神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] J2第14節:徳島ボルティス - コンサドーレ札幌

2009-05-10 21:46:38 | コンサ
J2第14節:徳島ボルティス 3-3 コンサドーレ札幌 @スカパー

たとえ嵐が吹こうとも たとえ大波荒れるとも
飛び立とう戦いの海へ 飛び込もう戦いの渦へ

歌詞もぴったりなボルテスVのテーマを口ずさみながら迎えた徳島戦。

前半は徳島のプレスが甘く、わりとボールが持てるものの、ボールの転がり具合は徳島に味方し、再三ピンチも招く。思い返せば、今日は最初からそういう試合だったのかも。

先制点はクライトンのコーナーキックから。キック前にソンファンと相手DFが小競り合いで審判から注意を受ける。ソンファンがニアへそのDFを引き連れて潰れ、中央でダニルソン(?)がさらにDFと潰れ、その背後で西大吾がヘディングでゴール。ピッチレポーターの西谷から「西のヘディングは見たことが無い」と言われていた。確かにダイビングヘッドはあっても、競り合ってのヘディングでのゴールは初めてなのか?

さらにその後すぐ、プレスをかけるポイントを深く置いていた徳島に対し、ゴールライン付近でフリーなクライトンがキリノへパス。これになぜか徳島キーパーの上野(室蘭大谷出身)がペナルティエリア外まで飛び出すも、キリノがあっさりかわしてゴール前へ。これをキリノが落ち着いて決めて、これで0-2。徳島ヘボいと思っていました。ここまでは(笑)

前半を0-2で折り返し、楽勝ムードが漂うコンサ陣営。ところが、後半開始直後に、徳島にいきなりチャンスを作られる。あ、やべぇと思っている間に、西がPA内でファールを獲られてPK献上。このプレイはPK当たり前というよりは、審判が劣勢の徳島におまけで
与えたようなもの。実際、PK直後の吉弘のプレイや、終了間際に上里が倒されたシーンの方が悪質だが、まったく無視。こういうのは仕方が無いといえば仕方が無いのだけれど、やられた方からしてみれば、当然納得できない。

その後、2点目と同様なクライトンからキリノへのカウンターで3点目をゲットするも、疲れの見えるDF陣が徳島FWに振り切られるシーンが目立ち始める。

石崎監督は岡本に変えて砂川を投入するが、これは戦況というよりは、当初からのプラン通りか。さらに、ダニルソンに変えて芳賀を投入。芳賀はボランチかと思ったら、西がボランチに上がって芳賀は左SB。ここからコンサのリズムが狂い始める。

そして、コンサ右サイドからダイレクトでクロスを上げられ、菅原(室蘭大谷出身)にゴールを決められる。これはソンファンがサイドにつり出され、吉弘がカバーし切れなかった典型的失点。これは徳重を西嶋がマークしていないといけない。

ここで宮澤に代わって上里を投入。これで上里+西のダブルボランチ復活でリズムを取り戻せるかと思いきや、上里は相変わらずの絶不調。何を悩んでいるのか、かつての今野のように犬になって、とりあえずボールを無心に追ってみたらどうか?

で、この交代のドサクサ紛れの徳島コーナーキックを荒谷がパンチング空振りからゴールを奪われる。やっぱりコンサはGKコーチを変えた方がいいんじゃね。言っちゃ悪いが、赤池だしな。

その後、再三のチャンスを藤田のクロスが酷すぎでみすみす潰し、試合終了。

アウェイとはいえ、0-2、1-3という状況からの3-3での引き分け。追いつかれての引き分けはドームで大ブーイングを浴びた富山戦と同様なのだが、現地サポは拍手でお出迎え。富山戦は1年ぶりの勝利がかかっていたし、今日はアウェイで順位も上のチーム相手に引き分けで良しとすべきなのだろうが、J1昇格を考えると今日勝てなかったのは苦しい。岐阜と水戸には連勝して、1巡目のうちにはトップ3を伺う位置に着けたいものだ。

とりあえず、芳賀はSB禁止。藤田はクロスの練習500本。上里は禅寺で修行すること。