■ 今回のブログは・・・・
今回は、
尖閣諸島の話、
中国の考え方
外交の基本
をかきましたので、「圧力団体 集団ストーカー」の話は、書きませんでした。
中国と、「圧力団体 集団ストーカー」を同列で書くことは問題があると考えました。
少なくとも中国は、独立した国です。
陰に隠れ、正面からものを言うことができない「集団ストーカー」と
同列で考えること自体が、中国に対して、失礼だと考えたからです。
長文ですが、ごらんいただきたいと思います。
何か、お気づきの点がありましたら、コメント欄に書き込んでください。
■
国民に、正確な情報を知らせているのか???
民主党は何を考えているのか??
などということもあります。
今回、のブログでは、いま、私が一番書いておきたいことからはじめます。
まず、一番に言いたいことは、「日本の外交」って、柱は何かわからん・・・ということ。
尖閣諸島の一連の流れを見ていて、つくづく、そう思いました。
・検察が、独自判断で、処分保留にした とか・・・
・民主党議員が、個人的なつながりから、このタイミングで中国を訪問した とか・・・
・政府は、関係ないといい続ける とか・・・
ただ、単に、日本は、外交が下手というのとは違う・・・違うものを見せられた気がしています。
この問題ひとつとっても、いったいどうして、迷走しなければならないんだ??
という気がしてならないのです。
もっと、リーダーシップを取っていただきたい。
民主党政権は、鳩山氏が、米国から中国よりにシフトした。
「友愛の海」にしたいといっていた東シナ海で問題が発生した。
中国からは、様々なな圧力がかけられた。
普天間はがんばってね・・というように、アメリカは、日本の立場に理解を示した。
これからは、経済的にも、中国と強いつながりを持たなければならないことはわかっている。
まだまだ、考えなければならない事柄はあるのでしょうが、
それにしても、
日本の固有の島を「中国のものだ。日本が、支配しようとしている。」という話を聞いて、
日本国民が、黙ってみているはずがない。
弱腰を通り過ぎた外交です。しいて言えば「何をかいわんや・・・・外交」です。
「何で、ここまで・・・・はっきりしない対応なんだ????」と日本国民は、思っているのです。
日本国民は、この問題も含め、
「中国との付き合い方」
「日本が主張しなければならないことは何か」
を考え始めました。
かくいう私もどうよう。。。。。不安だから考えはじめました。
中国は、「孫子の兵法」の国です。
相手の行動原理を考えてみます。。。。。。
今回は、尖閣の問題から、中国の行動原理で「忘れてはならない考え方」を二つ
書くことにしました。
中華思想
遠交近攻
この二つです。
■ 日本国内のもたつき
今、尖閣諸島の話で持ちきりですから・・・・
予算委員会の集中審議もありました。
民主党政権も、いろいろといいますね・・・・
国会以外の場外でも、いくつか、「あ~あ、あ~あ・・・・」というものがありました。
そのなかで、連想されてくれるなぁ・・・・というものも。
民主党善幹事長代理の細野議員の中国訪問。
新聞によれば、民主党議員は、中国とのパイプを探すために、
いろいろな人が動いた。その中で、細野代議士の昔からの友人という人と話をするために、
中国にいったということになっているのですが・・・・
この話くらい、様々な憶測を生む行動もない。
※ 憶測部分は、本日は書きません。
問題が起きて、中国に飛んでいく・・・この話を聞いて何を連想したのかといいますと、
「遣唐使」
細野さんは、「遣唐使」じゃないんだから・・・・
間違っても、何かの「お土産」を持ってくなんてことしてないよね???
と聞きたくなる。
これで、首相から「親書」か何かを携えていったなどと聞いたら、もう、
「遣唐使」そのもの・・・・・
昨年でしたっけ??民主党の訪中団・・・
このときも、実は、私は、「遣唐使」の話を連想しました。
日本が、朝貢する・・・中国が、その支配者を「国王」と認め、支配権を与える・・・
隋の時代、唐の時代、そのものじゃないか・・・・
私は、何も、中国と仲良くするななどいうつもりは、毛頭ありません。
仲良くすればいい。。。。
仲良くしたほうがいい。
関係をより発展させたほうがいい・・・・・・
しかし、我慢して、仲がいいところを取り繕うことが、いま、国益にかなうことなのでしょうか。
中国の主張は、
「日本の国は、尖閣諸島を実効支配しようとしてる。尖閣列島は中国の領土だ。」
というかなり「無理筋」な主張。
その無理筋を黙って見逃していいわけがないと思うのです。
日本は、日本で、事実関係を、海外に向かって、発信すべきです。国益をこそないます。
(※ その理由は、後半で「遠交近攻」の話を書きますので、こそで、書き足します。)
尖閣諸島が、どのような経緯で、日本の国の一部となったのか、
中国は、過去、尖閣諸島は、日本の国の一部であると認めてきたのか、認めてこなかったのか、
いつから、中国が、尖閣諸島は中国のものという主張に変わったのか・・・
はっきりと、国際会議の場で、主張すべきだと思うのです。
言わなければ、ほかの国は、事実は、日本の主張がわかりません。
他の諸外国が、中国の主張をもっともだと信じれば、それまで・・・・
国益を損ないます。
ただでさえ、中国では、発展途上国に対する経済援助を戦略的に使っていますから、
日本が不利な状況なのに・・・・
仲良くするというのは、ただ、相手のご機嫌をとり、同調することではなく、
お互いの考え方、行動を理解し、認め、
違うとこところは、違うといい、
その違いを理解した上で、付き合うことなのだと思うのです。
そのためにも、相手国の考え方や行動原理を知ることが一番大切なはず・・・・
■「中華思想」と「遠交近攻」
相手方、つまり、中国の行動を考える上では、
2つの考え方を、知った上で、考えることが必要なのではないかと思います。
しかし、取り上げている報道番組もはないようにもおもっています。
もしかすると、「中華思想」と中国の権益拡大活動とのリンクの話をすること自体
がご法度になっているのかもしれません。
報道では、いくつかの禁句が存在するようですが、これは、ブログですし、
国民に知らせることが国益にかなうと信じていますから、はっきりと書くことにします。
中国を考える上では
「中華思想」と「遠交近攻」を知ることが必要です。
「孫子の兵法」のお国柄・・・
日本とはわけが違う。
「敵を知り、己を知れば・・・」ということがベースですよね。
国家経営も、企業経営も・・・・
■ 「中華思想」
まず、そのひとつ「中華思想」です。
「中国」を考えるときには、この「中華思想」を考えざるを得ないと思っています。
「中華思想」とは・・・・簡単に言ってしまいますと、
世界の中心は、「中国」にある。
他の国は、中国に従わなければならない。なにしろ、「中国」が一番えらい。
さらに、考え方としては、
世界の国々の人たちが、中国人とおなじ考え方になれば、世界中の人民が幸せになれる。
というもの。
だいたい、中国では、「皇」という字は、恐れ多い字で、中国の支配者以外には使わせていなかった。
中国がみとめた「国」の支配者だけを「国王」とみとめていた。
周辺の諸国は、強大な力をもつ「中国」に対して、朝貢し、「王」として認めてもらい
その国の統治権を確保していたにすぎない・・・・
ですから、「東夷」である日本の国は「国王」なのです。少なくとも、「皇」などという字を使うことは
許されるはずもないのです。
「聖徳太子」が、遣隋使を送ったということですが、
「日出国の天子」から「日没する国の天子・・・・・」などという対等の立場で、しかも、
「天子」などという単語を使うなど、もってのほか・・・・
中国からすると、あってはならない言い回し・・・・。
中国が一番えらいのですから・・・・
今、中国は、経済大国になりました。もう、数年もすれば、アメリカをも追いつき、追い越すという
勢いです。
国力が上がった・・・・・
強大な力を持つにいたった・・・・
中国は、自信を持っています。
それだけではないと思います。その国力を背景にして、「中華思想」が復活していると考えています。
中国は、過去から、権益拡大をめざして活動を続けてきた国。その考え方や行動は
行動を支える考え方に「しみこんでいる」と考えたほうがいい。
南沙諸島
西沙諸島
尖閣諸島
など、海洋権益拡大を目指す姿を見ていると、かなり以前から、「中華思想」に基づいて行動している
ようには、みえますけれどもね・・・・
これからは、経済的な力を背景として、今までより以上に、
中国の考え方、行動が正しいという主張が展開されることになるだろうと思います。
あるいは、中国との経済圏にはいり、中国の考え方に従っていれば、
それなりに、安定するよという主張が展開されることになるきがしています。
そおらく、行動としても示されることになると思います。
考え方の根底に流れているのが「中華思想」・・・・記憶にとどめてください。
■ 遠交近攻
日本の国民が、一番、驚いたのは、国連での中国首相の国連での演説であったのかもしれませんね。
中国が、正しい。日本は、中国の主権を侵害している。
尖閣諸島は中国のものだ。
中国は、絶対に屈服しない・・・・・
国連という、国際会議の場を使い、このような主張を展開する中国首相のニュースをみて、
日本国民が、どのように感じたか・・・・
中国漁船の体当たりの時期が、
中国首相の国連での演説の直前という、あまりにも、絶妙なタイミングですから・・・
私自身は、「・・・・・」という感じでした。
外交問題のプロ集団・・・外務省は、中国は、国連で何らかの手を打ってくる・・・・
という予測できたはずです。
中国の外交戦略の基本は、「遠交近攻」
とすれば、今の中国の立場を、世界に訴えかけるためには、国連演説」が最適。
わかっていたと思うのです。
いまさら、ここで、説明するまでもないと思いますが、
遠交近攻というのは、中国の古来からの外交政策の基本。。。。
近くの国・・・つまり、いま、ターゲットにしている国があるとしますと、
まずは、遠い国と親交を結んでいく。
緊張関係が高まっている国を孤立化させ、圧力をかけるという手口。
挟み撃ちにするという考え方でもいいかも知れません。
今回の中国の問題を見ていると、見事に、これが当てはまりますものね。
日本政府と戦えためには、それ以外の国と親交を結べばいい。
・米国との長時間会談
・国連での演説
など
日本がもたついている間に、世界に、
「中国は、日本に尖閣諸島を支配されて、怒っている。みなさん応援してください。」
という演説をしています。
今の中国は、GDPも日本を抜き、後数年もすれば、米国と方を並べるまでの
経済大国になろうとしている国。
しかも、
発展途上国に、経済的な援助をし、存在感も、また、影響力も高めてきた国・・・・
これ・・・「遠交近攻」の最たるものだと思うのです。
■日本政府は、しっかりしていかないと・・・・・
中国は、高度な政治体制を組みました。
その政治体制がなければ、とてもとても、あれだけの国民をまとめ上げることはできなかった
だと思います。
しかし、それは、隣国の話・・・・
では、日本は、どうでしょうか・・・・
日本の政府は何をしているのでしょうか・・・・・
毅然とした態度で、活動しているのでしょうか・・・・
とてもとても、そうには、見えない。
見せ方が下手というものではありません。何もしていないとしか考えられません。
あるいは、水面下で、こそこそとやっているとしか見えないのです。
日本国民は、
目指す方向性も見えない・・・・
指導力も発揮できない・・・・
問題があっても、十分に対応できていると思えない・・・・
そういう政府のもとで、どう行動していけばいいのでしょうか・・・
非常に不安を感じます。
今回は、
尖閣諸島の話、
中国の考え方
外交の基本
をかきましたので、「圧力団体 集団ストーカー」の話は、書きませんでした。
中国と、「圧力団体 集団ストーカー」を同列で書くことは問題があると考えました。
少なくとも中国は、独立した国です。
陰に隠れ、正面からものを言うことができない「集団ストーカー」と
同列で考えること自体が、中国に対して、失礼だと考えたからです。
長文ですが、ごらんいただきたいと思います。
何か、お気づきの点がありましたら、コメント欄に書き込んでください。
■
国民に、正確な情報を知らせているのか???
民主党は何を考えているのか??
などということもあります。
今回、のブログでは、いま、私が一番書いておきたいことからはじめます。
まず、一番に言いたいことは、「日本の外交」って、柱は何かわからん・・・ということ。
尖閣諸島の一連の流れを見ていて、つくづく、そう思いました。
・検察が、独自判断で、処分保留にした とか・・・
・民主党議員が、個人的なつながりから、このタイミングで中国を訪問した とか・・・
・政府は、関係ないといい続ける とか・・・
ただ、単に、日本は、外交が下手というのとは違う・・・違うものを見せられた気がしています。
この問題ひとつとっても、いったいどうして、迷走しなければならないんだ??
という気がしてならないのです。
もっと、リーダーシップを取っていただきたい。
民主党政権は、鳩山氏が、米国から中国よりにシフトした。
「友愛の海」にしたいといっていた東シナ海で問題が発生した。
中国からは、様々なな圧力がかけられた。
普天間はがんばってね・・というように、アメリカは、日本の立場に理解を示した。
これからは、経済的にも、中国と強いつながりを持たなければならないことはわかっている。
まだまだ、考えなければならない事柄はあるのでしょうが、
それにしても、
日本の固有の島を「中国のものだ。日本が、支配しようとしている。」という話を聞いて、
日本国民が、黙ってみているはずがない。
弱腰を通り過ぎた外交です。しいて言えば「何をかいわんや・・・・外交」です。
「何で、ここまで・・・・はっきりしない対応なんだ????」と日本国民は、思っているのです。
日本国民は、この問題も含め、
「中国との付き合い方」
「日本が主張しなければならないことは何か」
を考え始めました。
かくいう私もどうよう。。。。。不安だから考えはじめました。
中国は、「孫子の兵法」の国です。
相手の行動原理を考えてみます。。。。。。
今回は、尖閣の問題から、中国の行動原理で「忘れてはならない考え方」を二つ
書くことにしました。
中華思想
遠交近攻
この二つです。
■ 日本国内のもたつき
今、尖閣諸島の話で持ちきりですから・・・・
予算委員会の集中審議もありました。
民主党政権も、いろいろといいますね・・・・
国会以外の場外でも、いくつか、「あ~あ、あ~あ・・・・」というものがありました。
そのなかで、連想されてくれるなぁ・・・・というものも。
民主党善幹事長代理の細野議員の中国訪問。
新聞によれば、民主党議員は、中国とのパイプを探すために、
いろいろな人が動いた。その中で、細野代議士の昔からの友人という人と話をするために、
中国にいったということになっているのですが・・・・
この話くらい、様々な憶測を生む行動もない。
※ 憶測部分は、本日は書きません。
問題が起きて、中国に飛んでいく・・・この話を聞いて何を連想したのかといいますと、
「遣唐使」
細野さんは、「遣唐使」じゃないんだから・・・・
間違っても、何かの「お土産」を持ってくなんてことしてないよね???
と聞きたくなる。
これで、首相から「親書」か何かを携えていったなどと聞いたら、もう、
「遣唐使」そのもの・・・・・
昨年でしたっけ??民主党の訪中団・・・
このときも、実は、私は、「遣唐使」の話を連想しました。
日本が、朝貢する・・・中国が、その支配者を「国王」と認め、支配権を与える・・・
隋の時代、唐の時代、そのものじゃないか・・・・
私は、何も、中国と仲良くするななどいうつもりは、毛頭ありません。
仲良くすればいい。。。。
仲良くしたほうがいい。
関係をより発展させたほうがいい・・・・・・
しかし、我慢して、仲がいいところを取り繕うことが、いま、国益にかなうことなのでしょうか。
中国の主張は、
「日本の国は、尖閣諸島を実効支配しようとしてる。尖閣列島は中国の領土だ。」
というかなり「無理筋」な主張。
その無理筋を黙って見逃していいわけがないと思うのです。
日本は、日本で、事実関係を、海外に向かって、発信すべきです。国益をこそないます。
(※ その理由は、後半で「遠交近攻」の話を書きますので、こそで、書き足します。)
尖閣諸島が、どのような経緯で、日本の国の一部となったのか、
中国は、過去、尖閣諸島は、日本の国の一部であると認めてきたのか、認めてこなかったのか、
いつから、中国が、尖閣諸島は中国のものという主張に変わったのか・・・
はっきりと、国際会議の場で、主張すべきだと思うのです。
言わなければ、ほかの国は、事実は、日本の主張がわかりません。
他の諸外国が、中国の主張をもっともだと信じれば、それまで・・・・
国益を損ないます。
ただでさえ、中国では、発展途上国に対する経済援助を戦略的に使っていますから、
日本が不利な状況なのに・・・・
仲良くするというのは、ただ、相手のご機嫌をとり、同調することではなく、
お互いの考え方、行動を理解し、認め、
違うとこところは、違うといい、
その違いを理解した上で、付き合うことなのだと思うのです。
そのためにも、相手国の考え方や行動原理を知ることが一番大切なはず・・・・
■「中華思想」と「遠交近攻」
相手方、つまり、中国の行動を考える上では、
2つの考え方を、知った上で、考えることが必要なのではないかと思います。
しかし、取り上げている報道番組もはないようにもおもっています。
もしかすると、「中華思想」と中国の権益拡大活動とのリンクの話をすること自体
がご法度になっているのかもしれません。
報道では、いくつかの禁句が存在するようですが、これは、ブログですし、
国民に知らせることが国益にかなうと信じていますから、はっきりと書くことにします。
中国を考える上では
「中華思想」と「遠交近攻」を知ることが必要です。
「孫子の兵法」のお国柄・・・
日本とはわけが違う。
「敵を知り、己を知れば・・・」ということがベースですよね。
国家経営も、企業経営も・・・・
■ 「中華思想」
まず、そのひとつ「中華思想」です。
「中国」を考えるときには、この「中華思想」を考えざるを得ないと思っています。
「中華思想」とは・・・・簡単に言ってしまいますと、
世界の中心は、「中国」にある。
他の国は、中国に従わなければならない。なにしろ、「中国」が一番えらい。
さらに、考え方としては、
世界の国々の人たちが、中国人とおなじ考え方になれば、世界中の人民が幸せになれる。
というもの。
だいたい、中国では、「皇」という字は、恐れ多い字で、中国の支配者以外には使わせていなかった。
中国がみとめた「国」の支配者だけを「国王」とみとめていた。
周辺の諸国は、強大な力をもつ「中国」に対して、朝貢し、「王」として認めてもらい
その国の統治権を確保していたにすぎない・・・・
ですから、「東夷」である日本の国は「国王」なのです。少なくとも、「皇」などという字を使うことは
許されるはずもないのです。
「聖徳太子」が、遣隋使を送ったということですが、
「日出国の天子」から「日没する国の天子・・・・・」などという対等の立場で、しかも、
「天子」などという単語を使うなど、もってのほか・・・・
中国からすると、あってはならない言い回し・・・・。
中国が一番えらいのですから・・・・
今、中国は、経済大国になりました。もう、数年もすれば、アメリカをも追いつき、追い越すという
勢いです。
国力が上がった・・・・・
強大な力を持つにいたった・・・・
中国は、自信を持っています。
それだけではないと思います。その国力を背景にして、「中華思想」が復活していると考えています。
中国は、過去から、権益拡大をめざして活動を続けてきた国。その考え方や行動は
行動を支える考え方に「しみこんでいる」と考えたほうがいい。
南沙諸島
西沙諸島
尖閣諸島
など、海洋権益拡大を目指す姿を見ていると、かなり以前から、「中華思想」に基づいて行動している
ようには、みえますけれどもね・・・・
これからは、経済的な力を背景として、今までより以上に、
中国の考え方、行動が正しいという主張が展開されることになるだろうと思います。
あるいは、中国との経済圏にはいり、中国の考え方に従っていれば、
それなりに、安定するよという主張が展開されることになるきがしています。
そおらく、行動としても示されることになると思います。
考え方の根底に流れているのが「中華思想」・・・・記憶にとどめてください。
■ 遠交近攻
日本の国民が、一番、驚いたのは、国連での中国首相の国連での演説であったのかもしれませんね。
中国が、正しい。日本は、中国の主権を侵害している。
尖閣諸島は中国のものだ。
中国は、絶対に屈服しない・・・・・
国連という、国際会議の場を使い、このような主張を展開する中国首相のニュースをみて、
日本国民が、どのように感じたか・・・・
中国漁船の体当たりの時期が、
中国首相の国連での演説の直前という、あまりにも、絶妙なタイミングですから・・・
私自身は、「・・・・・」という感じでした。
外交問題のプロ集団・・・外務省は、中国は、国連で何らかの手を打ってくる・・・・
という予測できたはずです。
中国の外交戦略の基本は、「遠交近攻」
とすれば、今の中国の立場を、世界に訴えかけるためには、国連演説」が最適。
わかっていたと思うのです。
いまさら、ここで、説明するまでもないと思いますが、
遠交近攻というのは、中国の古来からの外交政策の基本。。。。
近くの国・・・つまり、いま、ターゲットにしている国があるとしますと、
まずは、遠い国と親交を結んでいく。
緊張関係が高まっている国を孤立化させ、圧力をかけるという手口。
挟み撃ちにするという考え方でもいいかも知れません。
今回の中国の問題を見ていると、見事に、これが当てはまりますものね。
日本政府と戦えためには、それ以外の国と親交を結べばいい。
・米国との長時間会談
・国連での演説
など
日本がもたついている間に、世界に、
「中国は、日本に尖閣諸島を支配されて、怒っている。みなさん応援してください。」
という演説をしています。
今の中国は、GDPも日本を抜き、後数年もすれば、米国と方を並べるまでの
経済大国になろうとしている国。
しかも、
発展途上国に、経済的な援助をし、存在感も、また、影響力も高めてきた国・・・・
これ・・・「遠交近攻」の最たるものだと思うのです。
■日本政府は、しっかりしていかないと・・・・・
中国は、高度な政治体制を組みました。
その政治体制がなければ、とてもとても、あれだけの国民をまとめ上げることはできなかった
だと思います。
しかし、それは、隣国の話・・・・
では、日本は、どうでしょうか・・・・
日本の政府は何をしているのでしょうか・・・・・
毅然とした態度で、活動しているのでしょうか・・・・
とてもとても、そうには、見えない。
見せ方が下手というものではありません。何もしていないとしか考えられません。
あるいは、水面下で、こそこそとやっているとしか見えないのです。
日本国民は、
目指す方向性も見えない・・・・
指導力も発揮できない・・・・
問題があっても、十分に対応できていると思えない・・・・
そういう政府のもとで、どう行動していけばいいのでしょうか・・・
非常に不安を感じます。