おはようございます。8月30日月曜日です。広島は晴れ、今日も暑くなりそうです。地面に落ちた蝉は、この後、アリの餌となります。多くのアリが集まり、自分たちの巣へと持っていくと思われます。妙に「アリとキリギリス」の話を思い出しました。そうしていたら、昔、ウマオイという秋の虫が灯りを消した部屋の中に入ってきて、「チョンギ~~~ス」と鳴いていたことを思い出しました。当地では聞けません。公園の芝生ではバッタの仲間が見られるようになりました。
さて、相場です。先週金曜日のNY市場の動きは、パウエル議長の講演を受けて、株価は3市場ともに反発上昇しています。
パウエル議長の講演では、「ハト派」の内容となり、テーパリング開始は今年末と想定されるようになり、市場関係者の間では、安心感が出てきて、まずは利回りが低下してきたといいます。その結果、10年物債券の価格は上昇という動きに。
株価上昇、債券価格上昇、利回り低下という動きです。これはいずれ修正がかかるとみています。
パウエル講演で安心した投資家は、この後は、今週金曜日の雇用統計を待つようになると思われます。
この雇用統計結果が良いものとなれば、テーパリング開始時期が早まる可能性もあるという観測も出てきています。テーパリング開始時期については、多くは12月FOMCで開始を決めるだろうという見立てになっています。
今週はISM関連指標も出てきます。一つ一つの指標を確認しながら、相場は上下し、雇用統計を待つようになると思われます。
今朝7時過ぎに、本日日通し安値109.759円を付けています。これで、3MINを形成してきました。こうなると、本日の動きとしては、上へ行こうとするかもしれませんが、まだ上値は重く、下値突きをしながら、底値の堅さを確認しに来ると思われます。
チャートを観ると、4時間足の120HMAが相場を下支えしているような感があります。この時間軸で一目均衡表を見ると、18時頃に雲のねじれが生じています。欧州勢参加後に何か動きが出てくるのかもしれません。上へ抜けるのか、それともここでまた押し返されるのか、、、。
日足で見ると、一目均衡表の雲は、本日から7営業日の間、110.1円台で薄くなっています。ここを狙えば、雲の突破はできそうです。この意味からも、雇用統計が注目されます。
4時間足では、現在レートは109.856円付近ですが、これは雲の中に入っています。下限は、109.779円、上限は、109.957円。これも薄いところと思われ、本日の雲は、これからさらに薄くなってきます。
日足で相場を見ると、うろうろしているようですが、まだ崩れていないように思われます。
このような状況を見ると、金曜日の下押しは限定的なもので、押し目という警戒感もあるかもしれません。そうなると買い方が動きやすくなり、相場を引き上げる動きとなってくることも予想されそうです。しかし、前述のように、上値は重くなると想定していますので、ぐいぐいと上へ行くような相場ではないと思われます。
ここまでの動きを値幅で見ると、まだ下降値幅の方が大きい状態です。この状況から、反発するか、というように感じ始めるためには、109.937円を上抜いていく必要があります。4時間足の一目、雲上限がこの付近にあります。4時間足の20EMAは、109.940円付近、これも上値抵抗として機能しそうです。
4時間足で相場を見ると、8月11日から始まった下降は、8月16日に安値109.133円を付けて終わり、その後は、8月19日高値110.228円を付けてから下降し、8月24日安値109.412円まで押し、ここから8月27日高値110.267円を付け、今朝の安値109.759円でひとまず下押しを終えたか、押し目を作ったか、という判断も出てきそうです。これが下降入りしたとなるのは、8月24日安値を割り込んでからとなります。ここを割り込んでくると、8月16日安値を目標として動いてくるようになると思われます。
今のところは、押し目からの反発開始をまず考えますが、8月24日安値と27日高値でフィボを考えると、まだ半値押し程度です。61.8%押しまで到達していません。「もうか、それとも、まだか」を考えるところと思われます。109.69円付近までの下押しはあるかもしれない、などと思いながらチャートを観ているところです。
本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」は「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。
健太君の判定は、「買い」は、110.054円超、「売り」は、110.054円以下、「買い」は、109.810円以下の場合となっています。
FPVは、109.962円、R1は、110.146円、S1は、109.657円となっています。
間もなく、東京タイム開始です。株価指数先物は、27850円付近で取引中。200円程度先週末から上昇しているようです。株価は堅調に推移するか。
ドル円は、、、、。本日もよろしくお願いします。合掌
追伸 11時39分です。日経平均は上げ幅を縮小して前引け。月末ですから、利益確定売りが出たものと思われます。改めて買いが入ってくるのは来週以降からか、、。
ドル円は、下値が、109.702円まで来ました。まだ上値の重い展開と思われますが、109.720円で新たなロングを持っています。これはデイトレあるいはスキャル用の玉としています。早めの決済を計画中。決済めどは109.85円付近か。もし、この玉をスイングさせるとすると、110.13円付近が限度か、、と、、、思われます。
追伸 14時41分です。想定通り、上値は重い、、、。まだ安値突きに来そうなパターンではあります。下値突きに来るのは15時以降になるか。現時点でユーロを中心にしてドル・円を考えると、ドルは売られて円が買われている様子。この傾向がもうしばらく続くとなると、下値としては109.67円付近まで行くのかもしれません。今週前半は下げ傾向となり、週後半から反発傾向になる可能性もありそう。
時折、反発開始というようなシグナルが出てきますが、買い材料がありませんので、すぐ上値を押さえられて、消えてしまいます。そのような微妙なレベルということか、、。
追伸 16時28分です。本日保有したロングを先ほど、109.837円で決済しました。16時から欧州勢は買い上がってきましたので、まだ上へ行くのかもしれませんが、ほぼ6時寄付き値付近まで値を戻しましたので、決済した次第。リスクを取れれば、保有継続となりますが、別のロングも保有していますので、身軽になりました。欧州勢は、本日日通し高値を更新することはなく、これから下振れしてくることもあるかもしれません。チャートを観ると、現在レートの少し上にある、4時間足の一目雲が薄くなり、間もなくねじれたところになってきます。上抜けできるか、それとも押し戻されるか、という分岐点か。
追伸 19時12分です。本日は英国が休場ですので、欧州市場もあまり動かず、という状況のようです。EU離脱でロンドンの金融での地位は落ちるという見立てがありましたが、本日の欧州タイムでの動きを見ると、ロンドン勢不在により、ドル円相場は方向感が出てこないようです。
このような動きは時間調整の動きと類似しています。もしそうだとすると、この時間調整後、相場は動き出すことになります。その時の動きは、、、上か、、、、それとも、、、下か、、、。
1時間足でも、ささやかながら、買いシグナルが出てき始めています。まだ、弱いですけど、、。こうなると、押し目は買いか、、。