かまぼこ板絵の展覧会への搬入を無事終えることができましたが、いくら日帰りとはいえ、小田原まで来て、そのまま帰るのではちょっと・・・
車は“箱根”の山道をトロトロと登ります。
たどりついたのは、
森の中に囲まれたひとつの美術館。 『ポーラ美術館』です。
『ポーラ美術館』は箱根の仙石原に近い山の中にある美術館ですが、さすが化粧品メーカーの作った美術館、建物も内装もおしゃれで綺麗!
早速、レストランにて遅い昼食を (あれっ、作品は?)
おお、なんかリゾートっぽくなって来たぞ。
一息入れた後(パワーを回復したのだよ)、いよいよ展示コーナーへ
このポーラ美術館は化粧品メーカーである『ポーラ』さんが収集された内外の作品を中心に展示されていますが、今回はその中でも“日本画”の収集作品を特集。現在はその2期展です。(1期展6/8までは見逃してしまいました。)
その作品群は、横山大観に始まって、安田鞆彦、小林古径など明治の日本画を支えた作家たち、昭和に入って東山魁夷、高山辰夫、杉山寧の日展三山、さらに横山操から昨年惜しくも亡くなられました平山郁夫までと、日本画の近代史の中で中心となって活躍された作家がずらり、次々と登場し見応え十分。 一作ごとに「オオッ」とか「ウーッ」とか唸りながら(もちろん心の中でです)見てまいりました。 なかでも、日展を中心に活躍された杉山寧の作品の収集には力を入れられたようで、多くの作品がありました。
この展示は9/5までの開催です。 お早目に。