かまぼこ板絵の小さな美術展 ⑤

本日の“かまぼこ板絵”の紹介はアトリエで一番の低学年（幼稚園生）クラスから

まずはＨちゃんの作品

何やらピンク色のかわいい箱が…。　
ふたを開けてみると

『おべんとうばこ』でした。　でっかい卵焼きとごはん、ブロッコリーなどが入っています。

Ｈくんも開ける形式の作品です。

扉を開けると…

中に室内が、『にんじゃハウス』です。　階段を駆け上がる忍者が見えます。（見えちゃっていいのか？にんじゃ）

一方、年少さんのふたりは、そろって縦長の画面に、

左はＲちゃんの『はなび』、
右はＵちゃんの『うみとおうち』です。

かまぼこ板絵の小さな美術展 ④

かまぼこ板絵の展覧会への出品作、今日は平面的な作品をご紹介。
Ｋ・Ｔくんはかまぼこ板２枚をＴの字型に貼りつけ、その表・裏に２枚のイラストを描いてくれました。　表面は

『化石の発掘』　そして裏面は

『落ちた！』　どちらもＴ型をうまく生かした楽しいデザインです。

アイデアといえば、この作品も
ＭＡちゃんはかまぼこ板２枚をちょうつがいで繋げて本のように

木をゆらすと…

蜂の巣から蜂が…

追いかけられちゃいました。
『蜂の巣物語』です。　ちょっと絵がわかりにくかったのが残念ですが、高学年生らしい構成作品です。

こちらは小学１年生のＳＯくん

『ちびっこきょうりゅう』。かまぼこ板２枚をつなげて広くした画面にかわいい恐竜を描きました。

かまぼこ板絵の小さな美術展 ③

本日もこども教室から　かまぼこ板絵国際コンクール『小さな美術展』への出品作を３点ご紹介。　
小学生たちは立体を作るのが大好きです。

ＭＩちゃんは

『ひこうき』　かまぼこ板２枚を切断して組み立てました。　かまぼこ板は工作の素材としては、その材質も大きさも決してやりやすいものとは思えません。切断や削るときは見ているこっちがヒヤヒヤしますが、その心配をよそに皆さん器用に組み立てます。

Ｍくんもその“削る”作業を取り入れました。

『ビーバーの巣』　かまぼこ板２枚を並べて貼りつけ、その表面を彫刻等で削り、その“削りかす”を砂とボンドで固めて貼りつけ、ビーバーの巣とダムを作る　というとても凝った作品です。　水面が予想以上に濁ってしまい、下の削り跡が見えなくなってしまったのが残念。

Ｔ・Ｔくんは逆にとてもシンプルな狙いの一品です。

『ドミノたおし』　ドミノが倒れ始める一瞬を切断したかまぼこ板で表現しました。　もう少し長い距離を作れるとより楽しかったのでしょうが、なんせ小さなかまぼこ板、なかなか難しいですね。

かまぼこ板絵の小さな美術展 ②

かまぼこ板絵の小さな美術展に出品した作品から、こども教室の男の子たちの元気な作品をご紹介。
まずはＹＡくん。

『決めろ！シュート！』　かまぼこ板をサッカ―のフィールドに見立て、シュートシーンを表現しました。　人は紙粘土ですが、サッカ―ゴールはかまぼこ板を切断して作り、果物用のネットを貼りつけました。　

続いてはＨ・Ｎくん。

『オオワシ』　つばさを大きく広げた鳥の立派な姿を表現しました。　空を飛ばすのにバランスがなかなかとれず、接着に苦労した一品です。


こちらはＴ・Ｎくん。

『雷に光るドラゴン』　かまぼこ板を横にずらしてつなげ、長い龍を描きました。　写真ではわかりにくいですが、金色の絵具で光った感じを出しました。

かまぼこ板絵の小さな美術展 ① 表彰式

昨日、あいにくの雨模様の中、この夏に募集のあった『第14回かまぼこ板絵国際コンクール　小さな美術展』の表彰式が小田原の二宮神社　報徳会館にて行われ、私も行って参りました。
このコンクールは小田原の『鈴廣』さんが主催するもので、かまぼこの板に絵を描いたり、工作をしたりする楽しいものです。“あとりえカツヤマ”からも17名が参加し、うち３名が『特別賞』を頂きました。　また同時に出品者全員に展覧会の案内等が届けられたようです。

そこで、このブログでも今回出品された作品の中から、何点かを賞の有無に関係なく紹介して行きたいと思います。賞は7000点もの応募作品の中からほんの150点、賞以外にも楽しい作品があり、みんな頑張りましたから。

まず、本日紹介するのはＥさんの　『メタボおじさん』


おなかの部分を紙粘土などを使って盛り上げて描きました。 一発芸的な面白さで今回見事　『小田急百貨店町田店賞』　を受賞です。


裏面もしっかり描いてありますよ。

蝶の楽園

本日紹介する作品はアトリエ一般コースからＴ．Ｍさんの作品です。　大好きな蝶の舞う世界を自分で作った横長のキャンバスにアクリル絵具で描きました。　蝶は写真を参考にしましたが、全体の構成は実際にある風景ではなく、Ｔ．Ｍさんのイメージです。　何か引き込まれてしまうような幻想的な不思議な作品となりました。

犬と猫と

今日はアトリエの一般コースの生徒さんの作品から。　一般コースはこども教室と違ってひとつひとつの作品にかなり時間を使うことが多いため、このブログにもなかなかアップできません。　そにな中、先週末、続けて完成作が出たのでご紹介します。

まず、１点目は

ｎｉｍｏｍｏさんの模写作品です。　ｎｉｍｏｍｏさんはパステルを使った表現が多いのですが、今回はアクリル画。　パネルに直接ジェッソの下地を塗り、それを磨いてツルツルにした上から絵具で描いた彩色画です。主に面相筆を使って細密的に描きました。　ｎｉｍｏｍｏさんの作品と制作経過などは彼女のブログに出ています。是非ご覧ください。

２点目はまた明日・・・。

「ウメ子ォー！」

ここ小田原動物園は今日も遠足の子供たちでいっぱいです。

ちびっこたちは彼女のもとへ走り寄り、口ぐちに叫びます。

「ウメ子ォー！」

「ウ・メ・子ォー！！」

これに応えるやさしいウメ子。

 

年老いた彼女とこれからの子供たち。

彼女が生き、そして死んだこと。

もう二度とおとずれることのない　“いつもの風景”

 

神奈川県展。　多くの方にお越しいただきました。ありがとうございました。

牛乳パックの立体パズル ⑤

アトリエのこども教室での『牛乳パックで作る立体パズル』、他の生徒さんの中から何点かを紹介。　上のアップはＳＯくん、“水に棲む生き物”がテーマです。カエル、カメ、ペンギンなどを水彩で描きました。

こちら、珍しい“動物園バス”を特集してくれたのはＨ・Ｔくん、写真のサイバスの他、トラバスやパンダバスなどを図鑑で調べて描きました。　淡彩ですが明暗を上手に使って車の立体感が出せていますね。

 

ＭＡちゃんは好きなマンガのキャラクターを紹介するパズルです。通常キャラクターは課題的にＮＧですが、今回は手書きならばＯＫを出しました。他にもまだ制作中ですが、ポケモンキャラのパズルなどもあります。

牛乳パックの立体パズル ④

アトリエのこども教室での『牛乳パックを使った立体パズル課題』、今日の紹介はＴ・Ｎくん。　セミの羽化の様子を時間を追って表現した面白い作品です。

 

  

 

 

 

セミの幼虫が土の中から這い出し、殻を破って成虫へと変化、大空へと飛び立つまでが、映像作品のように立体パズルになりました。