拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

2008年10月23日(キー・カーカー/ベリーズ)

2008-11-13 | 旅メモ&旅日記(中南米・北米・カリブ)


10月23日(木)


5:30   起床


6:00   日の出を眺めながら1時間程、島をぐるりと散歩する。

      本日は天候も良く、絶好の海水浴日和だ。(シュノーケルだけど)


7:30   キーカーカー・ベーカリーでパンを買って帰り、宿の部屋で朝食。

      パン2個、1.7BZD(0.85USD)、コーラ500ml、2BZD(1USD)


8:00   部屋でくつろぐ



10:30  ホールチェン海洋保護区へのベリーズ・バリアリーフでのシュノーケリングツアーへ参加。
   
 
     宿近くの桟橋から船(ヨット?)へ乗り込む。

      ドレッドヘアのレゲエ兄ちゃんのシュノーケルガイドと船長の2人組と、外国人観光客8人が参加メンバー。
      アジア人は自分1人で後は皆白人観光客。



11:20  最初のポイントへ移動。

      ここでマナティを見たことがあるらしく、レゲエ兄ちゃんが頑張って探そうと声をかける。
      30分程シュノーケルするが何も見つからず。

     疲れたので一足早く船にあがって休む。

     他の皆はさらに15分程、レゲエ兄ちゃんの後についてシュノーケルしているが、
      船上からその姿を眺めていると、まるでツチノコ探しているみたいだ。
      (全員結局ここでは何も見られず)



12:00  次のポイントへ移動。

     ここではサメやエイ等の大型魚が多い。船の上からでもはっきりとその姿が分かる程。
    

     全員意気込んでシュノーケルするが、大きなサンゴ礁が広がり魚も多く見ごたえあり。

     しかしサメやエイは近づくとすぐ逃げてしまう。


     世界遺産にもなっている世界第二位のバリアリーフだが、
     正直海やサンゴ礁の美しさでは沖縄の離島の方が素晴らしいし、
     同じカリブ海でもカンクンやキューバの方が海はキレイだと思う。

     また魚を見るなら紅海の方が良いと思うけれど、
     それでも多くの魚達と一緒に泳ぐのはなかなか楽しい。

    

     シュノーケリングの後は、ツナサンドとオレンジジュースの昼食。(無料)


     ドレッド兄ちゃんが海でサザエみたいなでかい貝を、巣もぐりで沢山とってきて、
     船上でさばいてセビッチェを作ってくれる。
     このあたりでは、でかい食用の貝がゴロゴロといるみたいだ。
 
     このとれたての貝で作ったセビッチェとトルティーヤと一緒に食べてみるとかなりウマイ。

     またキンキンに冷えたスイカも振舞われ、それらをつまみに、カリブ海クルーズをしばし楽しむ。




14:00  最後のポイントへ移動。すぐ目の前にサンペドロ島が見える。

     このあたりはサメが多いので体系を崩さないようにと言われ、
     ドレッド兄ちゃんを先頭に皆で30分程シュノーケルをする。
    
     しかしここでは最初のマナティ探索同様、大したものは見られなかった。




15:00  船長が船のエンジンを止めて帆をはる。

     強い日差しと海風を受けながら、青い空を見上げてのんびりとカリブ海を漂う。
     もちろんつまみはセビッチェとスイカ。
     ゆるやかな時間が流れる。




17:00  長い間、真っ青な天空の絶対的な存在であった太陽が、
     いつしか2色の青の狭間の中にぐんぐんと沈み、
     オレンジと紅の中間色のような輝きが生まれ、
     そしてその光に照らされて輝いていた雲が、次第に漆黒の闇へと徐々に染まっていく。


     時と共にどんどんとその色を変えるグラデーションを背景に、
     先程まで小さな点に過ぎなかった島の見覚えがある桟橋へと戻ってくる。



17:30  キー・カーカーの宿で海水のシャワーを浴びた後、
     傾けた3リットルサイズのペットボトルから流れ落ちる淡水で顔と頭を洗う。

      ほっと一息ついた後、1日分の服と海パンを洗濯する。



18:00  宿近くのインターネットカフェへ。1時間15BZD(7・5USD)
     日本語入力が出来き、意外と速度も速いが、値段は先進国並みに高い。



19:00  昨晩と同じく、宿近くのテイクアウト専門の中華料理店で、
     中華風ロブスターカレーを買って帰って部屋で夕食。

     これが18BZD(9USD)と、スプライト500ml、2BZD(1USD)


     ロブスターカレーというと一瞬、ものすごく罰当たりなメニューに感じるが、  
     強火で炙られた中華鍋の中で踊るようにしっかり炒められたロブスターは
     口に入れるとギュッと凝縮された旨みが染み出して、
     鮮烈なカレーのスパイスとそれを支える中華だしにも負けず
     自分がこの皿上の主役なのだとしっかりと自己主張している。

     これはかなりアリだと思う。



20:00  時差ぼけは殆ど治っていたが、久々に沢山泳いで疲れたこともあり、
      この日も早めの就寝。



※写真:ベリーズバリアリーフの魚達とすぐ足元を泳ぐサメ