11月1日(土)
5:30 起床
6:00 海岸を散歩。日の出を眺める。
8:00 朝食
8:30 海&プールへ
この日は朝から雨が降ったり止んだりといった天気だったが、
風がものすごく強くあっと言う間に天候が変わり、
9時から1時間程、見事な晴れ間が広がる。
美しいカリブ海を見ようと奮発してホテルゾーンに泊まったのにと
天候を恨めしく思っていたが、1時間でもキラキラと輝くカリブ海が
見られて本当によかった。
先程まで雨が降り出すとヤキモキし、天気1つで一喜一憂していたのだが、
太陽に照らされ、キラキラと輝く美しい海を眺めていると、
「所詮はたかが人間のすること」なのだと、ふとそんな気持ちになる。
本当によく自分は小さなことで一喜一憂する性格で、
初めてギター1本とバックパックを持って世界を旅しようと思ったときも、
そんな自分自身をもっともっと小さく感じる、
とんでもなく大きなものを求めて世界に飛び出したのだったなと、
遠い日の出来事を思い出す。
もちろん旅には沢山の魅力があるけれど、
自分自身がちっぽけに感じられる大自然との出会いの中で、
水平線から登る太陽だったり、地平線に沈む夕日だったり、
ただ空が青いこと、海がキラキラと輝いていること、
そんなシンプルなことに心が動かされる自分がいる。
日々の生活の中で、時々うつむいたり、気持ちが塞がりがちになるような出来事も、
所詮は地球の片隅で、たかが人間のする小さなことに過ぎないのだと、
美しいカリブの海を眺めながら、あらためてそんな気持ちになれたことに嬉しく思う。
「自分がとてつもなく小さな存在であると感じること」
それは時々、自身が何を望み、どうしたいのかさえ見失ってしまいそうになる自分にとって、
限りある時間を生きる上で、とても大切な瞬間だと思うから。
そんなちっぽけな自分自身がすることなのだから、
些細なことは気にせず、いつも笑顔でやりたいことをやれば良いのだと
また少し明日への元気を貰ったそんな気がした。
10:30 先程までの晴天が嘘のように天候が崩れ、雨が降り出す。
雨季とはこんなものなのだろうか。
部屋に戻ってシャワーを浴び、荷物をまとめる。
11:45 ホテルをチェックアウト。
12:00 ホテルゾーンからタクシーで空港へ。タクシー代20USD。
12:20 空港に到着し、メヒカーナの国内線カウンターへチェックイン。
CUN15:00/MEX17:20 MX817
18:00 荷物を受け取り、国際線エリアのルフトハンザのチェックインカウンターへ。
18:30 残ったメキシコペソをユーロへ再両替。
この数週間ユーロが下落し、ユーロからペソに変えた時のレートより、
再両替時のレートの方が良くなっていることに気付く。
(外貨両替で利益が出たような状態。もちろん笑っちゃう位の微額だけど。笑)
19:00 空港のフードコートでファストフードのタコス(Taco Inn)で夕食。
ビーフタコス3個で39N$(約3.1USD)
ライム、トマト、玉ねぎ、アボガドソース等の付け合せは無料でもらえる。
昼食を抜いた影響もあるかもしれないが、ファストフードのタコスでもかなりイケてる。
メキシコは海もキレイで遺跡等の見所も沢山あり、物価も比較的安く、
食べ物もウマイと、全て揃った旅人天国だなと改めて感じる。
(旅人天国だなと感じるのは、アジアではタイ、中東ではトルコあたりだろうか)
いつの日か家族を連れてまた来たいと思う程、メキシコは旅行者にとって素敵な国だと思う。
20:00 イミグレーションを通って、出発ゲートへ。
MEX21:00/FRA14:30 LH499
*翌11月2日(日)着。時差7時間、約10時間半のフライト。
写真:カンクンで眺めたカリブの海