落葉松亭日記

ニュース・評論スクラップ、凡夫の日々雑感、山歩記など

習主席来日中止

2020年06月06日 | 政治・外交
シナ武漢発・新型コロナウイルス(生物兵器と云われる)で全世界に禍をもたらした。
その国の首領が他国を訪問できるわけがない。
鍛冶俊樹の軍事ジャーナル(2020年6月6日号)
習主席、来日中止!

 茂木外相が3日のBSフジのプライムニュースで、中国の習近平主席の来日が11月以降になるとの見解を示した。マスコミは、来日の具体的な時期に初めて言及と肯定的に伝えたが、真相は全く違う。
 外相は、先進国首脳サミットが9月以降にずれ込んだ事を受けて発言している。ところがトランプが主催する今回のサミットは、対中包囲網の結成式に他ならない。そこで反中宣言に署名した安倍総理に習主席が、どの面(つら)を下げてノコノコ会いに来ると言うのか?

 つまり「サミット後に習来日がずれ込む」と外相が言う真意は、「来日があり得ない」と同義であろう。それが証拠に河野防衛相は5日、閣議後の記者会見で習主席の国賓招待について「安全保障状況を反映しながら、しっかりと議論していきたい」と慎重な姿勢を示した。
 いったん閣議で決定されている事について、閣僚が議論することは通常有り得ないから、防衛相の発言は、昨年12月の「習主席を国賓として招聘する方針」を確認した閣議決定が無効となった事を示している。

 私は昨年の12月21日号「アグネス・チョウと習近平」以来、一貫して習来日反対を表明し、今年1月31日付の産経新聞の全面意見広告「習近平国賓来日反対!」にも賛同人として名前を連ねた。
 こうした運動に自民党の一部の議員が呼応し、自民党外交部会を動かし遂には安倍内閣が動いた。まことに喜ばしく思う次第である。そこで今夜は皆さんと祝杯を挙げる事にしよう。

 今夜9時から約1時間、伽藍みーTUBEでライブ配信飲み会を開催する。
祝杯を挙げた後、飲みながら気楽な形で質問に答えるので、皆さん、気楽に参加されたい。
https://www.youtube.com/channel/UCtYCuV7GOkNqxmeLYxdX5UA
*前号「朝鮮半島の天国と地獄」の動画解説がUPされた。前号に含まれない情報も追加してあるので是非ご視聴を!下記をクリック
https://youtu.be/09VZ6CboenI

 軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
プロフィール・バックナンバー等は公式ブログを参照。下記をクリック
https://ameblo.jp/karasu0429/



横田滋氏・死去

2020年06月05日 | 世相
昭和52年(1977)北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(当時13歳)の父、横田滋氏が亡くなった。
日銀名古屋支店から新潟に転勤し、娘の拉致事件に遭遇した。
愛娘を拉致された無念と怒りは想像に余りある。その後は救出活動に人生を送った。

警察庁が公開した情報によると、2012年11月1日時点で「拉致の可能性が否定されない特定失踪者」として、捜査・調査が行われている対象者数が全国で868人にのぼっている。(WikiPedia)
横田滋さん死去=めぐみさん父、87歳―拉致被害者の家族会元代表 時事通信社 2020年6月5日 22:41
https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_20200605X755/

横田滋さん死去=めぐみさん父、87歳―拉致被害者の家族会元代表
北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父で、拉致被害者「家族会」元代表の横田滋さんが5日午後2時57分、老衰のため、入院先の川崎市の病院で死去した。87歳だった。葬儀は近親者で行う。 【時事通信社】

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父で、拉致被害者「家族会」元代表の横田滋(よこた・しげる)さんが5日午後2時57分、老衰のため、入院先の川崎市の病院で死去した。87歳だった。葬儀は近親者で行う。関係者による「お別れの会」を後日開催する予定。

滋さんの死去により、拉致被害者の父母世代で存命なのは、妻早紀江さん(84)と有本恵子さん=拉致当時(23)=の父明弘さん(91)の2人となった。

1932年徳島県生まれ。日本銀行名古屋支店勤務時に早紀江さんと結婚し、64年に長女めぐみさんが誕生。転勤先の新潟市で77年11月15日、めぐみさんが失踪した。

日銀を定年退職した後、97年にめぐみさんが北朝鮮に拉致されたと判明したことを受け、全国の拉致被害者家族らと「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)を結成。自ら代表に就任し、早紀江さんとともに救出を訴える署名集めを始めた。

全国各地で活動を続けてきたが、2005年ごろから体調が悪化。07年には胆のうの摘出手術を受け、家族会代表も退任した。これ以降も活動は継続し、講演会は1300回を超え、13年4月には、目標だった1000万人の署名を集めた。

14年3月には、めぐみさんの娘キム・ウンギョンさんとモンゴルで初めて面会した。

18年4月に体調不良で入院して以降、集会などを欠席しており、19年5月に来日したトランプ米大統領と拉致被害者家族との面談にも姿を見せなかった。



アベノマスク

2020年06月04日 | 政治・外交
コロナ禍も下火になってきた。一時は爺婆から幼稚園児までマスク姿が見られた。
車中でもマスクドライバーが多い。
多くの人と接触する職場や学校では必要かもしれない。
昔、満員電車で通勤していた頃、流感時に目の前の男が手放しでクシャミをして飛沫が顔に飛んできた。
睨みつけてやったが、素知らぬ顔であった。その二日後、熱が出て寝込んだことがある。
発症者は飛沫防止するためにマスクを必ずしてほしいと思うが、コロナ肺炎予防のためのマスクは、僅か5ミクロンのウイルスがマスクの編み目で防止できるとは思えない。気安めだろう。 今からマスクを貰っても、多分しないだろう。
10万円の「特別定額給付金」の申請用紙が来ていたが、当方はつましい年金生活者だが、コロナ禍で仕事にあぶれたわけではないので申請するつもりはない。
思いつきで数百億円「どうせうやむやに」の情けなさ これが一国の総理が考えたあげくの政策なのか 2020.6.3(水)(勢古 浩爾:評論家、エッセイスト)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60769

 わたしは埼玉県のある町に住んでいる。10万円の「特別定額給付金」の申請用紙は5月下旬に来たが、6月1日現在、まだ「アベノマスク」は到着していない。

一国の総理が考えたあげくの政策なのか

「アベノマスク」は別に待ちわびているわけではないからそれはいいのだが、4月1日安倍首相が布マスクを2枚、全世帯に送ると得意顔で発表したとき、これが一国の総理が考えたあげくの政策なのかと、わたしは唖然とした。マスクが店から払底し、少しでも入荷すると即、人々が殺到するといった状態だったとはいえ、マスク2枚というケチくささに、心が萎えるほど情けなかったのである。

 そんなことよりも、もっと驚いたことはその費用が220億円かかると知ったことである。
「正気か?」と思った。費用対効果のこのバカげたギャップ! 全国民のだれもが「まったくの無駄遣い」と思ったはずである。いったい全体、どこの愚か者がこんなことを考えたのだ? 行政にかぎらず、会社や組織のどんな政策決定にも、かならず最初にいいだした人間がいる。それに同意・反発・修正があるのがふつうだが、阿諛追従で無審査のまま決定ということもないわけではない。

「アベノマスク」を最初にいいだしたのは、今やなにやかにやで有名になった官邸官僚の佐伯耕三首相秘書官(44)のようである。2017年に松本人志ら「ワイドナショー」のメンバーと安倍首相の食事会を設定したり、今度のコロナ自粛の際には、星野源の動画にのっかって首相の優雅な生活をアップしたのも佐伯氏だとされている。「おまえはルイ14世か」とネット上でボコボコに叩かれた。佐伯氏は灘高から東大法学部、経産省から首相秘書官とエリートコースをまっしぐらだが、余計なことをしてはそのことごとくが世間感覚とずれまくっていて、阿呆ボンぶりを露呈しているのだ。

 その佐伯氏が、安倍首相に「全国民に布マスクを配れば不安はパッと消えますよ」といったというのだ。この提案に、それまで指導者能力不足や政策決定の遅さを指摘されて、不人気にクサクサしていた、これまたおなじ世間知らずの安倍首相が「それいいな、よし、やろう」といったかどうかは知らないが、飛びついて応諾した。そんな思いつきひとつで、数百億円の金が、まるで子供に小遣いを与えるような気楽さで出費されたのである。総費用の計算は下っ端にやらせたのだろう。発注先の選定はどうしたのか。

自分の懐は一円も傷んでいないから

 この「アベノマスク」は、4月7日に「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」で閣議決定したとはいえ、ほとんど秘書官と総理の二人だけで決まった感がある。閣議決定は満場一致が原則だから一人の反対もなかったのだろう。

 しかも費用は220憶円から一気に499憶円になったと報じられ、ふざけるなと思ったが、最終的には466億円にきまった。しかしその後も、発注先を明らかにするかどうかで揉め、配布されはじめたあとも、虫、髪の毛、カビなどの汚れがあり、すべて回収。再度やりなおして、検品作業にまた8億円かかるという。8億円などまるで8000円くらいの感覚で、税金をまあ湯水のごとく使っているのだ(6月1日、菅官房長官はマスクの本当の契約額は260億円と発表した。なんなのだ、この数字のふらつきは?)

(つづき・・・)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60769