神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[SF] 『ヴァンパイア・アース ―〈狼〉の道―』

2011-07-09 23:49:16 | SF
『ヴァンパイア・アース ―〈狼〉の道―』 E・E・ナイト (ハヤカワ文庫 SF)




生体エネルギーを食料とする異星生命体クリアンが支配する近未来の地球。クリアンの手下である化け物リーパー、クリアンに協力する人類〈売国奴〉、そして、クリアンと戦う〈狩人〉たち、〈狼〉、〈猫〉、〈熊〉。

SF系アクションRPGのノベライズのような小説。アメリカ人が好きそうサバイバルな世界で、強い男が美しい女と家族の絆を守って戦う。主人公、ヴァレンタインは少年兵から〈狼〉として成長していく中で、様々な戦いを経験していく。そして、最後には最愛の女性を手に入れるという話。

冒険小説としては、長い(550ページ越え)割りに飽きずに読めるので秀作と言えるだろう。しかし、どこかに、心に引っ掛かりを残すフックがあると良かったんじゃないかと思う。

小説の持つメッセージとしては「自由のために戦え」という声で溢れてはいるのだが、〈売国奴〉たちは露骨な悪役に過ぎず、人々の葛藤が見えてこない。さらに、ヴァレンタインの戦いは用意周到のようでありながら、最後は行き当たりばったりの運任せ。勘が鋭いだけでは引張りが足りないだろう。

しかし、とにかく読者を読み進めさせる推進力だけはすばらしい。米国ではシリーズとして9作続いて刊行中の人気シリーズとのこと。実はどこかで大化けしてたりするんじゃないだろうか。そういった意味で、続きが読んでみたいシリーズだ。


[コンサ] 2011 J2第20節 札幌 - 愛媛

2011-07-09 23:45:55 | コンサ
2011年 J2第20節 コンサドーレ札幌 3-1 愛媛FC @スカパー


調子が良くても悪くても、泥沼引き分け地獄に引きずり込まれそうな札幌。勝敗も五分、得失点差ゼロという正真正銘のJ2中位。これが中位力というものか。

そんな札幌はホーム3連戦。今日は厚別開催。札幌漢祭り開催で猿股100着限定発売日。まぁなんというか企画立てる人も大変ですよね。

前節、怪我で途中退場した宮澤をベンチに置き、ついに河合がボランチで先発。変わりにCBにはルーキー櫛引。そして、ベンチには岡山が初登場。試合前の練習からサポを煽って岡山劇場開幕だったそうだ。



試合は札幌の選手4人が得点。あれ?

-1点目
山下ミスのカウンターから斉藤がDFを引き付けて石井にパス、石井がダイレクトシュート。ホスン止めたかと思ったが、ころころとゴールイン。

1点目
斉藤ファールのFKで砂川の速いリスタートから内村が倒れこみながらGKのまた抜きで流し込み。

2点目
宮澤のスルーパスから横野が飛び出して、ニアサイドぶち抜きのシュート

3点目
宮澤が相手DFラインのサイドで奪ったボールから、岡本→宮澤ボレーのこぼれ球を横野ボレー。


久しぶりに気持ちのいい逆転勝ち。しかも、宮澤、横野の生え抜き2トップになってからの逆転劇ということで、サポーターの盛り上がりも、テレビの向こう側がうらやましくてたまらない程。こうやって人はゴール裏に見せられていくのだろう。

今日の攻撃は今までの得点できなかった試合とどこが違うのか。

目に付いたのは内村のポストプレー。ほんの1秒に満たない時間なのだが、確かにボールを収めることが出来ていた。石崎監督がこれを期待していたのなら、横野に不満を持つのも分かる。他にも、河合のロングボールや、近藤、古田のドリブルも効果的だった。日高のオーバーラップも何度も見られたし、そのDFの穴を河合が的確に埋めていた。櫛引も判断の面でまずい部分はあったが、強さは見せた。

古田は、今日はやけにドリブルするなと思ったら、これか。「古田、攻撃陣の起爆剤へドリブル解禁!…札幌(スポーツ報知)

今日はそれぞれの選手の得意なプレーを生かした攻撃が見られ、いつものパスミスだらけのサッカーではなかった。一方で、愛媛の前半の方がパスを繋ぎながらもゴールに迫れないというパスだけサッカーになってしまっていた。

後半は愛媛が盛り返して、札幌の良さを消し、一方的に攻め込んできたが、宮澤+横野の同期2トップになってから勢いが変わった。それを引き出したのはサポーターの声援の後押しだったのかもしれないし、同期の意地の張り合いだったのかもしれない。いや、純貴のライバルはうっちーか(笑)

いったい、何が変わったのか、自分にはよく分からない。実は何も変わっていないのかもしれない。しかし、今日の試合は見ていてストレスも無かったし、感動的ですらあった。結果的に勝ったからだけではない。何かが変わった。

内村にボールが納まることで、サイドの攻撃が生きたのかもしれない。古田のドリブルへの意識がパスだけサッカーから脱却させたのかもしれない。なんだか良く分からないが、今日の試合は見ていて気持ちよかった。

しかし、問題はこれを続けられるかどうかということ。次節の水戸戦で、またパスだけサッカーに戻ってしまっては意味が無い。次もホーム厚別。同じ気持ちのまま戦えるというのが利点になるだろう。

そして、我らがホーム、フクアリへ。待ってるよ。


[コンサ] 2011 J2第2節 札幌 - 北九州

2011-07-09 13:53:20 | コンサ
2011年 J2第2節 コンサドーレ札幌 0-0 ギラヴァンツ北九州 @スカパー録画


震災による影響で延期されていたホーム開幕戦。平日夜の開催と言うことで、恒例の仕事人ナイト発動。生ビール半額祭り。しかし、俺は仕事でひとり寂しくビデオを見たのであった。

さて、試合について今さらながら、思ったことなどをタラタラと。

この試合、いい試合だったと言う人と、ダメな試合だっと言う人が半々くらいなのだよな。結果から見れば、シュート数16本というのは合格、しかし、得点0というのは失格、と言う感じか。

自分としてはダメ派なのだよな。その理由は、成長が見られないこと。富山戦、栃木戦と、細かいパスで繋ぐよりも、大きな展開で崩すシーンが見られたのだけれど、今回はそれが見られず、パスサッカーならぬ、パスだけサッカーに戻ってしまった。後半は3バックになって放り込みサッカーを始めたが、それもワンパターンで、意図的な崩しは見られなかった。

シュート数16本というのも、後半の放り込みサッカーのおかげで、前半はいつものシュート撃て状態。しかも、そのシュートもことごとく枠の外といった有様。ホスンのナイスセーブは見たが、優也のナイスセーブはついぞ見られずだ。

こうやって見ると、石崎監督の理想とするサッカーは、華麗なパスサッカーであって、札幌が見せるパスだけサッカーをどうにかして乗り越えた先にあるのだろう。だから、少し調子が良いと、逆にパスだけサッカーに戻ってしまう。調子が悪いと、別なやり方を考えるので、パスだけサッカーから脱却する。そして、理想を目指して、またパスだけサッカーに戻ってしまうの繰り返し。

この無限ループを何とかしない限り、いつまでも成長が無いとしか見えないんだけど。どうにかして、石崎式パスサッカーを体現しなければならないのだが、それには選手の急激な成長が必要ということだが。

はたして、コンサドーレ札幌の、というより、試される大地、北海道に生まれたH.F.C.のスタイルとしてこのままでいいのかという疑問はある。キラ星のごときアカデミーの選手たちに期待するしかないのか。




さあ、なんとか愛媛戦前にアップできたぞ。