり、同社が調査した結果、ストランドの破断が分かった。同社はロープを同月31日に交換し、復旧した。しかし今月22日に機構が原因をシンドラー社に確認するまで報告をしていなかった。
 今年4月には東京都港区の「六本木ヒルズ」森タワーで、今回と同様にストランドが破断して一部が滑車に接触、火花が飛んで火災を起こし、850人が避難する騒ぎになったばかり。

 以前、高校生が挟まれ死亡したが、あの会社のエレベーターだわな。言わば札付きの会社のエレベータが今もテキトーな検査でごまかし動かされている。生活用施設がこれでは不安でしようがない。

24%のコースターが過去1度も探傷試験をせず 国交省調査 産経(2007/05/23 11:24)
 エキスポランド(大阪府吹田市)のジェットコースター脱線事故を受け、全国の遊園地に緊急点検を指示していた国土交通省は23日、全国のジェットコースター306基のうち、過去に1度も探傷試験をしていなかったコースターが約24%にあたる72基あったことを明らかにした。また7基のコースターで車輪などに亀裂などが見つかり、うち6基で部品交換をした。1基は今も交換作業中。また年に1回は探傷試験を行うという日本工業規格(JIS)の基準に違反していたコースターも119基(約39%)にのぼった。同省では「4割がJIS基準に従っていなかった事実を重く受け止めている」としている。
 同省はレールの勾配が5度以上ある全国のコースターを対象に緊急点検を指示していた。
 亀裂などが見つかったコースターは浅草花やしき(東京都台東区)のコースター▽多摩テック(東京都日野市)の「でんでん虫」とジェットコースターの「ガリオン」▽日本モンキーパーク(愛知県犬山市)の「ハイウェイコースター」と「モンキーコースター」▽ワンダーラクテンチ(大分県別府市)のジェットコースター▽尾道千光寺グリーンランド(広島県尾道市)のコースターの計5施設7基。うち尾道千光寺グリーンランドを除く6基で部品交換を済ませた。多摩テックの2つのコースターとワンダーラクテンチのコースターはコースターの営業開始以降、一度も探傷試験をしていなかった。特にワンダーラクテンチは昭和47年の創業以降、35年間実施していない。
 近畿地方で営業開始以降、一度も探傷試験を行っていない施設は次のとおり。ワンダーパーク彦根店(滋賀県彦根市)▽関西サイクルスポーツセンター(大阪府河内長野市)▽みさき公園(大阪府岬町)▽スカイシティ泉南ナムコランド(大阪府泉南市)▽ひらかたパーク(大阪府枚方市)▽グリーンピア三木(兵庫県三木市)▽姫路セントラルパーク(同県姫路市)▽ダイヤモンドシティーテラス(同県伊丹市)▽生駒山上遊園地(奈良県生駒市)▽パームシティ和歌山ナムコランド(和歌山市)
 同省は50基については未だ調査中としており、今後もJIS違反の状態の遊園地は増える見込み。
 点検対象のうち、エキスポランドの事故機「風神雷神II」と同型のコースター4基はすでに調査結果を報告済み。鷲羽山ハイランド(岡山県倉敷市)は昭和61年の設置以来、探傷試験を一度も行っていないことが分かっている。

 35年間も探傷試験を行っていなかったコースターが2つ見つかり、一度も探傷試験を行っていない施設もたくさんあるのだな。さらに50基は調査中という。スリルはあるけれども安全が不確定、自己責任でということか。
 機械はいつか壊れるものということで定めたルールは守らなければなんにもならない。責任はいずこにあるのだろうか。

大相撲5月場所 10日目

2007年05月22日 | 日常・身辺
 朝青龍1敗

 全勝  白鵬
 1敗  朝青龍、琴光喜、朝赤龍、普天王
 2敗  魁皇、千代大海、出島

 安美錦(寄り倒し)朝青龍
 解説の音羽山(貴ノ浪)さんが、「朝青龍はここまで快調のように見えますが、必ずしもそうではない。左の使い方がいつもと違い・・・」と仰っていた。やはり専門家の見方というものはすごいなと思いながら見ていると、相撲巧者の安美錦は、その朝青龍の弱点を見事について寄り倒した。座布団乱舞。朝青龍は引き揚げるときその座布団を蹴り上げているのがちらっと映った。

 千代大海(突き落とし)魁皇
 昨日に続き、気迫の突き押し。魁皇は防戦一方だった。

 安馬(上手投げ)琴欧州
 身体の大きい琴欧州は、安馬に合わせて小さい立ち会いをしている。大きく受けて立てばこんなことはなかろうにと素人は思うのだが。