神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

天空の鏡に憧れて[16] 星空

2015-06-14 11:49:52 | ボリビア

今日も朝AM3:00に起床。AM4:00出発。もはや就寝というより、仮眠の連続。

AM1:00頃にトイレに起きたときにはまだ激しい雨音がしていたので、はっきり言って星空観測はあきらめていたのだけれど、ロビーに出て行くと、星空が見えるよとの声が。ドアを開けて外に出てみると、確かに空には、ホテルの明かりがありながらも、はっきりとわかる星々が点々と。

今回の旅はやはり、トラブルを超えたところに天国が。

早速、ローバーに分乗し、湖面へ。

しばらく走ったところで停止。ここが観測地点。満天の星空とはいえないまでも、空の半分以上は雲が切れて星が見えていた。

ちょっと露出を高めにすると月明りで雲が明るく写ってしまうという、星空撮影には厳しいコンディションだったけれども、肉眼で見れば充分な星空天国。

月には珍しいくらいに大きなカサがかかっていて、これも綺麗だ。

ドライバーさんがうまい位置に止めてくれたおかげで、他のグループから充分離れたところで、日の出の東側が見渡せる状況。

ここから星空撮影タイムなのだけれど、三脚+一眼でも写らない人続出。なぜか我々がプロ扱いで講釈することに。いや、いいんですけどね。それよりも、この星空を黙って見上げて楽しみませんか。

湖面は多少の波があるせいか、星空の映り具合はいまひとつ。明るい星がちらほらと湖面に映っているのが見える程度。

月ももう少し低ければ湖面に映るのだろうけれど、天頂近くにあるために、足元に映っているので写真には撮りづらい。

それでも、薄暗い夜明けの雲が湖面に映り、見上げた星空と空気の冷たさが異次元の世界に誘うような不思議な雰囲気はなんとも言えない。

そして、ついに日の出。今日もまた朝陽は濃い雲のちょうど向こう側だったけど、その周りで微妙に赤く色付く雲を見ることができた。

アングルがなかなかむずかしい上に、初めて借りて使った単焦点レンズの癖が良くわかっていないので苦戦。目で見たものを上回れる写真は撮れませんでした。残念。

さて、ドライバーさんの計らいで、塩のホテル宿泊組みでは最東端をゲットしたはずだったのに、どこから歩いてきたのか、謎の男が三脚をかついでわれわれの前に。添乗員さんが英語とスペイン語でそこをどいてくれと大声で頼んでいたのだけれど、言葉がわからないのか、自分じゃないと思っているのか、鼻歌って傍若無人。

実は、帰り際に声をかけられたのだけれど、最初は何語か良くわからなかった。たぶん、フランス語? 結局、英語で写真とってくれということだったので、相手のiPhoneでパチリ。もっとアップでとのリクエストにもう一度。いや、そんなにアップだとどこにいるかわからないないんじゃないか。

そして、最後にはフラミンゴの飛翔も激写。一瞬のことだったので、本当にフラミンゴかどうかも良くわかりませんが、ガイドさんいわく、フラミンゴだったとのこと。

湖面の見学はこれが最後だったので、集合写真を撮りながら、うだうだと時間延長。ツアーの面々は名残惜しそうに湖面を後にしたのだった。

 



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