『スターシップ ―反乱―』 マイク・レズニック (ハヤカワ文庫SF)
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筋立ては50年代のスペオペっぽいと思った。なんか、古臭い。なおかつ王道。
硬直した官僚主義の上層部の命令に背いて戦功を立てる英雄の話。そして、この英雄が軍を辞めて××になるまでの話。
トールサイズで活字が大きくなったせいか(笑)すらすら短時間で読める。登場人物も、各種異星人取り混ぜて、個性的で魅力的なのだが、擦れた読者にはもう一ひねり足りない感じ。
良くも悪くも、マスゴミが鍵になるところが90年代っぽいか。それでも90年代で、ゼロ年代じゃないんだよな。
さぁ、これからが冒険の始まりだ的な終わり方をするし、《バースライト・ユニバース》シリーズの中の、さらにサブシリーズの1冊目らしいので、この巻だけで評価するなということもあるかもしれない。でも、これじゃ、先を読む気にならんですよ。
マイク・レズニックの『アイボリー』、『パラダイス』など、ほとんどの作品が上記のシリーズに含まれるらしい。とはいっても、アシモフみたいに最終的に繋がるような一大未来史なので、個々の作品ではあまり関係が無いようだ。
しかし、レズニックの作品で印象に残っているのは『キリンヤガ』も『一角獣を探せ』も、このシリーズでは無いらしい。
“らしい”ばっかりのヘンな文章になっちゃってますが……、なんか読むべき本じゃなかったかも。
ところで、何をいまさらといわれるかも知れないが、ショックだったのは、愛用の早川さんブックカバーに、トールサイズになったハヤカワ文庫が入らないこと。早川さんなのに!
ちなみに、角川ちょっくらぶのカバのカバーもダメだったよ。
早速、トールサイズブックカバープレゼントには応募したんだが、手っ取り早く売ってくれませんかねぇ。
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筋立ては50年代のスペオペっぽいと思った。なんか、古臭い。なおかつ王道。
硬直した官僚主義の上層部の命令に背いて戦功を立てる英雄の話。そして、この英雄が軍を辞めて××になるまでの話。
トールサイズで活字が大きくなったせいか(笑)すらすら短時間で読める。登場人物も、各種異星人取り混ぜて、個性的で魅力的なのだが、擦れた読者にはもう一ひねり足りない感じ。
良くも悪くも、マスゴミが鍵になるところが90年代っぽいか。それでも90年代で、ゼロ年代じゃないんだよな。
さぁ、これからが冒険の始まりだ的な終わり方をするし、《バースライト・ユニバース》シリーズの中の、さらにサブシリーズの1冊目らしいので、この巻だけで評価するなということもあるかもしれない。でも、これじゃ、先を読む気にならんですよ。
マイク・レズニックの『アイボリー』、『パラダイス』など、ほとんどの作品が上記のシリーズに含まれるらしい。とはいっても、アシモフみたいに最終的に繋がるような一大未来史なので、個々の作品ではあまり関係が無いようだ。
しかし、レズニックの作品で印象に残っているのは『キリンヤガ』も『一角獣を探せ』も、このシリーズでは無いらしい。
“らしい”ばっかりのヘンな文章になっちゃってますが……、なんか読むべき本じゃなかったかも。
ところで、何をいまさらといわれるかも知れないが、ショックだったのは、愛用の早川さんブックカバーに、トールサイズになったハヤカワ文庫が入らないこと。早川さんなのに!
ちなみに、角川ちょっくらぶのカバのカバーもダメだったよ。
早速、トールサイズブックカバープレゼントには応募したんだが、手っ取り早く売ってくれませんかねぇ。