かっつん・あわー ~小さなアトリエにようこそ~

ヨコハマにある小さな絵画教室『あとりえカツヤマ』での生徒さんの作品や制作風景、自身の作品などを紹介しています。

つるし雛 はな

2016-02-26 01:34:51 | アトリエ
アトリエのこども教室での女の子たちの 『 つるし雛 』 作り。
あまりオリジナルなものばかりだとやっぱり “ らしく ” なくなってしまうので、
今日は伝統的なものを本やネットで色々調べてみて、これなら小学生でも
作れそうというものを若干アレンジを加えて作ってみました。 
ちょっと長いですが、まずはご覧あれ。



まずは円形に厚紙をカット、原型とします。



好きな布の上を原型の2倍くらいにカット、その上に乗せます。(2枚の布でも可) 
今回はおもて面に必ず乗せてください。
円形の横に小さな厚紙を乗せていることにご注目。
次の接着剤がつかない部分となります。



接着剤を型のまわりに塗ります。 最近新しく出た “ さいほう上手 ” を
使ってみました。
原型は内部に接着剤が付かなくする意味もあります。

 

半分に折りたたんで 布の上に置き、さらに布を被せて作品をサンドしたら



アイロンでジュジュっと20秒 布を接着します。
ここは本来ならば “ 手縫い ” の部分。 伝統的な製法ならば当然そちらです
が、そこは小学生。極力危険で時間のかかる縫う部分は少なくしたいと今回は
接着剤を試してみました。
これを邪道と言うか革新的と言うか ・・・



熱が退いたら余分な布をカット。場所が判らない場合は無理して切らなくても
なんとかなります。



布を接着していない部分から裏返して表にします。



こんな感じ。 ここは本来綺麗な円形になって欲しい部分ですが、
手縫いではないのでそこまで厳密には ・・・ 
でも今回はこれでもなんとか大丈夫。



空いた口から “ 綿 ” を詰めます。 少しパンパン気味に。
空いた口は縫って塞ぎます。 ここはさすがに手縫いで。



丸くなったら、布の色に合いそうな好きな色の糸を使い、中央の真下から
針を刺して真上に通します。



これを本体を分割するように繰り返します。 この時、少し形も修正できます。
最後にビーズをひとつ入れれば ・・・



『 はな 』 の完成です。 ちょっと歪んだけれどこのくらいなら OK かな ?

コメント
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