落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

共産「防衛費は人を殺す予算」

2016年06月29日 | 政治・外交
共産党の藤野政策委員長がNHK番組で「防衛費は人を殺す予算」と発言したそうな。
多方面から厳しい批判を受け、氏は責任をとり辞任することになった。
選挙も近いこともあり、野党共闘?する上で都合が悪かったことは自明。
もともと共産党は九条の完全実施、自衛隊の解消を綱領にしており、常々思っていることを表明したに過ぎない。
唯々選挙のための共闘だと云うことがバレてしまっている。

それにしても、中国の南シナ海・東シナ海の軍拡はひどくなる一方だ。
東シナ海は海も空も一触即発の状態だという。
中国は様々な挑発を繰り返し日本政府の反応を見ているが、有効な外交手段もない。
このままではやがて中国の実効支配に進んでいくのではないか。
東シナ海で一触即発の危機、ついに中国が軍事行動
中国機のミサイル攻撃を避けようと、自衛隊機が自己防御装置作動

2016.6.28(火) 織田 邦男
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47196

 6月9日、中国海軍ジャンカイ級フリゲート艦1隻が尖閣諸島周辺の接続水域に侵入した。これまで公船(海警)が接続水域や領海に侵入してくることは、しばしばあったが、中国海軍が尖閣諸島周辺の接続水域に入ったのは初めてである。

 その6日後の15日、今度は中国海軍ドンディアオ級情報収集艦が口永良部周辺の領海を侵犯した。2004年、中国海軍漢級原子力潜水艦が先島諸島周辺の領海を侵犯して以来、2回目の事案である。・・・・



英・EU脱退

2016年06月25日 | 政治・外交
英国がEU(欧州連合)から離脱した。
EUとは http://www.euinjapan.jp/union/what-is-history/

欧州連合(EU)は、独特な経済的および政治的協力関係を持つ民主主義国家の集まりである。EU加盟国はみな主権国家であるが、その主権の一部を他の機構に譲るという、世界で他に類を見ない仕組みに基づく共同体を作っている。現在28カ国が加盟している。

EUの人口は今や5 億人を超え、EUはすべての欧州市民に平和、繁栄および自由を保障するとともに、平和構築や開発援助などを通じ、世界の平和と安定に積極的に貢献することを目指している。
・・・
EU理念
「多様性の中の統合(United in diversity)で、多くの主権国家、言語、文化をそれぞれ尊重しながら統合を進める」
・・・
国民投票で離脱派が上回った。
国論が二分するという一大事が国民投票で決まるというのは怖い。
17日英の野党女性議員(EU残留派)が殺害されるという事件があった。
これをきっかけに移民などグローバル化を問題とする国も増えるのではないだろうか。
幸い日本はまだ大々的な移民国家ではないが、政府は移民や外国人労働者の拡大をはかっているという。(経産省HP資料)。
選挙も近いことだし、注意点だろう。

■英国EU離脱は、英国の終わり、欧州の衰退、世界の停滞をもたらす
2016年06月24日(金)19時32分
http://www.newsweekjapan.jp/obata/2016/06/eu.php

■EU離脱派勝利が示す国民投票の怖さとキャメロンの罪
2016年06月24日(金)17時29分
http://www.newsweekjapan.jp/kimura/2016/06/post-13.php

■英国がEU離脱!移民拒否!国民投票で移民受け入れにNO!
目先の経済より主権や雇用や治安を選択
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-date-20160624.html


北朝鮮ミサイル

2016年06月24日 | 政治・外交
北朝鮮がまたミサイル発射を行った。
今回は高度1400km以上あげ、大気圏再突入の耐熱性、飛行安定性を確認したという。
ムスダンは今年三月のノドンの射程距離(1300km)よりは長く3000km以上になるという。
「オオカミ少年」の如く「またかい」とつい思ってしまうのだが、やはり性能はアップしているらしい。

■北朝鮮、ミサイル発射「成功」 メディア報道
2016/6/23 10:55 (2016/6/23 13:44更新)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM23H2W_T20C16A6MM0000/

前回は失敗
■北ムスダン、また失敗…今回は飛ばず
2016年06月01日08時53分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
http://japanese.joins.com/article/382/216382.html?servcode=500§code=500

北朝鮮ミサイルの背景
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル 第240号(6月24日)
http://melma.com/backnumber_190875_6384561/

北朝鮮の成功

 北朝鮮が漸く中距離弾道弾ムスダンの発射実験に成功した。ムスダンは既に実戦配備されており、開発途上ではない。だから6発撃って、漸く成功したと大喜びしているのは奇妙な光景である。既に配備されている内の6分の5は不良品だと証明されたようなものなのだ。
 北朝鮮外務省の副局長は「米国がどんな核戦争を強要しても堂々と相手ができる」と北京で記者に語ったが、ムスダンがほとんど使い物にならないと証明されたのに、どうしてこうした発言が出るのか?

 ムスダンは2010年10月10日、朝鮮労働党65周年の軍事パレードで初めて披露された。このとき、金正恩は父、金正日総書記の横で閲兵している。金正日はこの前々月、中国を訪問し、その5か月前にも訪中し、子息、金正恩が後継者として承認されるべく中国首脳に挨拶に回っていた。
 つまりムスダンは中国からの金正恩への贈り物で、中身は中国製と見てよい。当初からグアム島の米軍基地を攻撃できる最新式のミサイルと鳴り物入りで報道されたが、程なくして北朝鮮内部から「それほどの性能ではない」という情報が流出した。
 早い話が、中国は欠陥品を供与したのである。これは中露がよくやる手で、最初、無償で製品を供与し、後から莫大な修理改修費を要求して元を取る、武器だけでなく民間ビジネスでもしばしば見られるボッタクリ商法の一つである。

 だが、北朝鮮の経済状況から見て高額な修理改修費を払える筈はないから、欠陥品をそのまま実戦配備したのであろう。その後、核ミサイル開発を巡って中朝関係がこじれて、北朝鮮は中国から本格的な経済制裁を受けるに至った。
 ところが、今年になって米中の南シナ海の覇権争いが表面化した。そこで経済制裁を解除して貰いたい北朝鮮は、一計を講じて「もし、米中が戦争になったら北朝鮮は中国の側に立ってグアム島の米軍基地を攻撃してもいい」と密かに提案した。
 これが今年の4月15日、祖父金日成の誕生日にムスダンを発射した理由だ。もとより欠陥品だから失敗して当たり前。だがもし、修理改修されれば米軍にとって圧力になることに、中国はすぐに気が付く。

   米軍攻撃機A10が4機、南シナ海スカボロー礁付近を飛行したのが4月19日、これを米軍が発表した翌日の4月28日に、北朝鮮は再びムスダン2発を発射、無論失敗だが、北朝鮮が何を言おうとしているか、中国に取ってはもはや一目瞭然だ。
 5月31日、北朝鮮の労働党副委員長が、訪中するが、その朝にもムスダン2発やはり失敗、翌6月1日、副委員長は中国の習近平主席と会談した。「習主席は北にミサイル発射の自制を促した」と公表されたが、経済制裁を実施している段階で習が北の幹部に会えば、制裁解除以外の話題がある訳はない。
 おそらく北朝鮮は6か国協議再開に合意し、中国はムスダンの修理改修を約束したのだろう。
果たして22日、6か国会議が北京で開催され、その日、ムスダンの成功が確認された。
翌23日、朝鮮中央通信は金正恩が側近らと共に大喜びする写真を掲載した。偽らざる心境であろう。

軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、第1回読売論壇新人賞受賞。2011年、メルマ!ガ オブ ザイヤー受賞。2012年、著書「国防の常識」第7章を抜粋した論文「文化防衛と文明の衝突」が第5回「真の近現代史観」懸賞論文に入賞。
動画配信中:「地図で見る第二次世界大戦」
http://www.nicovideo.jp/watch/1441391428
文庫新刊:「図解大づかみ第二次世界大戦」
http://www.kadokawa.co.jp/product/321502000376/
著書:
「領土の常識」(角川学芸出版)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321212000089
「国防の常識」(角川学芸出版)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201203000167
「戦争の常識」(文春新書)
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166604265
「エシュロンと情報戦争」(文春新書、絶版)
監修:
「イラスト図解 戦闘機」
http://www.tg-net.co.jp/item/4528019388.html
「超図解でよくわかる!現代のミサイル」
http://www.tg-net.co.jp/item/486298102X.html?isAZ=true
インターネット動画配信中:
「現代戦闘機ファイル」
http://www.nicovideo.jp/watch/1411697197
「よくわかる!ミサイル白書」
http://www.nicovideo.jp/watch/1383640409



加古川市 平荘湖

2016年06月17日 | 散歩・山歩き
6月15日(水) 晴れ

加古川市にある平荘湖に行ってみた。
播磨地方にはため池が多いが、平荘湖は特に大きい。
水は、播磨工業地帯や農業に使われるという。
広大な水面を前にすると気持ちがよく、周囲をジョギングする人が多い。
このあたり古代から開けたところで、湖にも古墳があった。





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さつき 3

2016年06月09日 | 日常・身辺
サツキの花ばかりで気が引けますが、今日もまた・・・

満開の白


蕾もまだまだあります




写真に撮ると葉も魅力的




誰かが囓っていったようです










(クリックで拡大します)






さつき

2016年06月01日 | 日常・身辺
先輩(故人)から頂戴したサツキ三鉢が今年も咲いてきました。
品種名は聞きそびれて判りません。
ピンクの縁取りが素晴らしい。










白いのも蕾がたくさんついています。
数日内に満開になるでしょう。