8月15日、日曜日です。最近、気になることの書き溜め。
① デルタ株やラムダ株の蔓延状態。これが相当、消費者の心理を冷やしている可能性が強い。米国も本邦も。
② この状況は、よほど、感染状況が改善しない限り、消費者心理は改善しない可能性が強そう。米国では約9600万人がワクチン未接種だという。米国ではワクチン接種を行うと100ドル支給という政策を行うらしい。米国では、ワクチン不要という思考の人が多く存在するようで、ワクチン普及のネックになっている様子。
③ そうなると、夏相場のレンジ取引とはいえ、下押しが強めになる可能性が出てくる。
④ 新たな底を求めて、突っ込んでくる可能性が高まりそう。
⑤ この推測が的中すると、8月4日安値108.720円と8月11日高値110.800円で動いているとの考えは目先的なものとなり、大きな循環での相場の動きは、まだ、今年新年早々の、1月6日安値102.591円と、7月23日高値110.593円の影響を受けながら、動いているのかもしれない。
⑥ そうなったときは、現在の下降傾向は、さらに継続し、上記の大きな循環での安値高値でフィボを考えて、38.2%押しで、108.25円付近、半値押しで、107.11円付近、というものを中心に据えて検討せざるを得ないのかもしれない。
⑦ 8月4日安値は、このフィボでは、まだ38.1%押しにも到達していない。来週の展開で下押しが始まると、多分そうなる可能性が高いと思うが、109.0円を目指す動きとなり、ここで止まらない場合、108.72円の安値突きに来る可能性がさらに高まりそう。
⑧ 日足のBB-2σや、800SMAの位置もそれを示しているかもしれない。また、金曜日の下押しで、このBB-2σが下方へ拡大しつつある動きになってきた。
⑨ 4月23日安値107.476円と7月19日安値109.069円を結ぶトレンドラインを延長すると、金曜日安値付近を通過している。ここで下支えできるかどうか、、、。弱そう、、、。
⑩ 以上の状況から、相場は、夏相場を形成しつつも、年末まで下降傾向を継続するようになる可能性も出てきそう。そうなると「戻り売り」が中心になる相場なのかもしれない。
追伸 22時13分 ②に補足追加。
⑩ 消費者心理が改善してくるまでは反発は困難か。しかし、企業決算は良好なものが多く、経済活動はコロナに負けず頑張っていると思うが、、、。
⑪ ジャクソンホール会合では、新たな視点は出てこないかもしれない。これよりも、9月3日に出てくる8月雇用統計の方が注目されているかもしれない。雇用と物価動向。さらに改善してくるかどうかチェックが必須になる。
⑫ そうこうしているうちに、9月10日MSQを迎えることとなり、9月第2週は、先物主導で相場が動いてくる可能性が高まりそう。米国の9月MSQ日は17日金曜日となる。これを迎えて夏相場は終わりということになり、新たな展開へのポジション構成が出てくる。ようやく相場へ新規資金が入ってくる可能性が高まる。
⑬ 昨年のデータでは、9月14日から下降傾向が如実になってきている。その後上下はするものの、メインストーリーは2021年1月6日安値へ向けて下降継続となっている。
⑭ 今年もそのようになるかどうかは、ワクチン接種の進行とコロナの終息状況によるか、、、。
⑮ 株式市場は活況さが出ていて、史上最高値更新を日々行っているような感じ。債券市場では、利回り低下傾向になっていて、これは債券価格上昇を示している。株高、債券高、利回り低下、という状況では、債券市場の動きが正しく、いずれ、株式は売られ始める可能性が高まりそう。