小さな旅は続きます。 『青梅市美術館』を後に多摩川沿いをさらに上流へ。奥多摩湖、残雪の残る柳沢峠を越えて霧の中、甲府盆地へと下ります。 柳沢峠は舗装こそされているものの“柳沢はいやだよ”と民謡にうたわれるだけあってなかなかハードな長い峠です。 途中面白い場所も多くみかけながら、時間の関係で余裕がなく今回はドライブのみ。ちょっともったいなかったです。 そして到着したのは
ミレーの作品の収蔵で有名な『山梨県立美術館』です。 しかし、今回はミレーの観賞ではなく、こちら、
『日韓交流エコアート展』 知人の作家さんが出品されています。
この展覧会は“エコロジー”をテーマに環境問題のあり方についてアートを通して発信しようとするもので、今回の展示は“陶”と“紙”という自然と密接な素材を主体に制作を続けている日本(16名と1グループ)と韓国(8名)の作家による企画展です。 私も日頃から和紙や岩絵具といった自然素材を使っているのですが、正直、制作において“エコ”を意識したことはあまりありません。ちょっと考えさせられる展覧会でした。 こちらは残念ながら本日、4日まで、私もギリギリで行って来ました。