かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

アトリエの様子

2014-07-23 03:42:41 | アトリエ
勝山治実 展 『 ツガルさんづくし 』 は関内の 『 画廊楽 Ⅱ 』 さんにて順調にスタートすることができました。スタッフの皆様に感謝でございます。 昨日は梅雨も明け、今のところ天候にも恵まれています。ただ、暑さは益々厳しくなりそうです。お越し下さる場合はくれぐれも体調にお気をつけください。

さて、本日は普段あまり公開しないアトリエ ( 自宅の制作現場 ) のスナップを



二階に上がる階段の途中から部屋を見降ろしたところ。
壁に立てかけてある絵は今回の DM に使った作品。 床に寝かして制作中なのはその作品と対になる新作です。 
日本画の制作は油絵のようにイーゼルに立てかけて描くこともありますが、立てて描くと岩絵具が垂れて流れてしまいますので、一般的には床やテーブルなどに平面に置いて描きます。 ですから、大きな作品を制作する場合は立てたり、寝かせたりと重労働、なかなか大変です。 また、寝かせると画面の中央付近には手も届かないので、写真のように “ のりいた ” を作品の上に渡し、自身がその上に乗っかって描きます。
DM の作品の後ろに立てかけてある作品 ( パネル ) は過去に制作したものや、途中の作品。 描けば描くほど作品は増えて行きますので部屋がどんどんせまく ・・・ 作品の管理・保存も大問題ですね。
また、部屋は決して広くないので、 “ 引き ” が取れず、大きな作品だと遠くから見ることが出来ません。 ( 絵は遠くから見ると客観的に全体像をつかむことができます。 ) ですから、この写真のようにたまに階段の途中から覗いて全体像を見るようにしています。
こんなところで制作しています。
コメント
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